7月10日。

この日もJabaツアーさんにお願いしてダッカ近郊の観光です。

まず午前中はバングラデシュで有名な織物『ジャムダニ織』の村を見学に行きます。

ジャムダニ織の村は川沿いにあるので普通は船で乗りつけることが多いみたいですが、今回は車で向かいました。


今朝のダッカは雨。雨季といっても一日中降り続くことはありません。いっときザーッとすごいスコールみたいなのが降って、しばらく待つとやんで晴れてくる、みたいな天気です。

で、ベンガル人は雨降りの時傘を使うのか?って疑問があったのですが、実際のところ使っている人もぱらぱらいます。だけど8割がたは傘はさしてないかな。

やむまで待っている人も多いし、小降りだったらオロナとかタオルを頭に被って歩いています。

おもしろいのはリキシャワラ(車夫)。

リキシャワラの雨の日ファッションは。頭にビニール袋を被る

みなさん、なかなか器用にかわいく被ってらっしゃいます♪




ダッカを少し離れると道ものどかです。人の集まる路地にはマーケットができてるし、ダッカ同様チャドカンでたむろってる人もたくさん。



1時間ちょっと走ってジャムダニ織の村、ノアバラに着きました。(ジャムダニ村、じゃなかったのか?と未だに疑問なんだけど)

着いた時には雨はやんでいましたが、さっきまで降っていたのか道端はぬかるみだらけです。川ではみんなで水浴びしてます。やっぱり田舎は緑が多くてのどか・・・




村の中にある小さな小屋の中ではた織はされています。狭い小屋の床は地面に人が座れるように穴が掘られていて、そこに2人組で座ってはたを織ります。右側がベテラン、左側が見習いの生徒さん、というペアみたいです。


はた織小屋の様子を動画でも掲載しておきますね。


ジャムダニ織は独特の模様が織り込まれたモスリンみたいなガーゼみたいな薄手の軽い生地です。模様用の糸が縦糸・横糸とは別にはられているので、裏から見ても表から見てもきちんと模様が入っているのが特徴です。(普通の織物は、表しかきちんと模様が入らない)

製品としてはサリーが有名ですが、手軽なお土産用にオロナも売っていたので、手持ちの赤いサロワカにあわせて買ってきました音譜これで600タカ=1,000円くらいです。多分、縦糸がシルク、横糸が木綿だと思います。

売っている時はノリづけしてあるのでパリパリですが、一度中性洗剤(シャンプーとかでOK)で洗うと、フワフワしてとても気持ちよい肌触りですラブラブ 妹にも黄緑のオロナを買って帰りました。

時間があれば布を買ってサロワカに仕立ててもらうこともできます。軽くて涼しそうだから、機会があればぜひサロワカ作りたいな~。この手触り、かなり気に入りました。



できあがった製品を見せてもらった後はマンゴーとジャックフルーツでもてなしてくれましたニコニコ



ジャックフルーツっていうのは、バングラデシュの国の果物だそうです。見た目はドリアンのようにトゲトゲでかなり大きい↓
味もドリアンに近いかな?ドリアンみたいな臭みがあります。だけど、ドリアンよりも甘酸っぱくてジューシーでした。


部屋の中でもすぐにハエがいっぱい寄って来ますが。細かいことは気にしない!

「日本には3秒ルールってあってさ、下に落ちても3秒以内ならばい菌がつかないから食べても大丈夫、って言うんだよ。」と言うと、ベンガル人たち真面目な顔してうなづいているので「あ、でもそんなこと言ってるのは子供だけだからね!」と釘をさしておきました。

すると「バングラにもね、ハエが止まる食べ物は毒が入ってない、なぜならハエが死んでないから、って言葉があるよ」と教えてくれました。なるほど。レンジャー部隊で「ボウフラのわいてる水は毒が入ってないから飲める」みたいなもんですねシラー



ジャムダニ織を見学した後は、アシュリアでランチを食べながら舟遊び!です。次回は舟遊びの模様をお伝えします。


⇒旅行記25へ続く



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