みなさんこんにちは
久しぶりにブロガー江本です。
長らくお待たせしました・・・
前回のパーマの種類 の続きです
本日はタイトル通り、縮毛矯正とストレートパーマについてです
よく質問される
縮毛矯正とストパーってどう違うの
当店でお答えするのは
パーマ落としの際や、簡単なボリュームダウンの際はストレートパーマが適しております。縮毛矯正はアイロンを使って矯正していきますのでクセをしっかりと伸ばす事ができます
ですが、美容業界での分類って曖昧ではっきりとは区別出来ないのが現状ですのでサロンごとに答えは違うと思われます・・・
シュヴーの技術での分別は
ストレートパーマ
一液塗布
シャンプー台でお流し
二液塗布
お流ししてトリートメント
縮毛矯正
一液塗布
シャンプー台でお流し
ドライorドライ+アイロン
2液塗布
お流ししてトリートメント
つまりで熱を使うかどうかって事が違います。
前回説明したコールドパーマとデジタルパーマの違いと同じですね・・・
ここからは恒例、マニアックなお話です
クセをお持ちの方は感じると思いますが、クセには大きく二つに分かれます。
髪が濡れると強くなるクセ、髪が乾くと強くなるクセ
毛髪には水の影響を受けやすい親水性のタンパク質と水の影響を受けにくい疎水性のタンパク質が両方存在します。簡単に言ってしまえばこの二種類のタンパク質の影響で直毛かクセ毛かに別れます。
髪が濡れると強くクセがでる方は親水性のタンパク質のバランスが多いケースが多く、このタンパク質には通常のコールドパーマで影響を受けるシスチン結合というアミノ酸の結合が多く存在します。その為、通常のコールドパーマ、つまり熱を使わないストレートパーマでもストレートに近づきます。
髪が乾くと強くクセがでる方は疎水性のタンパク質のバランスが多いケースが多く、このタンパク質にはシスチン結合が少ない為に通常のコールドパーマ、ストレートパーマではパーマをかける場所がない為にストレートには出来ません。つまり、熱を使う縮毛矯正が必要となります。
ただし、クセ毛の多くは濡れても乾いてもクセがでるケースも多く、ストレートパーマだけではクセに勝てない場合が多いのが現状です。
自分のクセはどちらのパターンなのか・・・担当スタイリストとご相談の上、ベストなストレートヘアを楽しみましょう
これからいやな梅雨時期に入ります。最近は昔の縮毛矯正よりも、ずっと自然なストレートヘアになっております。
昔縮毛矯正をして針金のような、濡らすとテロンとする矯正で失敗した方も是非もう一度チャレンジしてみて下さい
門前仲町店では、お客様のニーズに合わせたストレートヘアの勉強会を実施中です
次回予告
私の最近の縮毛矯正のテーマ、温度と髪の毛の関係です。