奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ② ・・・07/28/2013
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ③ ・・・07/29/2013
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ④ ・・・07/30/2013
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ⑤ ・・・07/31/2013
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ⑥ ・・・08/07/2013
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ⑦ ・・・08/09/2013
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ⑧ ・・・08/10/2013の続きです。
私たちは、洞川温泉(どろがわおんせん)に手配していたお宿に
チェックインをして、洞川地区の中心的寺院龍泉寺(りゅうせんじ)に向かいました。
先日ご紹介をさせて頂いた天河神社は地図の中央エリアに位置しています。
大峯開山役行者 (修験道の開祖) が大峯修行の時
麓の洞川(どろがわ)で、岩場の中からコンコンと水が湧出る泉を
発見されました。現在でこそ穏やかな池ですが、役行者が発見した頃は、
底も見えないほど深く青く澄みきった泉だったと云われています。
そして、役行者がこの泉の辺に八大龍王尊
(総ての龍神の王・天を護る) をお祠りして
水行をしたのが、龍泉寺の始まりであると伝えられています。
龍泉寺の名前の由来
水の湧き出る洞口は「竜の口」と云われ、
龍王尊の住む泉と言う意味を持って、
龍泉寺と名付けられました。
そして、この竜の口より湧き出る水を口にすると病気がなおる
不思議な水として、各地より、わざわざ霊水を求めて
参詣する信者が多いと云われています。
* * *
この地は、後に修験道中興の祖である聖宝理源大師(しょうぼう りげんだいし)によって再興修行され、修験道の根本道場として修験者を迎える霊場(近畿三十六不動尊霊場第31番礼所)となり、大峯山山上ヶ岳への登拝の出発点となっています。
昭和21年の洞川大火により境内の建物のほとんどを消失ましたが、
昭和35年に伽藍の復興がなされ、滝行場である龍王の滝も整備されました。
本堂にはご本尊の弥勒菩薩 (みろくぼさつ)をはじめ、
役小角 (えんのおづぬ)
聖宝理源大師 (しょうぼう りげんだいし)
弘法大師 (こうほうだいし)=空海
不動明王 (ふどうみょうおう)=大日如来の化身が祀られています。
自身が、とても静かで、穏やかで、
力強い ”氣”に包まれていることを感じました。
この感覚は、言葉では、表現できません・ ・ ・
なで石
境内の本堂前の木枠の中に置かれた丸い石が「なで石」です。
かわいいと言ってなでると軽く持ち上げられ、
憎いと思ってたたいたりすると重くなると云われています。
元来、石による占い(石占)に用いたものらしく、
願いが叶う時は軽く、叶わない時は重いと言われています。
”言葉は現実を創る呪文” なるほど・・・ と、
”言葉(言霊)”の奥の深さを体感しました。
つづく ・ ・ ・
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ⑩ ・・・08/22/2013
奈良県・吉野・天川・洞川温泉の旅 ⑪ ・・・08/23/2013
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それでは ・ ・ ・