鳥取ツーリングに行ってきました。
泊まりのバイクツーリングは5月の安曇野・高山の旅が最後でしたので3ヶ月ぶりです。
そろそろかな?
とドリフのタライのように出てきていたトラブルが起きるんじゃないか!
と期待していたそこのあなた!
お待たせしました。
今回のトラブルは100パーセント僕の不注意が原因で起こりました。
トラブルの背景から記事にするのはやめようかとも思いましたがこれからの戒めのために書いておきます。
生々しいトラブルですので嫌いな方はスルーでお願いします。
その前に報告が遅くなりました。
チビが三重県の代表として出場した新潟の全国大会から帰ってきました。
応援してくださったみなさんありがとうございました。
帰ってすぐに裸で歩き回るチビ。
6日間もいなかったので家が広かったけど狭くて暑苦しい我が家に戻りました。
相手は勝ち進んで2位の成績でした。
全国の壁。
強い選手がいっぱいいるってことがわかっただけで出場した意義があると思います。
強い選手と試合ができてよかったと思います。
来月に迫った全日本マルちゃん杯に向けて練習です。
中学生最後の団体戦。
これも頑張ってひとつでも勝てますように!!
みんなで力を合わせて頑張れ!!!
出発から3時間くらい雨にやられるつもりでバイクで出発しました。
久しぶりのツーリングだったので前日に軽くバイクの整備。
チェーンオイル注油とタイヤの空気圧の調整。
それから先月切れたETCカードの新しいのが届いてたのでカードの入れ替えをしておきました。
早朝を予定していたけど眠れなくて未明に出発。
自宅のすぐ近くでこんな雨。
そして次第に雨は滝のように…
ところどころ道路が川になっていたりで少し肌寒さもあり合羽の中に一枚着るのに屋根のあるドライブインに停車。
「僕のせいじゃないテルー」
テル男が申し訳なさそうな顔をしてました。
「そりゃそうだ!テル男は悪くないぜー!」
雨も日本海側に出たら止むことがわかってましたので準備をして再出発!
「行くぜ!テル男!」
GoogleMapsのナビを使っていると
「より早い道があります」
とかでてきてそっちに誘導してもらうとこんな道を走らせてくれたりします。
( ̄▽ ̄)
まーちゃんとたどり着けてるからいいけど僕は車でもGoogleMaps使ってるんだよなー。
少し考えてしまいます。
きれいに維持されているなー。
少しゆっくりしたかったのですが喧しい中国人たちがぞろぞろやってきて鬱陶しかったので移動しました。
せっかく静かそうな平日にきても煩い中国を旅行してるみたいな嫌な気分にさせられます。
なんでこの国の人たちはこうもデカい声で会話するのでしょうか。
鳥取入りしました。
写真は鳥取空港の飛行機の着陸用の誘導灯。
ここで夕陽を撮ろう!って思ってたのですが台風の影響でものすごい砂嵐が!!
顔にびしばし砂が飛んできて痛い痛い!
めがねもゴーグルも砂だらけになりました。
夕陽はあきらめよう。
同じ理由で鳥取砂丘にも近寄りませんでした。
学生の頃行ったことあるし、見なくていいよね。
「はい!宮尾すすむです」(知らない人すみません)
チビの全国大会まで!と決めた禁酒。
まだ続いてました。
こうなったら来月のマルちゃん杯まで家でお酒はやめようと思います。
ツーリングや飲み会はその日限りでOKなルールを自分で作りました。
ヒャッハー!!
ゴーグルのミラーが薄い色のやつハメてきちゃったので黒塗りしました。
この日470キロ走って目が血走ってます(^^;
一夜明けて8時くらいに宿を出ました。
いろいろいきたいところはありましたが荷造りをしてる時点で熱中症になりそうな暑さ。
「あかん、背中が焼けそうに暑い!!」
あまり寄り道せずに帰ろう!!
国道9を使って福知山に向かいます。
京都縦貫自動車道に入りJCTから名神高速道路へ。
高速を走っていても前からくる風はドライヤーの熱風みたいなもので地獄の暑さです。
それでも京都市内の渋滞とか考えたら高速使ったほうがいいよね!と。
PAでお茶を飲んで再出発。
この直後にトラブルが起きました。
場所は京都東インターの手前の長い登りの直線。
僕は追い越し車線を走っていました。
追い越し車線の流れるスピードは120~130キロくらいでした。
いきなり前を走る自動車が小刻みに揺れたように見えました。
見えただけで揺れたのは自分のバイクでした。
(そのときは自動車がゆらゆらと揺れて見えました)
「大きな地震だ!!」
と思ったと同時にリヤから
「ババババッババババbッババババリバリバリー!(どう表現していいかわからないような音)」
とマフラーからの排気音よりもデカい音がしたと同時にバイクが斜めに走って中央分離帯に向かって進みます。
「あかん!なんじゃこりゃ!」
あわてて腰を動かしてバランスをとって真っ直ぐ走るようになったと思ったら今度は走行車線に向かって走り出します。
「うわ!なんじゃこりゃ!」
バックミラーを見ると後続車は気づいてくれたらしくかなり車間をとって離れてくれています。
恐る恐る下を覗き込むと左右に暴れるリヤのタイヤ。
完全にリムから外れています。
異変を感じたときに減速していましたが追い越し車線で停まるわけには行かないので左右に流れながらも必死に立て直しながら加速します。
走行車線と同じ流れになったのでウインカーと左手で大げさにゼスチャーしながら割り込ませていただいて最後は登坂車線へ。
やっとの思いで登坂車線に入ったところで思いきり左に流されました。
登坂車線は車はきてません。
「もう無理!!」
と急ブレーキで停車させました。
斜めになりながらも何とかガードレールに当たらず停まってくれたWR。
「怖かったー!!」
タイヤはなにも拾ってないしサイドウォールもなにもなし。
なんでパンクしたんだろ?
両リムからビードは外れていますので持ってる小さなコンプレッサーではビードは上がりませんでした。
リムとタイヤの隙間が広すぎてとても無理。
すぐにレッカーを手配しました。
1時間くらいでレッカーは到着。
そのままバイク屋さんへ。
レッカーのお兄さんありがと!
バイク屋さんでも車両にタイヤがついた状態ではビードをあげることができずに結局ホイールからタイヤを外してビードワックスたっぷり塗ってなんとかエア入れ完了。
1時間以上もかかって直してもらいました。
そういえばチューブレス化した日にビードが上がらなくて30分くらい格闘したっけ。
細いタイヤはリムとの密着がうまくいかなくて難しいです。
タイヤはリムから外れた状態で結構走ったし無理させたので帰ったら新しいの買って交換です。
なんとか応急処置ですがバイクで帰れます。
バイク屋さんありがと!
4500円の修理代を払って出発です。
昼の3時くらいに家に着くはずが琵琶湖大橋を渡ったところで日没間近。
ずっとパンクの原因を考えていました。
バイク屋さんに
「フロントもエア入れておいたよ!かなり減ってたから!」
と言われた一言。
なんとなく原因がわかったような気がしました。
帰ったらすぐに確かめなくちゃ。
鈴鹿スカイラインを走りながら帰ってきました。
鈴鹿スカイライン、街灯はひとつもなくこんなところでパンクしたら心細いやろなー…
山でパンクして携帯が圏外だったことを想像したら怖くなりました。
しかし100キロ以上のスピードでパンクってシャレになりません。
今回は直線区間だったことが幸いしてなんとかなりましたがカーブで起こっていたら助かった可能性はなし。
しかも他車も巻き添えにしてしまうことも十分考えられます。
帰ってきてすぐに確認しました。
出発の前日にタイヤのエア圧を調整しました。
これは僕が自転車競技で使っていたPanaracerのゲージ。
右のボタンで計測単位を変えることができます。
普段kg/cm2で合わせています。
このゲージは電源を入れると前回測定した単位にセットされます。
で、家に帰って電源を入れるといつもの
kg/cm2ではなくPSIになっていました。
PSIでkg/cm2の数字に合わせると3割以上低くセットされてしまいます。
高速で走る空気圧ではありません。
無意識で測定のときに単位を変更しちゃったんかな?
って思ったけどよーく考えたら最近電源が入らなくて電池を新品にしていました。
電池を抜くと設定の内容は破棄されて初期設定のPSIになることが判明。
出発前日に「えらい高いな」って抜いて調整しました。
外気温が上がってるから高いんだなって思い込んだようです。
しっかり単位を確認さえしていれば今回のトラブルはなかったでしょう。