11/2
突然寒くなってきましたね・・・
昼間はおひさまもでてぽかぽかしている日も多いですが
朝晩が冷えます・・・
ただ、寒くなった方が卵はずっといい状態に。
確かに最近じょじょに卵のイキのいいこと。
今回も、お知り合いの贈答用として、珈琲シフォンを製作。
■材料
・全卵M玉5個(卵黄94g、卵白192g) ※う、卵黄が多い・・・
・米粉90g ※今回は通常+5gで作成
・きび砂糖75g (ほぼ卵白用)
・豆乳40cc
・甘酒(麹のみこして取り出したもの)10g
・甘酒(液体の部分)15g
・珈琲液(インスタントコーヒー5gを15ccのお湯にといたもの)
※今回もカフェインレスのコーヒーを使用。
■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・豆乳を人肌程度に温めておく。
・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。
1.まず卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れとろりとするまで混ぜる。
そこに、甘酒(麹)を入れ、ダマが少しすりつぶされ
生地になじんできたところで、甘酒(液体)、豆乳、珈琲液を入れ、
軽く混ぜてから、米粉をふるいながら
ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。
(すべて目の細かい泡だて器で)
2.こちらもひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
残りの砂糖全量を3回に分け投入しながら、
そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる
まず1/3量を卵黄生地に入れ、泡だて器でなじませるように混ぜる
(卵黄生地は下にたまりやすいので、都度ゴムベラで底から返すように
軽く混ぜる)
同様に繰り返して、生地を完成させる。
↑このあたりの混ぜ方は、鎌倉シフォンの混ぜ方と一緒なので、
ご興味のある方は、本購入してみてください。
出来上がった生地。
今回も90回ほどまぜました。
ゆるくはなったものの、なんだかもそっとした生地。
うーん、やはり米粉90gは多いのか・・・
4.いよいよ型に流し入れ。(17cmトール型)
流し入れてみると、やはりもそもそっと生地に流れ落ちる。
生地の量もちょっとボリューミー。でもツヤはいいですね。
型をゆすって平らにし、トンと机に打ち付ける。
5.190℃に予熱したオーブンで、180℃に下げ28分焼く。焼き上がり。
今回は何よりとにかくよく膨らんだ・・・
暗かったのでフラッシュで撮影。
これでも多少は生地は落ち着いたんです・・・
うーん、ここまで膨らむとちょっとぱさつきが目立ってしまうかも。。。
さて、型外し。
少々急いでいたので、うっかりホール写真を撮る前に
カットしてしまった・・・
高さは申し分ない。ところが、中を見ると・・・
おっと・・・筒の上部が少しへこんでいる・・・
以前紅茶で起きたアクシデント再現。
これは、恐らく完全に冷めきる前に急速に冷凍されてしまった
ことが原因な気がする。
今回の生地は特別水分が多いわけではないので。。。
■実食
一言所感:うわ・・・とんでもないきめの細かさ!!!
◆見た目★★☆☆☆
・膨らみ・・・◎
・美しさ(型外しの出来) ・・・△ ※筒の中のへこみ分。
◆味 ★★★★☆
→今回はキビ砂糖にしてみたので、やはりほんの少し甘みに
コクを感じられる。でも比べてみないと、てんさい糖との違いは
正直全く分からない・・・
◆食感 ★★★★☆
・しっとり・・・◎
・ふわふわ・・・◎
・もちもち・・・◎
→こんなに膨らんだのに、今回も素晴らしいふわふわしっとりぶり。
米粉の量が多いのでもっちり感もでている!
そして今回特にすごいところがキメの細かさ!!
今回のキメはこれまでで一番細かく、滑らかにできた気がする。
ああ、くぼみさえなかったら、佳作なのに・・・とても残念。
■失敗と教訓
・卵黄はこのくらい多い方がキメが細かくできるのだろうか・・・
・ひとまず糖分は、珈琲でもてんさい糖で大丈夫そう。
・出来上がった生地がけっこう固かったので、
米粉は90gにして、甘酒(液体)を+5gしてみてもありかも。
次回は、月末のイベント販売に向け、2個焼きの練習の予定。
いっぱいできるし、今度こそ佳作級を狙わねば!
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