こんにちは。千葉です。

今晩のコンサート、当日券が出るそうですよ>ドレスデン国立歌劇場管弦楽団こっち はどうなんだろう・・・

(千葉は今日はサントリーで決定です)


えっと、先ほどは少し辛気臭い文章でしたので、気分を入れ替えていきます!そこで取り出したのがこの一枚。


Nielsen: Symphony No. 4; Scriabin: Le poème de l’extase [Australia]/Mehta
¥830
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先日はお誕生日だったのに祝いの一言も述べず、さらには出オチ扱いしてしまいました ので、反省を込めてこの一枚を紹介します。73歳おめでとうございます、と言いつつ、紹介するのは若きズービン・メータがロサンゼルス・フィルを指揮した、実によく鳴る一枚です。


何回か実演を聴いて、申し訳ないことだけれどもこの先はたぶん聴かないだろう、と思っているマエストロ・メータなのですが。その昔、千葉が最初にワーグナーを面白いなと思ったのは彼がニューヨーク・フィルを指揮した「ニーベルングの指環」ハイライト版によるものでした。この点では大いに感謝しているのです。

今思えば、独逸風とか伝統の響きとか、そういった拘束から全く自由な彼らの音色、サウンド、そして特にもニューヨーク・フィルの素晴らしい金管の技量にに魅せられたのだろう。う~ん、実にわかりやすいな千葉少年。


ワーグナー:「ニーベルングの指環」ハイライト/ニューヨーク・フィルハーモニック
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そうか、メータもOZAWAも伝統からの解放を結果として体現していたのかな。伝統の外部からの異邦人が新風を吹き込む、みたいな。それってもしかして、今のドゥダメルの立ち位置なの?


余談はさておき。ニールセンの交響曲第四番には、一方ならぬ思い入れがありますが、その話は前にしたような気もするのでここでは割愛。

この一枚は、実に屈託のない音楽そのものの楽しさが横溢しているのが良いところです。録音も良いからツインの「太鼓連打」部分も実に鮮烈ですし。ちょっと一本調子な感も否めないけれど、これが若さか・・・と言うことでひとつ。


これに触発されて考えてしまうこともあるのですが、それはまた別の話。異常、この秋のウィーン・フィルはパス決定な千葉でした(台無し)。ごきげんよう。