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前回、久々のレモンシフォンがだいぶ残念だったので、

初心を思い出し、教室やレシピ本をひっくり返して

分量、混ぜ方をじっくり研究。

 

ひとまず膨らまなくてもいいから、とにかくしっとりさせたい・・・

気持ちを胸に、今日もレモンを絞る。。。

 

■材料

 

・全卵L玉5個(卵黄90g、卵白205g)
・米粉90g

・ビートグラニュー糖(100%甜菜糖)75g (ほぼ卵白用)
・レモン果汁30cc(レモン一個分を絞ったのは約50cc)

・豆乳30cc

・レモンの皮(おろしたもの)1個分
・甘酒(麹のみこして取り出したもの)10g

・甘酒(液体の部分)20g

 

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)

準備. ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。

     ・レモンの皮をおろし、果汁を絞っておく。


1.まず卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れとろりとするまで混ぜる。

  そこに、甘酒(麹)を入れ、ダマが少しすりつぶされ
  生地になじんできたところで、甘酒(液体)、レモンの皮、レモン果汁、

  豆乳を入れ、軽く混ぜてから、米粉をふるいながら
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)
 

2.こちらもひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
  残りの砂糖全量を3回に分け投入しながら、
  そのつど泡立てて、メレンゲを作る。


3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 
  まず1/3量を卵黄生地に入れ、泡だて器でなじませるように混ぜる
  (卵黄生地は下にたまりやすいので、都度ゴムベラで底から返すように
   軽く混ぜる)
  同様に繰り返して、生地を完成させる。
  ↑このあたりの混ぜ方は、鎌倉シフォンの混ぜ方と一緒なので、
    ご興味のある方は、本購入してみてください。



出来上がった生地。

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うん、100回は混ぜた。やはり前回よりは、滑らかに、

そしてツヤもでている。

 

↓前回の生地

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4.いよいよ型に流し入れ。(17cmトール型1台)

 

前回ほどではないが、やはり少々固い生地なので、

ゴムベラで押し出すように型に流し入れ、

とにかく空気が入らないように、勢いよく流す。

 

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今回も量はいい感じ。

生地が膨らみやすいよう、表面の生地をならす時に

ゴムベラで押し込む作業はやめました。

型をゆすって、トントンのみ。

 

5.190℃に予熱したオーブンで、180℃に下げ28分焼く。焼き上がり。

 

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焼いている途中、さすがに前回よりは膨らみました。

が、まあ、他シフォンと比べるとやはり残念な焼き上がり。。。

 

 

翌日型外し・・・

 

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前回よりは、表面がすべすべでパサつきは少ない印象。

 

■実食

一言所感:・・・食感はまずまずの出来。でも味が・・・

◆見た目★★☆☆☆

 ・膨らみ・・・×
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・○
 

◆味  ★★☆☆☆ ・・・レモン味△甘み◎という結果。

      →レモンを減らして、甘酒を増やしたことが原因。

        レモン果汁を増やすか、甘酒を減らすか・・・

        でもそうするとパサつきがでそうで、心配・・・うーん、悩む。

 

◆食感 ★★☆☆☆
 ・しっとり・・・○ →これは今回の大きな成果!
 ・ふわふわ・・・△
 ・もちもち・・・△

 

■失敗と教訓

・膨らみはしばらくあきらめる

 →そのおかげでしっとりはするので、次はふわふわ感をどうやって

   だすかが、大きな課題

 

・そして味・・・

 →ひとまず次回は、レモン果汁の量を増やして、甘酒(液体)の量を減らす・・・

 

ちなみにレモンはオイル入りなら、こんな苦労は全然なく、

プレーンほどではないもののちゃんと膨らみ、

しっとりした生地で焼きあがります。

 

ノンオイルだと、生地がダイレクトに酸にやられてしまうので

ちょっと難しいんです。。。

 

でも、レモンシフォン、私も家族も大好きなので、引き続き、頑張ります!

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 →米粉シフォン作成手順はこちら(近日中に更新予定)

 →これまでに研究したレシピ本の一覧はこちら