7/7
久々贈答用シフォンに挑む。
前回、まあまあの出来だったので、分量を変えず挑戦。

■材料
・全卵L玉4個(およそ卵黄75g、卵白165g)
・米粉80g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)60g (すべて卵白用)
豆乳80cc
・甘酒(ノンアルコールのストレートタイプ)10g
 ※甘酒は、水分を切って麹のみにしたものを用意。
・バニラオイル少々

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・米粉をビニール袋に入れ、ふって空気をふくませる。
      ↑今回うっかり忘れました・・・
     ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。

1.
卵黄のみまずとろりとするまで混ぜる。
  そこに甘酒、豆乳を入れ、軽く混ぜてから
  さらに、米粉を入れ(ふるわない!)
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

2.メレンゲを泡立てる。用意した砂糖全量を3に分け
  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 

  ・メレンゲのキメを整えるため、泡だて器で20回ほど混ぜる(泡締め)
   (ダマはなくす)
  ・卵黄生地にメレンゲをひとすくい入れて、
   メレンゲの白い筋が見えなくなるまで、混ぜる。
   (これは捨てメレンゲというそうで、泡が消えてしまってOK)
  ・卵黄生地を残りのメレンゲに投入し、
   二つの生地をまず泡立て器を使って20回ほど和えたら、
   ゴムベラを使って生地を返しながら、混ぜる。
   ボウルも少しずつ回転させる。
   (既に泡だて器で混ぜることでダマがけっこうなくなっているので
    ヘラでは生地を残っているダマを探しつつ、
    生地を滑らかにするのが目的。手早く混ぜることが大事)
   そんな混ぜ方をひたすら70回ほど繰り返し、今回の生地が完成。

出来上がった生地。


前回より滑らかな気が・・・


4.いよいよ型に流し入れ。

今回もトール型で挑む。



今回は表面をならさず焼くことに。
やはり生地がゆるくなったのか、量がいつも以上に増えなかった・・・

型をゆすって平らにし、トントンと机に打ち付けて完成。

さらに念入りに空気を抜くため、
菜箸を刺しジグザグに2周回し、その後へらで表面をならし、
最後にもう一度トン。

5.190℃に予熱したオーブンで、27分焼く。(前回より1分短く)

焼き上がり。

うーん・・・膨らまなかった・・・
もしや準備段階で米粉をふらなかったせいか・・・
重大だな、その工程。

今回も冷ました後、冷凍庫で一晩寝かせて
型外し。


ホール

まあ、型から外してしまえば、膨らんだかどうかなんて
よくわからないものですね・・・
最近やっとパレットナイフでの型外しに慣れてきました。


■実食

一言所感:しっとり感増しました!

◆見た目★
★★☆☆

 ・膨らみ・・・△(途中はもっと膨らんだが、まあまあ)
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・○


◆味  ★★★☆☆
 ・なぜか甘みが少し足りないような・・・でも気のせいかも。

◆食感 ★★★☆☆
 ・しっとり・・・◎
 ・ふわふわ・・・○
 ・もちもち・・・◎(ふわもちでした)


■失敗と教訓
・米粉は粒子が細かいのでふるわなくてOK
  でもちゃんと振りましょう!空気があまりに入らなかった、粉に。。。

・焼き時間はこれでいいと思うものの・・・
 →確かにこの焼き方にすると、中の生地は本当にしっとりする。
   ただ、どうしても周りの生地が固くなるせいか、
   ふわふわ感がちょっと減ってしまう気がする・・・
   個人的には、米粉のシフォンゆえに、ノンオイルで軽いけど、
   でも、米の力で食べごたえがあるシフォンが理想。
   それには、確かにかなり近づいている。
   でも、やはりシフォンならではのあのふわふわ感も
   ほんのもう少し欲しい・・・

  焼き時間と温度、もう少し調整の余地ありか・・・


分量は、あと甘酒(=米麹)の量をもう少し増やすかどうかくらいか。

だいぶ基本シフォン(佳作級)を再現できるようになってきたので
次回は久々に肩の力を抜いて、オイル入りのアレンジシフォンでも
作ってみようと思います。

いや~、お手本のレシピ通りに作れるって本当に気が楽。
修行の道も、たまに楽しみがないとね・・・!

============================================================

↓よろしければ、応援のクリックお願いします。励みになります。
  

 →米粉シフォン作成手順はこちら

 →これまでに研究したレシピ本の一覧はこちら