「松山千春『君のために作った歌』に思うこと~松山千春 全作品解説104~V1.5」S2359

 

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◇更新履歴

V1.0:2014.05.10 初稿

V1.1:2014.10.24 オリジナルとリテイクのレコーディングミュージシャンを追記

V1.2:2019.09.08 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替え及び、新規記事、歌詞、 所有アルバム画像を掲載

V1.3:2021.01.04 記事を追記

V1.5:2021.08.09 記事を追記

V1.6:2022.01.09 追記

 

■ 「君のために作った歌」 編曲者:青木望(オリジナル&リテイク)、但し、リテイクのコンダクターは、夏目一朗

オリジナル:1977年6月25日発売のファーストアルバム『君のために作った歌』のLP A面5曲目(CD5曲目/全12曲)

リテイク: 2006年5月31日リリースのアルバム『再生』のDISC2の4曲目

 

◇松山千春選曲ベストアルバム『季節の旅人~春・夏・秋・冬~』 DISC-(春)の6曲目/オリジナル

 


◇松山千春選曲ベストアルバム『松山千春の世界』 DISC-1の3曲目/オリジナル

 

◆所有収録CD・アルバム『君のために作った歌

◆所有収録アナログ・アルバム『君のために作った歌』

◆所有収録ミュージックテープ『かざぐるま』

 

◆レコーディングミュージシャン

○ オリジナル:アルバム『君のために作った歌』の参加ミュージャン 「君のために作った歌」のみのクレジットはなし

01. ドラム:宗台春男、渡嘉敷祐一
02. ギター(AG):金成良悟、石川鷹彦
03. ギター(EG):芳野藤丸
04. ベース:長岡通夫、後藤次利、高水健司
05. キーボード:大原繁仁、大谷和夫、栗林稔

 

○ リテイク

01. ドラム:小林勝彦
02. ギター(AG):丸山ももたろう
03. ギター(EG):好永立彦
04. ベース:河合徹三
05. ピアノ:加藤実
06. ストリングス:RUSH by TAKASHE KATO

07. プログラミング(打ち込み):中西進
08. シンセ:夏目一朗

 

◆2022.1.9 夢野旅人
2022.1.2、今年初めての放送となる「松山千春のON THE RADIO」で、

1曲目に「君のために作った歌」が、かかり2曲目に、「おいで僕のそばに」がかかりました。この順は、1977年の竹田さんが選曲、構成したファーストコンサートの一曲目と二曲目と同じです(詳細は、「おいで僕のそばに」のレビューを参照)。

 

◆2021.8.9 夢野旅人

1977年、北海道厚生年金会館での、はじめての有料コンサート

から44年、45回目となる8月8日のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」。

奇しくも8日は、2020東京オリンピックの閉会式ということで、オリンピックと、広島、長崎の原爆の話題が中心でしたが、デビューコンサートについてのリスナーメールを取り上げ、デビューコンサートの1曲目に歌った「君のために作った歌」と、「かざぐるま」、「旅立ち」が1月3日放送と同じく3曲、紹介されました。8月8日、そして、曲に関するコメントは取り立ててありませんでした。

 

 

◆2021.1.4 夢野旅人
デビュー45周年にあたる2021年、第一回目の放送となった1月3日の「松山千春 ON THE RADIO」。
松山千春は知っているけど、テレビにも出ないし、よくは知らないでラジオを聴いていただいている人達にと、自身の誕生から、フォーク音楽祭、竹田健二ディレクターとの出会いと別れ、デビュー、オールナイトニッポンの担当までをほぼ全編通して話した放送内容でした。

千春の曲は、「旅立ち」から始まり、「かざぐるま」、そして弾き語りの「君のために作った歌」、「季節の中で」の4曲かかりました。

 

デビューして、コンサートをやるようになって、ラジオは道外の新潟まで電波が届いてリクエストが内地からきた。

また、ファーストアルバム『君のために作った歌』をリリースした(要約)と語りながら、「君のために作った歌」を弾き語りで歌いました。

 

◆2019.9.8 夢野旅人

このデビューアルバムがリリースされてから42年。

タイトル曲である「君のために作った歌」。

自分にとってさした思い入れはなかっけれど42年が経過した今、響くフレーズ。

 

~いつまでも君がそばにいて 

いつまでもこの愛が続く様に 心を込めて歌うから~

 

この歌詞通り千春はずっと 愛を実践してきた。

ずっと変わらずに 胸いっぱいの愛を込め、歌ってきた。

 

この曲を聴きながら、思った。

心を込めて感謝と敬意を贈りたい気持ちでいっぱいです。 

 

◆2014.5.10 夢野旅人

よくYahoo!知恵袋などで「私にあうお薦めのミュージシャンやアルバムを教えてください」とか見ると思う。 好みを知る友人じゃあるまいし参考にならんだろろうと。

だったらさ、音楽雑誌の評論を読むとか、今の図書館はCDも充実していますからね、片っ端から聴いて自分の感性に合うものを見つければいいのにと思う。

何のリスクや手間暇なし、ネットで手軽に調べて手軽に楽しむものはさして、自分の血となり肉とはならないと、オジサンは思っちゃうわけですよ。

 

自分が小学生ころはラジオを中心に音楽を聴いていた。

中学、高校でオリコンを毎週チェックするようになり、気になるものは貸しレコード屋で片っ端から借りて聴いていた。

高校卒業後は、大手を振ってバイトできるようになったから、片っ端からレコードを買い捲った。

オリコンチャートの常連のミュージシャンの音楽は頭に入った。

 

それでも、自分の感性にあう新しいミュージシャンを見つけたいという思いが強かった。

音楽雑誌や情報に頼らず、レコード店に入ってジャケット見て買ったレコードは多々あった。

その中で、すぐに有名になったミュージシャン、売れたアルバムが尾崎豊の『17歳の地図』と渡辺美里の『eyes』だった。

 

 

そして絶対にメジャーになると思っていたのに売れなかったのが片桐麻美(アルバム『やわらかな心』)だった。

売れようが売れまいが、買ったCDが当たろうが外れようが、自分の感性で選んで買ったほうが面白いのになと思うわけです。

また前置きが長くなりましたが(実はこれが書きたかったりもする)、松山千春の「君のために作った歌」。

 

言わずと知れたファーストアルバムのタイトル曲である。

ラジオで、ファンのメールだったと思うが、「デビュー当時、レコード店で偶然手にしたアルバム『君のために作った歌』。 まつやまちはるという人は、知らないけれど、『君のために作った歌』とある。 この人は私のためにどうな歌を歌ってくれるのだろうと思って購入して、それから今でもファンです(要約)」という文章が読まれた。

 

それをきいて、このファンの感性は素敵だなと、またタイトルって大事だなと思った。

自分は「君のために作った歌」にさした思いれはない。

『ハロー!ミッドナイト(HELLO! MIDNIGHT)』に、三田寛子がリクエストして弾き語りで歌ったとき。

正直、もっとほかの歌をリクエストしてくれよと青二才は思ったものです。


無垢な男の純情ではあるものの「君が好きさ」同様、気恥ずかしさが先にたってしまうのです。

宇山基道がラジオで「君のために作った歌」を歌ったことがある。

実は自分。

彼が歌った「君のために作った歌」のほうが千春の歌声よりも琴線に触れたのです。

きっと彼の声や、まだ若くて未知数である彼に、この曲がマッチしていたからなのだと思うのです。

 

とはいえ、ファーストアルバムのタイトルナンバー。

ましてや、1977年の足寄でのファーストコンサートや、札幌厚生年金会館での初めての有料コンサートの一曲目である。 何より竹田さんが一曲目として選んでくれた曲である。

 

ある意味、デビュー曲の「旅立ち」と同じくらいの意味を持つ歌である。

この曲を一曲目に持ってきたコンサートは、
1990年に入り新たなスタートを切ったツアー『男達の唄』と、

2006年、デビュー30周年記念『再生』の最終日で、9年ぶりの北海道野外公演となった、いわみざわ公園野外音楽堂キタオンでの弾き語り、

2010年の「東京厚生年金会館ファイナル ファイナリスト松山千春」での弾き語り。


そして震災がなければデビュー35周年イヤーとなっていたであろう2011年秋『愛の歌』で、1977年と同じく弾き語りで歌われた。

 

「君のために作った歌」を、一曲目に歌われると、おっと身構えます。

そんな歌なのです。

 

ちなみにこの記事を書くにあたって前述の『ハロー!ミッドナイト(HELLO! MIDNIGHT)』、三田寛子がゲストの回を久しぶりに見ました。

 

女性のタイプとして、まったく興味のなかった三田寛子がめちゃめちゃ可愛く感じた。

年をとると、悲しいかなハードルが下がるのか、現実を知ったのか、みんな可愛く思えてしまうのね・・・。

 

もとい。

 

千春の軽々と歌っているように見える松山千春29歳の「君のために作った歌」。

素直にいいなと思ったわけです。

 

歌詞

何気なく口ずさむ 唄だけど
せめて君には ほめてもらいたい
心をこめて 歌うから  もう一度 歌うから 
こんなに君のこと  好きなのに 恥かしくて 
口に出せない 僕さ 
だから この唄 歌うんだ 君のため 作った唄 

いつまでも 君が そばにいて 
いつまでも この愛が 続く様に 
心をこめて歌うから  もう一度 歌うから 
こんなに 君のこと  好きなのに 恥かしくて 
口に出せない 僕さ だから この唄 歌うんだ
 
君のため 作った唄 
君のため 作った唄 
君のため 作った唄

 

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1977-1980 インデックス1

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