9/7
今回は先日参加したお教室のレシピを、
手持ちの卵の重さに合わせ調整し、挑戦。

■材料
・全卵M玉4個(卵82g、卵白182g)
・米粉85g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)65g (ほぼ卵白用)
・バニラオイル6滴
・豆乳50cc

・米油45g


■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。

1.まず
卵黄のみ、ひとつまみの砂糖を入れとろりとするまで混ぜる。
  そこに米油を少しずつ入れ、豆乳を入れる、
  軽く混ぜてから、米粉をふるいながら
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

  →とろっと重みはあるが、滑らかに生地に仕上がる。


2.こちらもひとつまみ砂糖をいれ、メレンゲを泡立てる。
  残りの砂糖全量を3
に分け
  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
  
  →今回はいつもほど固くなく、ほんの少しお辞儀するくらいの
    柔らかさ、粘り気を持たせて完了。


3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 


 ※上のレシピ本の通りではなく、
  今回もお教室の混ぜ方を真似しているため、省略。 

出来上がった生地。



すごい、このツヤ。だれが一切なく、きらきらしてます。
(今回は最後の混ぜの回数50回)


4.いよいよ型に流し入れ。今回は17cmトール型で。

流し入れてみると、今回は滑らかにたら~とリボン状に
型に流れていく。

型をゆすってへらで平らにし、トンと机に打ち付け、完成。

この時点で生地は少なめかな~といつも思う。が、

5.190℃に予熱したオーブンで、180℃に下げ25分焼く。

(今回は、卵黄生地を作る前から予熱開始)


焼き上がり。



またまたはちきれんばかりの膨らみよう・・・
ぱかっと花も満開です。

ひとまず冷ましてラップをして冷凍庫に入れ一晩寝かせる。


さて、型外し。



今回もすべすべの仕上がり。


■実食

一言所感:う~ん、美味しいんだけど・・・(再び)


◆見た目★★
☆☆

 ・膨らみ・・・◎
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・


◆味  ★★★☆☆
  →甘さはこれで着地。あとは卵の量と、
   オイルを入れるか入れないかで
   調整が必要。
   ※主観だが、オイルが入ると甘みが薄く感じられる。


◆食感 ★
★★☆
 ・しっとり・・・○
 ・ふわふわ・・・◎
 ・もちもち・・・○

 →前回同様、本当にふわふわ。もう十分外で売ってる
   シフォンと大差ないふわふわ感。
   問題は、しっとり。しっとりももちろんしているし、
   米粉の量を前回より多少減らしてももちっとした弾力もある。
   ただ、なんというか・・・主張がない。
   オリジナリティに欠けるというか・・・面白味がないというか。。。

   もちろん、ノンオイルでこの食感を再現できるわけではないので
   ここで悩むことではないのだが、やはり自分流のシフォンは
   ふわっとだけではだめなんだな、と再認識。

このところひたすらオイル入りを作ってきて、
目指す方向性がまた新たに見えてきた気がする。

■失敗と教訓
・膨らむのは嬉しい!でも・・・
  →よく言われることだが、膨らんだ後ほんの少し
   生地が沈んだ(落ち着いた)状態が一番おいしい焼き上がり。
   今回は実はあまりに予熱を早くから設定しすぎて、
   途中予熱が切れてしまっていた・・・
   もしかすると少し焼く時間が短かったかもしれない。
   とにかく絶好調に膨らむのはシフォン研究家としては
   このうえない喜びだが、そこはぐっとこらえて
   もう少し生地が落ち着いた時点で取り出せるよう、
   そのあたりのタイミングも見極めていきたい。
   
着地点がなんとなく見えてきたので、次回はオイルを減らして
再挑戦。あと1、2回オイル入りを作って、
そろそろノンオイルの道に戻りたいと思います。

============================================================