「松山千春『ふるさと』に思うこと~松山千春 全作品解説9~」S2127

 

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◇更新履歴

V1.0:2014.02.11 初稿

V1.1:2014.12.21 文章を是正(「~1985春イレギュラーでフルバンド演奏以来~」の一文を追記等)

V1.2:2021.02.03 所有アナログレコード画像及び、歌詞等の掲載

V1.3:2021.11.22 追記

V1.5:2022.09.23 追記

V1.6:2023.03.16 追記

■ 「ふるさと」編曲者:大原茂人

1981年9月21日リリースの11枚目のシングル

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ライヴヴァージョン

 

 

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1981年11月21日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結Ⅱ』B面4曲目(CD9曲目)に収録

 

 

 

◆レコーディングミュージシャン
01. ドラム:

02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. パーカッション:

07. ブルースハーブ:

 

◆所有収録アナログ・シングル




 

2023.3.16 夢野旅人

2022年3月12日放送「松山千春のON THE RADIO」。

2曲目に「ふるさと」がかかりました。

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いやあ、しかしよ。 この頃、ま、卒業式かなんかで足寄へ帰ったりさ。 

 

やっぱりな「ああ、ガキの頃、この川で遊んだ。しかし川はちょっと変わっちゃったなあ」とかな。

 

「町並みはひどいな。俺たちのときにはもっと人が歩いていたのになあ」とかな。

 

やっぱり久しぶりに帰ると色んな事を思い出します。 

 

そこでおかけする曲は、松山千春「ふるさと」

 

◆2022.9.23 夢野旅人

去年、2021年秋のツアー、東京公演のみ、アンコールでキーボードのみで歌われた「ふるさと」。千春の父、姉、弟の明さん、明人さん、絵里子さん、それぞれ東京に関わりがあり、千春以外、ご家族が他界されたタイミング、東京で歌われた。

弾き語り以外で歌われるのは1985年以来の「ふるさと」は、良かった。

 

あれで、歌と演奏がしっかりと噛み合っていて違和感がなければ、心をわしずかみにされていたのに、残念だが、でも、一年経っても印象深いのは、感動した証拠なんでしょう。

 

◆2021.11.22 夢野旅人

2021年秋のコンサートツアー「敢然・漠然・茫然」の東京二日間公演。

11月18日、19日両日、東京で作家を目指して編集社に勤めていた、姉・絵里子や、東京の新聞社で働いたこともある父親・明さん、それぞれ1月、9月に亡くなった母・ミヨさん、足寄をでて東京を選んだ弟・明人さん。

家族の話を泣きながら話し、アンコールにキーボードの夏目一朗の演奏だけで、「ふるさと」がイレギュラーのかたちで、両日歌われました。

 

ギターの弾き語り以外の演奏で「ふるさと」が歌われたのは、1985年春のイレギュラー以来でした。

 

11月21日放送のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」。

番組のラストに、「東京2日間、本当にありがとうございました。全力でぶつかさせて頂きました。特に、あの会場で「ふるさと」を歌えたのは、自分も嬉しかったですし、デビュー当時、色んなことが頭を過りました。ありがとうございました。

松山千春『ふるさと』」と、「ふるさと」がかかかりました。

 

 

◆2014.2.11(2014.12.21 是正、2021.2.3 追記)夢野旅人

明け方、ライブCDにある1981年の日比谷野外音楽堂での「ふるさと」と、

1999年の恵比寿ガーデンホールでの「ふるさと」を聴き比べた。

 

あるとき友人がいった。 

「恵比寿の『もうひとりのガリレオ』でやっと『ふるさと』が聴くことができた。でもイメージしていたものとは違った」と。
 

「ふるさと」。

リリース前の仮題は「喫茶店で」。

フォーク音楽祭ゲストや、81年春のツアーなどリリース前から歌っていた。

リリース時のツアー(81年秋)でフルバンドで歌われて以来、

88年四国限定ツアー、90年初頭の厚生年金チャリティーツアーでのイレギュラー弾き語りと、1985年春のイレギュラーフルバンド演奏以来、1999年夏の恵比寿でのライブまでコンサートで歌われることがなかった。


友人同様、自分も「ふるさと」をライブで聴きたいと思うときもあった。

恵比寿で久しぶりに聴いた「ふるさと」はまったく別の歌のように感じた。

声も歌い方も変わってしまった。

残念ながら、自分の琴線に触れなかった。


この歌は、1981年当時の千春の声の響き、ふるえが魅力なんだと思った。

また、あのブルースハーブのイントロを含むアレンジ、バンド演奏も要なんだとも思った。


だからとて、声の変化ばっかりは仕方ない。

小田和正にしろ、山下達郎にせよ、どんなシンガーであっても変わらない声など存在しない。

声のことをいってみても、何も始まらない。


と、重々承知しているのだが、

この曲はあの声で聴きたいと思ってしまう。
今朝、ライブCDで聞き比べたときもそう思った。


ただ、現在の声でもオリジナルアレンジのままのバンド演奏ならば是非、聴いてみたいと思う一曲です。


以前、コンサートツアー(2002年秋)で、この歌をレギュラーで歌おうと思ったらしい。

しかし、歌詞にある~急いで捜す公衆電話 100円玉の小さい黄色いやつ~

 

今、黄色い公衆電話なんてないもんなと、時代にそぐわないからやめたというような事を言っていた。 

(そして、携帯、スマホの時代だもの。-2021.2.3追記-)

イレギュラーで弾き語りで歌うときはあるけど、レギュラーでバンド演奏で歌うことは、残念ながら、もうないだろうな、と思う曲です。

 

◆歌詞&オフィシャル動画・音源

喫茶店で ほおづえついて 

誰か待つよな ふりをして 

タバコの煙 目にしみただけ 

こぼれる涙 ぬぐおうともせず 

いなか者とは 悟られぬ様 

3杯目のコーヒー頼んだ 

 

いくら何でも 3杯飲めば 

それもしっかり飲みほせば 

店の雰囲気 冷たい視線 

気まずい思い かみしめて 

いやだいやだと つぶやきながら 

人の波に のまれる 

 

夢なら今も この胸の中 

深くとじこめたまま 

深くとじこめたまま 

 

緑の電車 とびのる様に 

街は灯をともしだす 

電車の窓に 息をふきかけ 

指でなぞった故郷と 

おされて気付き あわてて消した 

小さく書いた 故郷 

 

電車を降りて いつもの道を 

ひとりトボトボ 歩きだす 

幸せそうな 灯がもれる 

一家団らん 笑い声 

淋しくはない 空を見上げた 

星はにじんで輝く 

 

夢なら今も この胸の中  

深くとじこめたまま 

深くとじこめたまま 

 

急いで捜す 公衆電話 

百円玉の黄色いやつ 

声がきこえる 父さん母さん 

強く受話器を 握りしめ 

帰りたいさ 今すぐにでも 

それがいえずに それじゃ又 

 

夢なら今も この胸の中 

深くとじこめたまま 

深くとじこめたまま

 

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1980-1981 インデックス2

 

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