「松山千春 『おいで僕のそばに』に思うこと~松山千春 全作品解説411~」S3420

 

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◇更新履歴
V1.0:2015.11.21 初稿

V1.1:2020.10.07 追記、是正、リンク未処理

V1.2:2022.01.09 追記、是正

■ 「おいで僕のそばに」 編曲者:清須邦義
1979年5月21日リリースのアルバム 『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』のA面4曲目、(CD4曲目/全10曲)に収録


◆レコーディングミュージシャン(後日、追記 < 一部のミュージャンの日本語変換できず>楽曲個別ではなく、アルバム『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』全体のクレジット)

01. ドラム:鈴木正夫
02. ギター(AG):清須邦義、松山千春
03. ギター(EG):沢健
04. ベース:松本英二
05. キーボード:大原茂仁
06. パーカッション:斉藤不二男

 

◆所有収録CD・アルバム




◆所有収録アナログ・アルバム

◆所有収録ミュージックテープ・アルバム

 

◆2022.1.9 夢野旅人
2022.1.2、今年初めての放送となる「松山千春のON THE RADIO」で、

1曲目に「君のために作った歌」が、かかり2曲目に、「おいで僕のそばに」がかかりました。この順は、1977年の竹田さんが選曲、構成したファーストコンサートの一曲目と二曲目と同じです(下記参照)。

 

◆2020.10.7 夢野旅人
2020.10.4放送の「松山千春のON THE RADIO」の2曲目に、「おいで僕のそばに」が弾き語りで歌われました。

この日の放送はアルバム『空を飛ぶ鳥のように 野を駈ける風のように』からアルバムタイトル曲、「酔っています」、「生きがい」、そして弾き語り「おいで僕のそばに」の4曲が選曲、オンエアされました。


◆2015.11.21 夢野旅人

収録は79年5月の4枚目のアルバムであるが、すでに77年3月の足寄でのワンマンコンサート

で歌われている。

 

同年、8月8日、初の有料ワンマンコンサートで、

一曲目の「君のために作った歌」に続いてこの唄が歌われている。

 

千春が唯一、選曲、構成を、すべて他人に委ねたコンサート。

もちろん、委ねた相手は竹田健二ディレクターである。

 

その後、この曲は80年春に弾き語りでレギュラー、79年春、84年春、87年秋などでイレギュラーで歌われていた。

 

長渕剛「おいで僕のそばに」、徳永英明「僕のそばに」。

類似したタイトル、テーマで、他のシンカーソングライターたちも曲を書き歌っている。

 

千春の「おいで僕のそばに」は、アルバムA面のテーマである「都会の夜」に沿って収録された。

でも、自分はピンとこなかった。

 

徳永英明の「僕のそばに」のほうがはるかに都会的かつ洗練された大人の恋の雰囲気が漂う。

 

千春が書いたのは21歳の頃なので、仕方ないのだが蒼いテイスト。

自分としては、好きな部類の唄ではなかった。

ライブで聞いても、感動や感慨はなかった。

 

初めてフルバンドで演奏されたのが、90年秋。

「君のために作った歌」に続けて歌われたのがこの唄。

オープニング2曲といえど、デビュー15周年を目前に、竹田さんが並べた曲順どおり。

感慨にふけらないはずがなかった。

 

2010年。

「東京厚生年金会館ファイナル ファイナリスト松山千春」においても、初めて同所の小ホールに立ったステージとまったく同じオープニング。

今度は、上記2曲の弾き語りだった。

これも感慨深かった。

ただ、曲に感動したわけではない。

 

話は逸れるがデビュー30周年の2006年春。

本編一部前半で弾き語りで歌われた。

2006年の資料が旅に出ているので、未確認だが、たしか4本目の福岡公演(もしくは広島)。

 

~君の涙は みたくない 君の笑顔が 好きだから~
のフレーズを間違えるが、
~僕の笑顔が 好きだから~と、ただでは転ばない千春が愛くるしかった。

 

35周年の2012年8月。

十勝の前日、友人たちと足寄へ行った。

 

あしょろ庵に行ったとき。

店のスピーカー代わりの拡声器から偶然、流れてきたのが「おいで僕のそばに」だった。

 

高性能なステレオシステムでもなく、生歌でもない。

拡声器である。

なのに、そのとき初めてこの曲に感動した。

 

明日のイベントの期待感、昂揚感も入り混じっていとはいえ、

そう感じたのは僕だけではなく、友人も同様だった。

以前、ハワイで飲んだスイートワインが絶品で、日本に持ち帰って友人たちと封を開けた。

 

が、日本で飲むと、甘すぎて美味くなかった。

現地の気候で飲んだから絶品だったのだろう。

それに似た感覚だった。

 

歌も生まれ故郷で聞くと、まったく違った味わいとなると思った一曲です。

 

◆歌詞

おいで僕の  僕のそばに

おいで僕の  僕のそばに

君の涙は見たくない

君の笑顔が好きだから

おいで僕の  僕のそばに

おいで僕の  僕のそばに

 

おいで僕の  僕の胸に

おいで僕の  僕の胸に

君が涙を流すなら

僕の胸でお泣きよ

おいで僕の  僕の胸に

おいで僕の  僕の胸に

 

おいで僕の  僕のベッドに

おいで僕の  僕のベッドに

君を愛することならば

僕は誰にも負けないよ

おいで僕の  僕のベッドに

おいで僕の  僕のベッドに

 

君を愛することならば

僕は誰にも負けないよ

おいで僕の  僕のそばに

おいで僕の  僕のそばに

僕のそばに

 

 
   
 
 
 
 

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1977-1980 インデックス1

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