「1986年5月10日(土) 松山千春 『あなたが僕を捜す時』 日比谷野外音楽堂 ツアー初日」S3498

 

松山千春 DATA BESE 総合TOP PAGE NF   

アーティスト別 LIVE DATA BESE 総合TOP PAGE NF 

 

◇更新履歴

V1.0:2010.5.10 初稿
V1.1:2016.1.06 記事を追加

V1.2:2018.4.26 記事その1とその2を統合と是正  

V1.3:2022.4.24 是正

 

画像は2016年8月7日 甲斐バンドの会場風景

 

■1986年5月10日(土) 松山千春 『あなたが僕を捜す時』 日比谷野外音楽堂 ツアー初日

◇チケット半券画像(後日掲載)

 

◆ミュージシャン

PRIME TIME・A  

01. ギター(AG):丸山政幸(05) 

02. ギター(EG):角田順(05) 

03. ベース:渡辺茂(05) 

04. ドラムス: 見砂和照() 

05. キーボード(S):有坂秀一(05) 

06. キーボード(P):林政宏05) 

07. サックス:後藤輝夫(02)

*渡辺茂が体調不良なため5/17までユウキが代役を務めた。


◆2016.1.6 夢野旅人

昨夜、1986年5月17日深夜に放送したラジオ松山千春 スターダストタイム」。

この番組はSTVラジオで毎週土曜深夜からの生放送でした。

 

5月10日から東京・日比谷野音でツアーがスタート。関東を回り、17日再度、野音でライブを行い翌日札幌に戻るというスケジュール。

一週間、千春は東京にいて、この日はラジオ関東のスタジオから放送している。

 

あのころ、東京でも深夜なら微かながらSTVラジオの電波を拾えた。

17日のライブ後、冷めやらぬなかで雑音交じりでリアルタイムで聞いていた。

 

昨夜聞いたのは、後日友人が贈ってくれたもの。後半に、STVの北口ディレクターが録音した10日のコンサートの模様が流されている。

 

曲は、「野良犬」と「SHINNING-シャイニング」、「オホーツクの海」。

声に張りがあって一瞬にひきこまれた。

 

「野良犬」は、打ち込みのリズムパターンの再生に合わせてプレイヤーが生の音を重ねていたと思う。 ほか2曲もサックスが入っていた。


1985年秋「残照」のイントロ、1986年秋「浜辺」など、同ツアー前後のサックスの後藤氏のプレーは記憶に残っているが、同ツアーにおいてそれがない。

そのためサックスレスだと思い込んでいた。

 

どこかで記憶が書き換わったのだろう。

夏のイベントと勘違いしていたのかな。

いやだなと。

 

で、ツアーの初日である、アルバム『あなたが僕を捜す時』の、

発売日でもある10日の日比谷野音。

 

84年から2年ぶり、

3度目となる野音公演。アルバム発売日&ツアー初日、そして野音。当時はさして感じなかったが、今思えば贅沢なシチュエーションでした。

 

以下が、当時のメモの箇条書き。

・テーマは「情熱」。どれだけ「情熱」を注ぎ込んで生きられるか。

尾崎紅葉が、百科事典を買いに行ったエピソード。ブリタニカがほしかったが品切れ、センチュリーを買おうとする彼。友人が「2か月後にブリタニカは入荷するらしい。それまで待ってみれば」と言うと、「自分は余命3か月と言われている。 たとえ2か月でも勉強していたい」

 

・長女が生まれて初めてのツアー。

・客席にいた大相撲の保志(後に北勝海、八角部屋)を紹介する。彼の激励会で、千春が歌う「人生劇場」で母親が躍っている場面が写真週刊誌・フォーカスに載った話。

 

・楽屋にはラリー須永、山本コータロー、コンサートを控えた京本政樹、鈴木宗男が訪れていた。

 

・阿部壽美雄の1500ヘクタールの畑を借りて紅イモを育て、秋に収穫してコンサートで販売したいと語っている。(これが千春ちゃん芋となる)

と、あります。

ラジオの音源を聞いて改めて思ったのは、エレキギターの音をかなり歪ませている。

 

あのツアーでの「愛を奏で」や「愛を贈る」などのナンバーが印象的だったのは、千春の張りのあるヴォーカル力のほか、エレキギターやサウンドの音色が求めていた音と合致していたように思える。

 

また「悪い夢」の

角田順のハーモニカは今でも目に焼き付いるし、全曲といっていいほど、千春の歌声が演奏が、東京の青空に、夜空に吸い込まれていく感は、日比谷野外音楽堂ならで気持ちよかった。

 

野外という演出以上のものはないと思う。

 

だけどアンコール6曲、全19曲。
この時期、東京と名古屋はフルコーラス20曲以上は当たり前だった頃。

ゆえに興奮、高揚、熱狂しているのだけど、もう終わりか・・・と、物足りなく感じていた。

 

これも今思えば贅沢でした。


それと、他の記事で何度か書いていますが、今ならばラストの「星空」は、

 

グッとくるのだけど、あのころはアッパーなナンバーを欲していました。

 

本編の「あなたが僕を捜す時」の歌唱と絶叫は圧巻でした。

そういったら全てとなってしまいますが、タイムリープして再度見て現在の自分がどう感じるのか確かめたいツアーのひとつです。

 

◆2010.5.6 「1986年5月10日野音と、有楽町『ずうっと一緒』」夢野旅人

関東は汗ばむ陽気です。

今日は松山千春コンサートツアー2010 『ずうっと一緒』東京国際フォーラムの初日です。

都下はのぞいて東京公演 がツアー前半に開催されるのは、あまりなく不思議な感じです。

 

フォーラムは有楽町。

有楽町といえば、ニッポン放送旧スタジオ、銀河スタジオ、帝国ホテル、そして日比谷野外音楽堂。

 

1986年。

アルバム『あなたが僕を捜す時』の発売日の5月10日。

ツアー初日が日比谷野音でした。

久しぶりに野音で観たい。

 

このツアーのテーマは「情熱」。

本編ラストの「あなたが僕を捜す時」の熱唱と絶叫。

「愛を奏で」の突き抜けた音の広がり。

千春の歌声が都会の空にとけていきました。

 

今日は適当に切り上げ、有楽町に向かいます。

 

■セットリスト

01. 野良犬

02. 星屑の歌

03. もう一度

04. あなたへの愛

05. 優しい風

06. SHINNING-シャイニング

07. 悪い夢

--インストルメンタル---

08. Sing a Song

09. 東へ向かう

10. オホーツクの海

11. 今日限り

12. 勇気

13. あなたが僕を捜す時

---encore01---

14. 愛を奏で

15. ロンリー・ナイト

16. 眠れない

---encore02---

17. 愛を贈る

18. 長い夜

---encore03---

19. 星空

 

---

 

 

フォローしてね…

◼️N現在、以下の検索ランキングにエントリーしています。
よかったら、アクセスして頂けると嬉しいです。

一日一回、ライキングポイントが加算されます。
よろしくお願いいたします。
  
  にほんブログ村     
     

アーティスト・グループ(音楽) ブログランキングへ 
---------------------
YUMENO BLOG ~愛のうた:愛した季節の薫り  From the 1960s to 2020s Music Diary notebook~ 夢野旅人