それぞれの色々な側面。*　。゜*　。・☆

以前、

それぞれが持つ3つの自分・・・02/01/2011 について書きましたが
今日はその続きを書こうと思います。

人は、第一印象で、相手がだいたい ((( どういう人なのか？))) を判断しますが
それは、ほんの一面にしかすぎず

多くの場合（人によって）　この

CUBEのように、色々な面があります。

CUBEの真ん中に、本当の自分がいることをイメージしてみて下さい。
必要に応じて、それぞれ母の顔、父の顔、姉、兄、弟、妹、妻、夫、友達の前での顔、両親の前での顔、上司や部下、先輩や後輩の顔etc・・・があるかと思いますが、どれも自分です。

私は子供の頃、両親の違う一面を見た時、とても驚いたことがあります。
それは、父の働く姿や、父や母が兄弟姉妹や、それぞれの親と接している姿etc・・・を
見た時でした。私が知っている父や母の顔ではなかったのです。
（感動もしたし、ショックもありました）

自分の兄弟、姉妹だって、自分と接している時の姿と、兄弟、姉妹が友達や親と
接している時の様子が違って見えたりすることもあると思います。

人には、色々な面があるということであり、それらをひっくるめてその人なのです。
あまりにもギャップがあるような違った一面を観たときは、ショックを受けてしまうと
思いますが、それもその人（その人を表す面の１つ）だということです。

いつも自分らしくいられている人のほとんどは、どの場面でもほとんど変わりなく
同じ雰囲気、同じ印象になりますね。　モデルのローラさんは、いつも天真爛漫で
相手によって印象が変わりなく、裏表にギャップがなさそうですよね。

人に氣を使いすぎるなど、自分の感情を抑えている(本音を隠している）場合に
きっと、大きなギャップ（普段と大きく違う一面）が出来てしまうのだと思います。
（内弁慶なんて言葉がありますね）

内弁慶＝家の中ではいばりちらすが、外では意気地のないこと。
意気地＝事をやりとげようとする気力。

相手を ”こういう人” だと決めつけて、自分が知らない相手の一面を見た時に
自分には見せてくれなかった一面だ、とか、あの人は変わってしまったとか、
勝手に裏切られた気持ちになって、ショックを受けている人もいるようです。

だから、自分から見えている一面だけで、その人のことを
”こういう人”だと決めつけたり、思い込み過ぎには注意が必要だと思います。

相手や自分をこうだと思いこむ、固定観念は、その人や、自分の（表現の自由や）
可能性を奪ってしまうと思うのです。
固定観念とは - あるものが、こうあるべきだと考え、ほかの考え方は排除する思考傾向。
おおむね悪い意味で使われる

最近、恋愛中のカップルや、夫婦間で、”マンネリ化している”という言葉を耳にしますが、それは、相手のCUBE

の一面だけしか観ようとしていない、もしくは、相手のCUBEを観ようともしていないかもしれません。それに加えて、自分のCUBEの違った面を楽しむことを忘れているかもしれません。

CUBE（立方体）に例えていますが、それぞれの色々な面のことです。

マンネリ化＝変わりばえのない（退屈な様子）ものになること。また、そのようす。

失敗をしてドジな姿も、何かを目指して努力している姿も
落ち込んでしょぼくれている姿も、迷い悩んでいる姿も、どんな姿も
どれも人の一面であり・・・

○○さんは、完璧だと思って尊敬していたのに、ミスするなんてetc・・・とか、
人の欠点ばかり見つけて勝手なことを思ったり、言ったりする人がいるかもれしれませんが

この世に、欠点のない人はいないと思うのです。

完璧とは、欠点がまったくないこと。また、そのさま。

人は間違えて、それを正し、進化、　成長していきます。

その過程で、自分や、周りの人がダサく観えたり、変わって観えるかもしれませんが、進化、成長に、変化は付きものだから、そう見えても仕方ありません。

自分らしく、自分のキャラクターがマッチング（フィット）して
自己表現が自由に楽しくできることは、多くが望んでいることではないでしょうか？

進化・成長速度を速めるには、勇氣を出して、どんどんチャレンジすることです。

まだ、自分の知らない面があるかもしれないのです。

生き生きとした、新たな自分の一面を発見した時、相手の素敵な一面を観た時に
”マンネリ化している”　なんてことは思わないと思います。

CUBEの一面だけしか見ようとしなかったら、他の面を知ることができません。
まだ知らない、色々な面を互いに引き出しあえるような関係って理想的ですよね