東京ビッグサイトで開催したトークショー。
今日はマンガの表現の一つ、「間」について、
文星芸大マンガ専攻の学生たちの
作品を三作ばかり例にとりながら、
約1時間半ほどの授業を、
皆さんの前でご披露してきました。
マンガだけでなく、話術、演劇、音楽、
などにおいても重要とされる「間」。
「溜め」とも言いますね。
これを上手く使うと、何げないストーリーでも、
何げない日常の平凡なエピソードでも、
読む人を、ドキドキ、ワクワクさせたり、
時には、胸をキュンと熱くさせる事もできる、
不思議な魔法のような効果があるのです。
今日は「間」だけでなく、物語の導入部の大切さ、
又、お話が終わった後、読者の心にじんわり残る
「余韻」の作り方などの解説もしました。
時間が限られた中なので、あわただしくて
ちゃんと伝わったか心配です。