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先日のシフォン教室の学びを活かし、
レシピも作り方も一新。新たなシフォン道の幕開けです。

■材料
・全卵3個(卵白118g)※今回はだいぶ控えめ・・・
・米粉60g(→通常より-20g)
・きび砂糖45g(卵黄用10g、卵白用35g)
・豆乳45cc(少量計測用の計量カップを購入!)
・甘酒25g
・バニラオイル6滴

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備.・米粉をビニール袋に入れ、ふって空気をふくませる。
      ・豆乳を人肌程度に温めておく。
      ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷蔵庫で冷やしておく。

1.卵黄に砂糖を入れ、砂糖のざらざらがなくなるまで混ぜ、
  そこにバニラオイル、豆乳、甘酒を加えてさらに混ぜる。
  (この時点では完全に液体)
  さらに、米粉を入れ(ふるわない!)ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  
     (すべて目の細かい泡だて器で)

出来上がったのは、いつもよりずっと水っぽい
液体状の生地。

2.メレンゲを泡立てる。用意した砂糖全量を3回に分け
  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
  最後の低速でキメを整えるところまで4分半で終了。

【メレンゲの詳しい泡立て方はこちら

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 
  ・今回は5回ほど泡だて器で混ぜ泡締めをする。
  ・卵黄生地にメレンゲをほんの一すくい入れて、メレンゲの白い筋が
   見えなくなるまで、混ぜる。
  ・混ぜた生地に残りのメレンゲを加え、泡立て器でざっくり、
   でもそ~っと5回混ぜる。
   (生地を泡だて器で底からすくって、目からそっと落とすような感じ)
  ・卵黄生地に残ったメレンゲの半分を入れ、
   大きく混ぜてなじませていく。
   混ぜるポイントはメレンゲのダマを消しながら混ぜる。
   混ぜながら、ダマを探し、ダマをつぶして、また1回混ぜて、
   ダマを探して、消してを繰り返す。

そして、出来上がった生地。

当たり前だが、水っぽい・・・しかもダマが消せ切れてない・・・苦笑
ただ、だれてはいない、でも滑らかな生地に仕上がったと思う。

4.いよいよ型に流し入れ。

いつもより、たらたら~と滑らかに型の中へ。
それが理想だったので、ここは○。
型をゆすって、机にトントンと打ち付けて、完成。

量はいい感じ。しかし白い生地だな・・・


5.170℃に予熱したオーブンで27分焼く。
途中15分くらいたったところで、上が焦げないように
アルミホイルをかぶせる。

焼き上がり。


いつもよりやわらか~い生地が完成。
ちゃんと膨らんだので一安心。

ただ、冷めた後、冷蔵庫に入れようとしたとき・・・

すでに生地がかなり沈んでしまった!!!
なんと繊細な生地なんだ・・・


一晩寝かせて、型外し。

当然あんなに沈んだので、高さは低め。

型外し途中の図。



いかに沈んだかがわかる。

断面。



側面。


てっぺん(この写真では下の部分)は湿っぽかったのに
表面や側面はパサつきが大きい。


■実食
一言所感:やや粗めの生地だが、しっとりもちもち(特に2日目)

◆見た目★☆☆☆☆
 ・膨らみ・・・○(最初は膨らんだので)
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・△(側面がぼろっとしてしまったので)

◆味  ★★☆☆☆
 ・この生地の量だとちょっと砂糖が多かったかも。

◆食感 ★☆☆☆☆
  ・しっとり・・・△(やはりパサつが・・・でも湿っぽさはある)
  ・ふわふわ・・・○(高さは落ちたものの、ふわっとはしている)
  ・もちもち・・・△(米粉の量が減ったのでイマイチ)


■失敗と教訓

・米粉と水分量の比率を見直す必要あり。
 (次回は、豆乳の量をほんの少し減らす)

次回は、同分量で、甘酒を油に変えてチャレンジ。
初のオイル入りだ~。

この小さな変化でどこまで変わるか・・・乞うご期待!

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