犬山祭 | さくら日和~旅とヘナと着物の日々~

犬山祭

地元に帰ってきてるということで、何年ぶりかの犬山祭。桜はまだ早いけど、晴天で良き日だった。
着いた時からすごい人で私の知っている犬山城下町の閑散とした雰囲気とえらい違う。
町おこしが成功したもようで外国人観光客など多数、B級グルメの出店などが並ぶ事に少し戸惑いを感じる。
変わるという事は、良い方に転んでも悪い方に転んでも寂しさを伴うという事を最近痛感している。

さて、まずは以前は無かった昭和横丁から。
名の通り建物に入るとどこか懐かしい昭和の雰囲気が。

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謎のお色気チャイナ服女性と、犬山城のゆるキャラと思われる犬の顔ハメ。犬山だから、さすがに犬だワン。

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あ、これねこれ。
彦根城に猫でひこにゃんだったら、犬山城で犬なら犬わんになっちゃうけど、どうやら「わん丸君」と言うらしい。

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犬山祭では車山(「やま」と言う)が13輌城下町を練り歩くのが見所。お囃子とともにてっぺんでからくり人形が舞うのが見もの。

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奥に見えるのが車山の倉庫。見ての通りかなり高い。

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乗っている子供達は背中に黄金の龍などを背負っている。かっきー。

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車山の細工や模様がそれぞれ面白かった。
これは人面牛みたいな?

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細い道をスレスレで走行。ゆっくり歩くので勢いはないけど近いので迫力はある。
男衆たちも写真撮ったりスルメ食べたりまぁまぁダラダラしてる…

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城下町と車山の雰囲気が素晴らしい。
江戸時代から続く祭で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているらしい。納得。
母が亡くなった後になぜかよく来て姉と四柱推命してもらったりなかなか感慨深い思い出の引き金となる風景がたくさんあった。

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グルメも頑張ってます。
田楽とか、五平餅とかやはり味噌系が目に付いた。愛知県民は皆味噌が好き。

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今回はこの団子よく見た。
前日に行った春日井市のグルメフェアってイベントより数倍たくさん屋台出てたわ、春日井市頑張れ!

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奥に犬山城が見えるのがおわかりでしょうか。
思ったより小さめです、はい。
でも城下町の雰囲気すごくいいから!

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桜もちらほら。毎年四月の第一土日開催だから桜の開花具合は無視。まぁ次の週末だったら雨予報だしな、咲いてる雨より咲いてない晴れの方がいいかもな。天気って最重要だと思う。

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城のふもとまで来ると広場のように拓けていて車山が並んでる。ここでからくり人形の舞が見られる。

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車山は5トンくらいあるらしい。それがずらり…
個人的には男衆たちの衣装もかなり気になった。車山によって違うのだけど、皆腰にカラフルな兵児帯みたいなのを巻いてそれがオシャレだった。

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車山や埃を担いで練り歩く祭って日本のあちこちで見られるけど、からくり人形がそれぞれの山車に収められて舞が見られるのはこの犬山祭だけらしい。日本の伝統が凝縮されたような見応えのある祭だと思う。
見たことないけど、夜は車山に365個の提灯を灯して運行するらしい、これは是非見てみたい。
この後、犬山城に登ります。つづく…