7月10日。ジャムダニ織の村を見学した後は、ダッカ市内をつっきってダッカの北にあるシャバールへ行き、そこでランチクルーズです。


「きっと乗り合い観光船みたいなのがあって、それに乗るんだろうな~」と日本風に考えていたのですが。よく考えたら、バングラにそんなに観光客がいるわけもなく・・・

案内された、Jabaツアー所有のクルーズ船はこちら!

こちらの船をなんと私一人で貸切!!ショック!

「本当は6人以上のグループじゃないと動かさないんだけど。」とか言いつつ、今日は私一人のために動かしてくれる・・・

旅行代金、最初はちょっと高いかな~と思ったけど、こんなことなら全然安いです汗

船のデッキにも船内にも座るところがあり、20人くらいは入れそうです。ベンガル人の一族100人くらいで貸し切ったこともあるとか・・・



船内のキッチンでは料理人さんが今日のお昼ご飯を用意してくれてます。

ちゃんと洋式水洗トイレまでついてます。


船が出たら、こんな感じでおいしくて豪華なベンガルカレーが振舞われ



デザートはもちろん、どんぶり鉢てんこもりのマンゴーとジャックフルーツです音譜





船が通っているところは、もともとは川が流れているのですが、現在は雨季のため、川の水かさがどんどんあがり、川原や周りの低い土地は水浸し、全面水たまり状態です。

雨の降らない乾季にここに来たら、全然景色が違うんだろうなあ。



水たまりの中にはレンガ工場の煙突が見えます。

事務所の建物なんか、完全に水の中で孤立してます。

乾季、ここの地面が見える間だけ操業しています。雨が降ったらお休み、っていうか、仕事できない・・・あせる

みんな当たり前のように、そういう生活をしています。


ちなみに、ダッカ中心部は雨季でもこんな風に水没はしていませんからね!今までの写真でわかると思いますが、いつもどおり、普通の街ですよ。念のため。


水たまりの端っこにある堤防。

この堤防で、街の中心部に水が流れ込むのを防いでいる、って言われたけど、本当かな??

砂利船や、竹でつっかえをしたパイプが伸びているのが見えますが、なんでもこの水たまりの中の泥を使って堤防の反対側を埋め立てているそうです。




水たまりには色んな船が行きかってます。

竹?資材を組んでいかだにしてどっかまで運んでる人たち。

日本の川でも、こんなのありますよね。


こちらは普通に渡し舟です。こぼれ落ちそうなほど人が乗ってて、みんなこっちに向かって喜んで手を振ってくれます。傘をさしてる人たちは、あれは日傘兼雨傘、かな(笑)



こんな風にほろのついた小船は、遊覧船です。日本の貸しボートに船頭さんが付いてるみたいな感覚かなあ?

でもって、この船の中にいるのはたいていカップルですドキドキ

バングラは一応イスラムの国なので、街中でカップルがべたつくのは好ましくないとされています。なので、カップル達は人目につきにくい静かな場所でデートするわけなのですが。そういう場所って限定されるから、ダッカ市内には本当にカップルばっか、って場所ができてしまう。

例えばオールドダッカのラールバーグフォートなんて、デートスポットのメッカで、どの木の下にもカップルが座っていたりします。

どうやら、ここシャバールも、そんなデートスポットの一つみたいですね。
みなさんも、雨季のバングラに行ったら、ぜひこんな素敵な小船のデートをしてみてください。

しょせん川があふれた水たまりなので、特別すごいものが見られるとか、珍しい生き物とめぐり合うとか、ってわけではなかったのですが、雨季のバングラを実感するにはなかなかよい経験でした。



ちなみにこの日のダッカ市内。ところによりすごいスコールが降ったみたいです。

バングラの道路は排水が悪いので、雨が止んだ後も少~し道路は水浸しです↓





こんな感じで2日間のダッカ市内観光は終了。

明日からは、家族みんなでラッシャヒへマンゴー狩りの旅に出かけます!


⇒旅行記26へ続く



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