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今年も娘の誕生日にまさかの大失態シフォン・・・
めげずに今日も米粉シフォンを焼きます。

だいぶ迷走気味のこの頃なので、初心に戻り、
前回の教室のレシピを再現。

■材料
・全卵4個(卵黄67g、卵白170g)
・米粉80g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)65g (卵黄用20g、卵白用45g)
↑紅茶の苦みもあるので、前回より+5g
↓ここからは分量非公開
・紅茶液
・紅茶葉(生地に混ぜる用)
・米油

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・ティーバッグをお湯に浸し、紅茶液を作る
     ・米粉をビニール袋に入れ、ふって空気をふくませる。
     ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。

1.
卵黄のみまずとろりとするまで混ぜる。
  少しとろっとしてきたところで砂糖を入れ、
  砂糖のざらざらがなくなるまで混ぜ、
  さらにやや粘りが出て、クリーム色になるまで混ぜる。
  そこに米油、紅茶液を入れ、軽く混ぜてから
  さらに、米粉、紅茶葉を入れ(ふるわない!)
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

  →ここまではかなり滑らかな水っぽい生地が完成。

2.メレンゲを泡立てる。用意した砂糖全量を3回に分け

  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
  最後の低速でキメを整えるところまで4分半で終了。

【メレンゲの詳しい泡立て方はこちら

 →ふんわりとした、でもボリュームのあるメレンゲが完成。

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 

  ・卵黄生地にメレンゲを3分の1入れて、
   メレンゲの白い筋が見えなくなるまで、混ぜる。
   (これは捨てメレンゲというそうで、泡が消えてしまってOK)
  ・卵黄生地に残ったメレンゲの半分を入れ、
   大きく混ぜてなじませていく。
   (最初はヘラを縦に入れて3回ほど2つの生地をなじませ、
   その後、ヘラを大きく使い、ボウルを回しながら20回ほど)
   その後、残りの半分のメレンゲを入れ、同様の方法で混ぜるが、
   こちらは50回ほど混ぜる。
   混ぜるポイントはメレンゲのダマを消しながら混ぜる。
   混ぜながら、ダマを探し、ダマをつぶして、また1回混ぜて、
   ダマを探して、消してを繰り返す。

そして、出来上がった生地。

けっこう滑らかながら、ツヤはしっかりあり、
ふわふわの生地が完成。


4.いよいよ型に流し入れ。

今回はレシピも17cm型だったので、従来の型でトライ。
ところが、やはり生地が余ってしまったので
先生にいただいたキューブ紙型を出し、慌てて投入。

うーん、教室ではぴったり17cmで入ったのに・・・
卵の量だろか、それとも、メレンゲを混ぜすぎたか、
または最後の混ぜが足りなかったか・・・

一応、キューブ型はこんな感じ。


型をゆすって平らにし、トントンと机に打ち付けて完成。


5.170℃に予熱したオーブンで26分焼く。
※20分すぎたところでアルミホイルで頭をカバー。

焼き上がり。


今回は焦げず、しかも高さもでた。

こちらも無事膨らみました。

しかし、逆さまにして覚ましたにもかかわらず、
冷蔵庫入れる直前は・・・


こんなに型と生地の間に隙間が・・・
どうも教室に通いだしてから焼き縮みが半端ない・・・

ひとまず一晩冷蔵庫で寝かせて、翌日型外し。

あまりに型から生地が離れているため、パレットナイフの先のみで
はがしたような感じ・・・
これまで見たことのない形に呆気にとられ、
うっかりホール写真を撮り忘れる。

半分になった姿でも、その焼き縮みの凄まじさは一目瞭然。

一応断面。



縮まなかったところのほうが少ないくらい・・・


■実食

一言所感:同じレシピなのに・・・

◆見た目☆☆☆☆☆
 ・膨らみ・・・○(でも、その後の焼き縮みが悩みの種)
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・×(なぜか頭でっかちのシフォンに・・・)

◆味  ★★☆☆☆
 ・カフェインレスの紅茶は使ったわりによく香って、濃さも○
 ・砂糖が少々多すぎたか・・・次回は60gでOK。

◆食感 ★★☆☆☆
  ・しっとり・・・○(プレーンほどつるっとした食感にならず残念)
  ・ふわふわ・・・○(ふわっとはしている)
  ・もちもち・・・○(もっちり感もある)

■失敗と教訓
・なぜ教室のシフォンを再現できないのか・・・
 →ここで教室と違う点を整理。
  ・卵・・・確かに今回やや量は多かった。
  ・米粉・・・教室とは違うが、一応富沢商店の製菓用米粉でOKと言われている。
  ・紅茶葉・・・違うが、これはおそらく問題なし。
  ・ミキサー・・・これは大きく違う。キメの細かさに影響か?
  ・オーブン・・・おそらくこれが一番の原因ではないかと推測・・・

・混ぜすぎ?
  →上の違い以外でいえば、最後の混ぜが確かに教室より多い。
    ただ、滑らかな生地の仕上がりは同じなので、
    もう少し減らせばOKな気が。(40回程度とか)

・焼きが足りない?
  →ちゃんと焼けているが念のため、170℃30分までは
    焼く必要があるかも。
    ただ、これまで同じ温度、時間でもこんな焼き縮みは
    みたことがなかったので、うーん・・・ここは関係ないか。

でも、卵4個にしたことでうちのオーブンのキャパを
超え始めていることは確か・・・オーブン新調。。。

次回は、水を豆乳に変えて再挑戦します。

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 →米粉シフォン作成手順はこちら

 →これまでに研究したレシピ本の一覧はこちら