医者はなぜ、乳がんの「予防法」を教えないのか
この本と一緒に、抜粋した以下の引用文がFacebookでシェアされていました。

  "マンモグラィー検査は、X線レントゲンの340倍の放射線...。
  乳がんの抗がん剤『タモキシフェン』は子宮がんの副作用。
  肺がんの抗がん剤『イレッサ』は裁判で敗訴。
  発がん性の非常に高い疑いのある農薬『アストロクロール』。
  これら3点は全てイギリスのアストロゼネカ社の製造販売。

  そして、世界第3位の巨大製薬会社アストロゼネカ社が、
  『ピンクリボンキャンペーン』の最大のスポンサー。"

人体に対するリスクを作って金を稼ぎ、その解決策を求める人にハイリスクで有効性の低い検診を勧める。そして、発症診断がおりたら、同じく有効性が低く副作用リスクの高い抗がん剤を医者に投与させて儲ける。

こういった構図は、カゼをはじめさまざまな疾病で、もっと身近なところで起きています。私たちは被害者であると同時に加害者にもなっています。

例えば、スーパーのカウンターなどで、このような"人道的支援"ぽい運動を見たらどうしますか?

エコキャップ運動
「エコキャップ800コで、予防接種ポリオワクチン1人分です。あなたの優しさが世界の子どもたちを救っています。」
と書かれています。

私も過去に何度か、キャップではないけどワクチン接種のための寄付をしてきました。ワクチンの多くが免疫低下中の人体には危険なものであり、疾病の多くが実はビタミンを中心とする栄養で解決できることを知らなかったためです。

年末から米国の知人宅に滞在している間に、日本では入手しにくいポーリング博士やビタミン関連の本をアマゾンで取り寄せて、スーツケースに詰め込んで持って帰ったのですが…。


下段真ん中の、2008年に出版されたVITAMIN C: The Real Story(ビタミンC: 本当の話)の中に、ポリオのことが出てきます。

この本の著者のひとりであるSteve Hickey博士は、柳沢厚生医師が率いる点滴療法研究会の動画に出てきた、この人。現在のビタミンC研究の第一人者のひとり。


ポリオというのは、Poliomyelitis(ポリオミエリィティス)による感染症。脳や筋肉をつかさどる脊髄の灰白質をおかす恐ろしい病気で、小児麻痺(しょうにまひ)、急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん)を引き起こします。

実は、ポリオワクチンが開発されるより前に、ビタミンC投与でポリオ患者をすべて治していたという医師がいるのです。そしてその事は1940年代には論文として医学誌に掲載されていました。(参考文献を含む本書からの原文抜粋はこちら⇒Re: Polio and Frederick R. Klenner, M.D.


ポーリング博士にも影響を与えたひとり、Dr
フレデリック・クレナー (Frederick Klenner)というその医師は、40年もの間、臨床でビタミンCを治療に使い続け、1日あたりの投与量は300グラム(300,000mg)にのぼることもありました。

クレナー医師がビタミンCで完治させた病気は数限りないのですが、ポリオもそのひとつで、彼が診たポリオ患者は死亡したり後遺症に苦しんだ人がひとりも居なかったといいます。

クレナー医師の論文を読んだ、Dr Tom Levy医師[点滴療法研究会の動画にも登場]が2002年に書いた感想がまた衝撃的です。

”クレナー医師のポリオ患者に関する業績を知った時は、非常に驚いたし、自分が読んでいる内容に圧倒されてしまった…

ポリオがそれほどまでに簡単に治癒できるというのに、今も非常に多くの赤ん坊や子ども、そして大人たちが死に至ったり、助かったとしてもポリオウィルスによって永久に障害を抱えたまま生きている。この事実を知ることは受け入れがたいことである。”


しかも、Drクレナーは1948年のポリオ大流行のときに、自分のクリニックでどのように対処したかを1949年の米国医師会の年次総会で次のように報告していたのです。

「1948年のポリオ流行時に当医院(Reidsville)でどのような治療を行ったか興味を持たれるかもしれません。

私は過去7年間、72時間の間に大量のアスコルビン酸、つまりビタミンCを注射することで、ウィルス感染症を治療してきました。

ポリオ患者には24時間に合計6,000mgから20,000mgのビタミンCを投与することで、麻痺で苦しむ患者もなくなり、それ以上の症状で苦しんだり、ポリオが流行したりすることもなくなると考えます。」

この学会に出席した医師の誰ひとり、反応しなかったそうです。放射能に高濃度ビタミンCの点滴が効くと発表された2011年も同じですね。日本の医師会は点滴療法研究会からの手紙を黙殺しました。

実は、1950年代にはビタミンCの効能を調査するために、二重盲検が行われていました。70人のポリオに罹患した子どもの半数にビタミンCを投与し、残り半数にはプラセボ(疑似薬)を投与したのです。その結果、ビタミンC投与された子どもは全員完治し、プラセボ投与の子どもの20%は後遺症の障害が続きました。(なんと残酷な治験でしょうか…。)

しかし、この頃ちょうど、ポリオワクチンが開発されているところだったため、この治験結果は公表されなかったというのです。

多くの研究者や医師がビタミンCはウィルス性のすべての病気に対し、天然の抗生物質としての効果があることを発表している一方で、それに匹敵する物質はみつからないまま。未だにビタミンCはほとんどの医療現場では使われず、毎年、ポリオやウィルス性疾患で苦しむ人が出ています。そして、これはポリオの生ワクチンを使うために感染をひき起こし、わざわざ病気を作り出してしまうためであることも知られてきています。(先進国では栄養状態も改善し、ポリオが伝染していない土地で感染が起こっているわけです。)

ビタミンCの効力隠蔽には、医薬業界だけでなく、深刻な疾病への恐怖心が不可欠である保険業界の利権層からも膨大な圧力がかかるので、報道で正しく真実が伝えられることは稀です。

薬物投与より効果を発揮する栄養素は他にもたくさんありますが、ビタミンC(アスコルビン酸)ほど、その効力が高く、しかも不足しやすいものは他に例をみないのです。また、人体にとって不要な分は体外排出されてしまうため、最大許容量はまだ知られていません。

VITAMIN C: The Real Storyの謝辞の末尾で、著者らが書いていることからも、この研究がどれほど困難で勇気のいることであるかが伺われます。

”ビタミンCとオーソモレキュラー・メディスン(分子矯正医学)に関するこの本では、(とりあげた内容の)背景となるリサーチを行い世間の注目を維持させてきた人々に感謝する。…ここで名前を全て挙げるには多過ぎるが、ビタミンCの話を世間から完全に隠蔽されてしまわないように尽力してきてくれたことに、感謝している。”
(←クリックで拡大できます。)

大昔に特許切れとなって低価格で手に入るビタミンCが、どれほど人体に重要で安全かが知られると困る業界、それは、医療検査用機器や新薬特許のある医薬品が収入源となる業界でもあります。

ガンなどを引き起こす放射能による被ばくでも、医者や抗ガン剤に頼らず自分で予防や治療をしてしまう人が続出すると厄介なことになります。

高価な機器を使って検診を行ない、それを税金で賄えるように行政経由で住民を"無料"で受けさせ、放置しても自己回復できる可能性が高いガン細胞まで発見して、「早期」治療という名の元に、医師ら自身は絶対使わないという抗ガン剤を投与する。売り手が儲けるためにいったい如何ほどの命が奪われているのかと思います。