「松山千春 『電話』に思うこと~松山千春 全作品解説37~V1.3」S2172

 

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◇更新履歴

V1.0:2014.02.26 初稿

V1.1:2014.04.01 松山千春選曲ベストアルバムの収録有無を追加

V1.2:2021.11.08 追記ほか 

V1.3:2021.11.23 追記及びライブ動画のリンク


■「電話」編曲者:服部克久

1983年5月21日発売アルバム『今、失われたものを求めて』のLP B面一曲目(CD6曲目/全10曲)

1983年6月21日発売の15枚目のシングル

松山千春初のシングルカット(アルバムリリース後において)となる。


◇松山千春選曲ベストアルバム『松山千春の世界』DISC-2の4曲目

 

◆レコーディングミュージシャン

 

◆アナログレコード

 

◆所有収録CD・アルバム

◆所有収録アナログ・アルバム


◆所有収録ミュージックテープ

◆2021.11.23 夢野旅人

11月17日「服部克久メモリアルコンサート」において、ゲストとしてはトップバッターで登場して、「電話」をフルオーケストラで歌いました。

そして翌日18日の秋のツアー東京公演初日にイレギュラーで弾き語りにて「電話」が歌われました。途中、千春のギターのトラブルにより、坪井のギターによって歌いました。

 

2021年春のツアーでは、「電話」は本編一部でレギュラーで歌われて、福岡公演での動画が公開されました。

 

◆2021.11.8 夢野旅人

2021.11.7 「松山千春 ON THE RADIO」。

11月17日に、「服部克久メモリアルコンサート」にゲスト出演する話の流れから、服部克久さんがアレンジを手掛けた「電話」がO.Aされました。

 

 

◆2021. 11.8(11.3)夢野旅人

関連記事をリンク

 

◆2014.2.26 夢野旅人

「恋」は、1979年秋にコンサートで歌っている。

ということは、遅くても千春が22才のころに書かれたもとの推測できる。

 

「恋」に出てくる男のその後を描いたのが「電話」と「愛って呼べるほどのもんじゃない」。

当時のインタビューで「愛って呼べるほどのもんじゃない」を書きあげて3部作として完結をみたと語っている。

 

1992年ころからは、ステージで「恋」の男と女のその後として、「電話」と「燃える日々」が紹介されることが多くなった。

 

考えてみると、「恋」リリースされたころ。

まだ自分はガキんちょで、恋心など知らないお年頃。 

~愛することに疲れたみたい 

男はいつも待たせるだけで~

そんなの分かるはずない。

 

それから約3年半。

「電話」がリリースされたころ。

恋心は、芽生えたものの、恋に恋するお年頃。

~眠れぬ夜はあの店で酒を飲み~

~ラジオの音に目を覚ます毎日は 

けだるさだけに いだかれているよ~

~それから今度 働いて見るからね~

 

そんな駄目男の寂しさ、女々しさなど分かるはずもない。

 

リリース時のツアーはアコースティック編成のツアー。

アンコールは一回、一曲のみで、この「電話」で終わる。

そんなの、元気が有り余っている身体が許すはずない。

 

ニューアルバムの『今、失われたものを求めて』に収録されている「電話」の反響がいいという。「シングルカット」の要望に応えて「かざぐるま」以来2度目、アルバムリリース後としては初のシングルカットをするという。

 

婚約発表以降、千春の人気やレコードセールスの低下を気にしていた自分。

シングルカットにより「季節の中で」から「Sing a Song」まで10作品連続となるシングルのウィークリーチャートトップ10入りの記録が途絶えることを懸念した。

 

「Sing a Song」の発売日から3か月後の6月21日にリリースされた「電話」。


案の定。

「Sing a Song」は最高位7位 売り上げ枚数 20.5万枚。

「電話」は最高位18位 累計7.7万枚と、2枚目のシングル「かざぐるま」以来、10万枚を切るセールスとなった。

 

ショック・・・。

コカコーラのCMに出演中の千春。

ここが勝負のタイミング。

その後発表される「タイニー・メモリー」をいつ書き上げていたかは知らぬが、新曲だろう。

そして、B面に、もしくは両A面のかたちで「電話」だろう、それも弾き語りといったヴァージンのことなるアレンジで。

そんなことを当時、思ったものでした。

 

83年春のコンサート以降、歌われたのが、87年春のももちゃんのギターのみでイレギュラーで歌われ、フルバンドでの演奏は1988年秋のイレギュラー。

編曲者の服部克久とは、「日本海夕日コンサート’89 服部克久With松山千春」で、オーケストラ演奏で披露されている。

 

~眠れぬ夜はあの店で酒を飲み~

~ラジオの音に目を覚ます毎日は 

けだるさだけに いだかれているよ~

 

10代、20代、30代のころ。

まったくといっていいほど感じなかったです。

40代に入って、身に染みてくる歌詞になりつつあります。

 

◆歌詞

眠れぬ夜は あの店で酒を飲み 

夜明けの街を 歩くのもいいよ 

お前ひとり いないくらいで 

何も変わりないよ 部屋の鍵は かけやしないけど 

 

ラジオの音に 眼をさます毎日は 

けだるさだけに いだかれているよ 

ラジオつけて 眠るくせは 

早くなおさなけりゃ ひとりきりじゃ さびしすぎるけど 

 

それから今度 働いてみるから

自信はあるさ うまくやれるはず 

お前ひとり 愛せないで  

こんなこと 言えないね 心配ないよ 子供じゃないから 

 

お前はどうさ おとなしくしてるかい 

見合いをしてさ 落ちついてみろよ 

こんど電話かける時まで 

まだひとりでいるかな バカなことを きいたみたいだね 

 

こんど電話かける時まで 

まだひとりでいるかな バカなことをきいたみたいだね

 

◆松山千春全作品(解説)に思うこと~松山千春 全作品解説3~ インデックス3(1982~1984)

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