「松山千春 『愛にまぎれて』に思うこと~松山千春 全作品解説313~」S3101/R


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◇更新履歴

V1.0:2015.7.8 初稿

■ 「愛にまぎれて」 編曲者:幾見雅博
1982年5月21日発売のアルバム『大いなる愛よ夢よ』のLP A面3曲目(CD 3曲目/全10曲)。

◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ギター(AG):
02. ドラム:
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. ストリングス:
07. コーラス:


◆2015.7.8 夢野旅人

「門出」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12047995783.html と重複するが、アルバム『大いなる愛よ夢よ』から、新たに編曲者が3名が加わった。

笛吹利明、松原正樹、幾見雅博。 

全員、ギターリストである。


10曲中、キーボードの大原茂人の編曲が3曲。

残りが彼らの編曲である。


幾見雅博(1949年2月20日生まれ/静岡県出身)。

これまで千春の曲を2曲編曲している。

~幾見ちゃんのアレンジでこんな曲もできました~

真駒内でそう紹介した「夜よ泣かないで」と、この「愛にまぎれて」である。


彼は、フュージョン(ジャズを基調にロックやラテン音楽などを融合させた音楽)系のギターリスト。

千春の83年秋のツアーのギター(EG)は、彼がサポート。

同年、彼はアルバム『ULAYASU』(インスト作品/下記参照)をリリースした。


メンバー紹介のとき。


「彼は浦安(東京ディズニーランドのある千葉県)に家を買った。

で、嬉しくなってアルバムタイトルを『ULAYASU』にした。

それじゃ、さわりを」と、収録曲である「SAY MY LOVE」をバンドで演奏している。

そんな彼が編曲した「愛にまぎれて」。


初披露は、1982年1月1日に放送されたラジオ「松山千春 起承転結」(録音)。

「サンバ」や「LOVE」「はまなす」とともに弾き語りで歌われている。


ライブでの初演は、真駒内でのステージの一か月前。

6月27日に積丹郡美国小学校体育館での「ロマンの碑」の歌碑記念ライブ。

「夜よ泣かないで」や「サンバ」などとの曲とともに歌わた。


ツアーでは、82年秋と85年春でレギュラーで歌われている。

黄昏の街角で抱きあい、
男のくわえ煙草に火をつけた、
ただ、それだけのことで女は幸せになったと笑う。

流されるまま流れている二人だけど、
二人でいるから淋しくないと歌う。
この愛にすがりつく二人。
たとえ、ふたりの今が、明日に、雨が降ろうとも、
昨日に戻りたくないと歌う。

そして、
このまま愛にまぎれて生きていくと結ばれている。

どんな事情があろうが、人に何を云われようが、
倫理道徳にとらわれずに、好きなら一緒にいればいいじゃないか。

松山千春の恋愛観、ど真ん中な唄である。
「ひとりじめ」あたりから、刹那に生きる愛の唄が増えてきた。

そして、刹那とともに、
背徳感もが作品に漂い始めたのはこの時期ぐらいからだろうか。

千春の婚約、入籍以降、その傾向は強まっていく。
自分の中で、「愛にまぎれて」と、90年代までの「バラード」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11830277966.html とが繋がるのです。

■『ULAYASU』 幾見雅博 収録曲
(A面)
1. SAY MY LOVE
2. URAYASU SEAWIND
3. SUNSET BLVD
4. MORNING BREEZE ~DAYLIGTH
(B面)
5. CORAL ISLAND
6. GOODBY TO THE BLUES
7. AREA CODE 0473
8. ANGEL IS SLEEPIN'

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