「松山千春 『粉雪』に思うこと~松山千春 全作品解説206~」S2825

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.02.07 初稿
V1.1:2015.02.08 文章を一部修正
V1.2:2015.12.28 記事の追加(ツアー終了につきアメンバー記事と統合)

V1.3:2022.02.13 歌詞の追記等

V1.5:2022.02.13 追記

V1.6:2022.02.20 千春のコメントを追記


■「粉雪」 編曲者:林政宏
1984年10月21日発売の18枚目のアナログシングル「男と女」のカップリング

 

◇松山千春選曲コレクションアルバム『思い出』DISC1-の9曲目

 

◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--

 

◆アナログレコード



◆2022.2.13 夢野旅人

2022年1月2日放送「松山千春ON THE RADIO」。

一曲目に猫の「雪」がかかり、2曲目から粉雪のタイトルで、南こうせつ、レミオロメンの「粉雪」が、かかり、ラストに千春の「粉雪」がかかりました。

 

--放送でのコメント--

今回、あのぅ雪、ま、粉雪、粉雪。粉雪は結構の人間がね、タイトルとして歌ってるわけでありますけどね。やっぱり、こうせつとレミオロメンと、ほいで最後に、ま、聴いていただく俺のね、松山千春の「粉雪」。ま、それぞれ曲調が違うって言うかな、何ていうんでしょうかね、人間性というかな。 

 

俺の「粉雪」は、どっちかと言うと暗いもんな。ね、なんなんだべな。俺そんなに暗い男じゃないのにさ。なんかいざ曲を作るとなるとな、ぐっとこれ、暗くなるんだよな。 ま、とにかく、足腰もう少しな、頑張って練習して「うん?元、わかったかお前、ね。俺についてこい、な」と言ってみたいわな。もうヨレヨレなんだからな。たまらんわな。 

 

ま、皆さんも、家の中にいることが多いという方が大半だと思いますけどね、足腰はちょっとなんとかな、しといたほうがいいと思いますよ。 いざという時にね、必要になりますからね。 どうぞ、コロナ、そして風邪などにね、かからないよう頑張ってください。 

 

松山千春「粉雪」

 

◆2015.12.28(12.6)夢野旅人

2015年秋、11月2日の函館のアンコールで久しぶりに歌われた。この歌が歌われたのは函館と札幌の2回。


レビューと重複するが、ライブでの初演は、テレビ「ハロー!ミッドナイト(HELLO! MIDNIGHT)」の望年会スタジオライブ。

その他では、1987年2月13日の札幌国際スキー場、

1987年秋(京都会館)と1991年秋(松山市民会館)など数回程度しか歌われていない。

 

1991年の松山公演は弾き語りと思われる。

その日から数えると、24年ぶりに歌われました。

 

当時は、カラーが暗く重く感じて、正直、さほどライブで聞きたい歌ではなかったです。

 

たけど、最近、懐かしさでもなくレアだからではなくて、年を重ねて、聞きたくなっていた一曲でした。今回のツアーで心残りは、この「粉雪」が聞けなかったことです。

◆夢野旅人 2015.2.7(2015.2.8 修正) 

最近のテレビドラマ。

主題歌もドラマのラストシーンに挿入歌のように使われるケースが多い。

 

昔のように、オープニングに主題歌が、

エンディングに副主題歌が、ドラマのシーンと切り離されて流れることはなくなった。

 

ニューズレコード在籍最後のアナログシングル「男と女/粉雪」。

1984年10月28日から放送が開始されたドラマ「私鉄沿線97分署」(テレビ朝日系列)で2曲とも起用された。

主題歌としてA面である「男と女」がオープニングで、エンディングにB面の「粉雪」が流れた。

 

「私鉄沿線97分署」について、Wikipediaでは、

-----

東京都多摩地域西部、「多摩川市」を管轄として「田園プラザ」に庁舎を新設された所轄警察署「第97分署」を舞台にした刑事ドラマ。 

 

そのため、オープニング映像は、たまプラーザ駅前の東急百貨店近辺の風景。

エンディング映像は、東急田園都市線・二子玉川園駅(現:二子玉川駅)から二子新地駅にかけての前面展望で、すれ違い列車として、現在は東急線から姿を消した初代東急6000系電車、営団8000系電車が映されている。

------

と、記されている。


つまり、たまプラーザ駅前の東急百貨店近辺の風景に「男と女」が、

二子玉川駅から二子新地駅の風景に、「粉雪」が流れていた。

 

オープニングの記憶は定かでないが、

エンディングは、運転席から見た走る電車の風景で、電車のレールが印象的だった。

「ねえ君」や「走れ夜汽車」ならまだわかるが、そこに「粉雪」である。

映像と音楽がマッチしているとは思えない。

 

しかし、この曲を聴くと、レールが浮かび電車の先頭車両に乗っている気分になる。

 

ライブでの初演は、

「ハロー!ミッドナイト(HELLO! MIDNIGHT)」の望年会スタジオライブ。

それ以降、1987年2月の札幌国際スキー場、1987年秋と1991年秋のイレギュラー程度しか歌われていない。

 

「冬」や「雪」、「白い雪」 など、アンコールラストだけに捉われず、(駆動音との兼ね合いや、ステージの足場の状態との兼ね合いもあるが)、淡く雪が舞う中で歌ったら、映える曲は多々あると思うわけです。

 

「粉雪」。ステージで、電車の先頭車両に乗っているイメージを払拭したいです。

 

◆歌詞
まるで粉雪の様に 空を埋めて 

いくつもの夢が舞う 風にゆれて 

 

貴方を 愛して 過ごした月日を 

手のひらで うけとめてみれば とけてゆく 

涙流れて ごめんなさい 心が寒い 

 

数えきれない想い 胸の中で 

鮮やかによみがえる 愛と呼んで

 

貴方の 言葉に 震える指先 

息をかけ あたためてみれば 白い雪 

涙流れて ごめんなさい 心が痛い 

 

貴方を 愛して 過ごした月日を 

手のひらで うけとめてみれば 

とけてゆく 

涙流れて ごめんなさい 心が寒い

 

◆松山千春全作品(解説)に思うこと~松山千春 全作品解説3~ インデックス3(1982~1984)

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