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突然寒くなってきましたね・・・

昼間はおひさまもでてぽかぽかしている日も多いですが

朝晩が冷えます・・・

 

ただ、寒くなった方が卵はずっといい状態に。

確かに最近じょじょに卵のイキのいいこと。

 

今回も、お知り合いの贈答用として、珈琲シフォンを製作。

 

■材料

・全卵M玉5個(卵黄94g、卵白192g) ※う、卵黄が多い・・・
・米粉90g ※今回は通常+5gで作成

・きび砂糖75g (ほぼ卵白用)
・豆乳40cc
・甘酒(麹のみこして取り出したもの)10g

・甘酒(液体の部分)15g
・珈琲液(インスタントコーヒー5gを15ccのお湯にといたもの)
 

※今回もカフェインレスのコーヒーを使用。

 

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)

準備. ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。


1.まず卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れとろりとするまで混ぜる。

  そこに、甘酒(麹)を入れ、ダマが少しすりつぶされ
  生地になじんできたところで、甘酒(液体)、豆乳、珈琲液を入れ、
  軽く混ぜてから、米粉をふるいながら
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)
 

2.こちらもひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
  残りの砂糖全量を3回に分け投入しながら、
  そのつど泡立てて、メレンゲを作る。


3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 
  まず1/3量を卵黄生地に入れ、泡だて器でなじませるように混ぜる
  (卵黄生地は下にたまりやすいので、都度ゴムベラで底から返すように
   軽く混ぜる)
  同様に繰り返して、生地を完成させる。
  ↑このあたりの混ぜ方は、鎌倉シフォンの混ぜ方と一緒なので、
    ご興味のある方は、本購入してみてください。



出来上がった生地。

 

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今回も90回ほどまぜました。

ゆるくはなったものの、なんだかもそっとした生地。

うーん、やはり米粉90gは多いのか・・・

 

 

4.いよいよ型に流し入れ。(17cmトール型)

流し入れてみると、やはりもそもそっと生地に流れ落ちる。

生地の量もちょっとボリューミー。でもツヤはいいですね。

 

型をゆすって平らにし、トンと机に打ち付ける。

 

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5.190℃に予熱したオーブンで、180℃に下げ28分焼く。焼き上がり。

 

今回は何よりとにかくよく膨らんだ・・・

 

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暗かったのでフラッシュで撮影。

これでも多少は生地は落ち着いたんです・・・

うーん、ここまで膨らむとちょっとぱさつきが目立ってしまうかも。。。

 

 

さて、型外し。

 

少々急いでいたので、うっかりホール写真を撮る前に

カットしてしまった・・・

 

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高さは申し分ない。ところが、中を見ると・・・

 

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おっと・・・筒の上部が少しへこんでいる・・・

 

以前紅茶で起きたアクシデント再現。

これは、恐らく完全に冷めきる前に急速に冷凍されてしまった

ことが原因な気がする。

今回の生地は特別水分が多いわけではないので。。。

 

 

■実食

一言所感:うわ・・・とんでもないきめの細かさ!!!

◆見た目★★☆☆☆

 ・膨らみ・・・◎
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・△ ※筒の中のへこみ分。
 

◆味  ★★★★☆
  →今回はキビ砂糖にしてみたので、やはりほんの少し甘みに

   コクを感じられる。でも比べてみないと、てんさい糖との違いは

   正直全く分からない・・・


◆食感 ★★★★☆
 ・しっとり・・・◎
 ・ふわふわ・・・◎
 ・もちもち・・・◎

 →こんなに膨らんだのに、今回も素晴らしいふわふわしっとりぶり。

   米粉の量が多いのでもっちり感もでている!

   そして今回特にすごいところがキメの細かさ!!

   今回のキメはこれまでで一番細かく、滑らかにできた気がする。

 

ああ、くぼみさえなかったら、佳作なのに・・・とても残念。


■失敗と教訓

・卵黄はこのくらい多い方がキメが細かくできるのだろうか・・・

・ひとまず糖分は、珈琲でもてんさい糖で大丈夫そう。

・出来上がった生地がけっこう固かったので、

 米粉は90gにして、甘酒(液体)を+5gしてみてもありかも。

 

次回は、月末のイベント販売に向け、2個焼きの練習の予定。

いっぱいできるし、今度こそ佳作級を狙わねば!

 

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