「松山千春 『帰り道』に思うこと~松山千春 全作品解説234~」S2867 

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.03.30 初稿
V1.1:2015.04.23 編曲者、ミュージシャンを追記
V1.2:2015.10.12 メッセージを記事に掲載

V1.3:2022.02.18 追記 

V1.5:2022.07.03 追記 


■「帰り道」編曲者:澤近泰輔 <4:45>

2015年4月22日発売のアルバム『伝えなけりゃ』の9曲目(全10曲)

 

◆レコーディングミュージシャン
01. ドラム:大久保敦夫
02. ギター(AG):西野孝
03. ギター(EG):狩野良昭
04. ベース:恵美直也
05. ストリングス:クラッシャー木村ストリングス
06. ピアノ:澤近泰輔

 

所有CD画像

 

◆2022.7.3 夢野旅人

2022年春のツアー後半、名古屋二日目と札幌、ツアー最終日の2公演のみオオラスで「帰り道」が歌われました。

 

 

 

名古屋二日目で自分は観ましたが、近年稀にみるアンコールでの疾走感と、

そのあとラストに歌われた「帰り道」は文句なく、この先忘れることのない絶品なシーンでした。

 

あの日、千春が伝えたかったフレーズは、

♪めぐり会う人は全て いい人達だと思う ♪

この歌詞を歌うその際、客席に手で、お前達の事だぞとジェスチャーを交えた。

 

春のコンサートはそんな千春の感謝の気持ちが溢れていたツアーでした。

 

ツアー終了直後の7月3日放送「松山千春ON THE RADIO」。

春のツアーの一曲目で歌ったと語り、番組の1曲目に「流れ星」がかかり、

 

♪涙こらえて 帰ろう 嘘いつわりはなかった 

涙こらえて 帰ろう 恵まれているのだろう♪

 

ラストに、千春の感謝の気持ちなのでしょう。「帰り道」がかかりました。

 

 

 

 

◆2022.2.18 夢野旅人

1986年以来32年ぶりとなる松山千春野音でのコンサートは、開催3日(2018.7.13)前に、まさかの酷暑猛暑の理由で中止になりました。

中止となったきっかけは、11日千春が大阪での暑さを体験。

そして中止の判断に至った。

 

当時も今でも、その判断を自分は受け入れらないでいる。全ては東京、現地に来て判断すべきだったと思う。

実際、野音で行われていた14日、15日のライヴを外で、そして16日、午後から夜まで野音で過ごしたが、何ら問題はなかった。

結果論ではなく、野音は立地条件的に他の野外に比べて過ごしやすい。そのことを、東京のイベンターが知らないはずがない。

 

ま、別に今さら責めるつもりなど毛頭ないが、「帰り道」を思うとき。どうしても、そこは触れないと先にいかないので、申し訳ないです。

 

で、中止になる前から、野音での本編ラストないし、大ラスは「帰り道」だと思っていたし、15日前日、公演日だった16日当日の日比谷公園、そして帰り道にずっときこえていたのは「帰り道」でした。

 

千春は、この野音のセットリストについてふれてはいません。

ただ一曲、秋のツアーで「ひまわり」は野音で歌うつもりだったと話しています。

 

ま、きっと秋の一曲目に歌われた「On the Radio」が、野音でも一曲目だったのだと思います。そして本編ラストで歌われた「帰り道」が、きっと、野音での大ラスのナンバーだった思います。

 

もしも、確かめられるなら予定されていた野音のセットリストを知りたいですが、永遠に幻という意味では、知らないほうがいいかな、なんて思います。

 

2015年春、母を亡くして間もないころの帰り道と、2018年、野音が行われる日だった帰り道にきこえた、口ずさんだ「帰り道」は生涯忘れることはないと思います。

 

◆2015.10.11 hsawaさん・虹野かなたさん
先日また自分の好きな松山の歌(多くはここ数年の曲)を14曲集めてCDを作り、そのなかに『帰り道』も入れました。 


ここ数ヶ月、職場の人間関係で様々なことがあり、一緒に登ってきた仲間に梯子を外されるような思いにかられる出来事がたくさんありました。それらを通してまず自省しつつも、やるせない孤独感、脱力感が押し寄せてきます。 そんな中で聴く「帰り道」は心に染み渡り、また一歩踏み出そうとする力が湧いてきます。


ここまでいろいろあったし、成し遂げてきたけど、決して自分のためではなかった。そのことは「嘘偽りはなかった」と思います。そしてこの孤独感のなかでも自分を支えるのは「夢」であったり「風」(自分を取り巻く環境、人々)であることも間違いないと再確認します。「夢よ 夢よ 抱きしめてくれないか 僕は僕はそれなりに生きている」と思うわけです。


「星空を仰げば 星たちは滲んで ささやかな私の一日の終わりに」と歌う『星空』と心情的にはシンクロしながら、「また今からだな」と自身を鼓舞しています。 


◆2015.3.30 夢野旅人

コロムビアのHPで、アルバム『伝えなけりゃ』の収録曲タイトルをみたとき。

スケールのある歌が置かれることの多い3曲目「春は来る」と、「終結」、「帰り道」というタイトルがきになった。

 

特に、「帰り道」というタイトルが気になっていた。

 

見慣れた風景、歩き慣れた帰り道は、遠い愛や想い出が心に映し出されることが多々ある。

ふと涙ぐんでいる自分に気付くときがある。

 

昨日(29日)のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」。

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次に聴いていただきます「帰り道」という曲なんですけど、

アレンジもいいんですけど、ギター一本で歌っていると、この曲作ってよかったと感じる曲なんです。

ホントは、(アルバムタイトル)『伝えなけりゃ』ではなく『帰り道』というタイトルでもよかったと思った。

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と、話してくれてこの曲が流れました。

イントロが奏でられ、

~涙こらえて 帰ろう~と、千春の声がきこえただけで、涙があふれた。

タイトルでイメージしていた通りの内容と楽曲の仕上がり。


何より、まるで、ここ数週間の自分の想いを歌ってくれているかのようだった。

優しく心を、包み込むような歌声。

こんな曲をずっと待っていた。
 

そう思えるようなラブ・メッセージソングでした。

 

◆歌詞

涙こらえて帰ろう ごらん輝く星達

何ひとつ変わりのない 一日をまた送った

涙こらえて帰ろう 明日という日に向かって

なぐさめの言葉もなく 見上げると流れ星だ

 

夢よ 夢よ 抱きしめてくれないか

僕は 僕は それなりに生きている

涙こらえて 帰ろう 嘘いつわりはなかった 

 

涙こらえて 帰ろう 風が心を支える 

めぐり会う人は全て いい人達だと思う 

 

夢よ 夢よ 抱きしめて くれないか 

僕は 僕は それなりに 生きている 

 

涙こらえて 帰ろう 嘘いつわりはなかった 

涙こらえて 帰ろう 恵まれているのだろう

   

◆K. 松山千春全作品に思うこと~全作品解説2010-2019 インデックス11

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