今日本で大変な事が起きてる時に、日本の大事なみんなの近くにいないことをとても申し訳なく思います。
看護師なのに、医療現場にいないことも、力になれないことを心から申し訳なく思います。
今回の大地震により、被害に遭われた方と、そのご家族、その方を思う方々。
不便な生活を余儀なくされている、日本のみんな。
悲惨な光景と、避難生活でも前向きに立ち向かう皆さん、自らの犠牲を払いながら、原発の為に日夜闘ってる人々。医療の現場で、自分も被災者なのに必死に勤務する人々。
避難所の中学生が、自分の家族と連絡が取れない子もいるのに、壁に励ましのメッセージを書いて、みんなの気持ちを盛り上げてる姿。
「必ず立ちあがります。みなさん、良くして頂いてありがとうございます。」とおっしゃる避難所の方々。
海外からの災害救助チームに対して、英語で深く頭を下げながら「来てくださって本当に感謝します。」とおっしゃる、区長さん。
所詮、隣の国で呑気に暮らしてる私が、こういうことをブログに書くことが不謹慎なのかもしれません。
「お前は日本にいないから、こんな事が出来るんだろう!!」と思われる方もいるかもしれません。
私が泣いたところでどうにかなるわけではないし、泣きたい方、泣きたいのに涙も出ない方は、今まさに闘っておられます。
私の友人や後輩の実家も、避難生活をされていたり、家が損壊したりしています。
去年の夏仙台に転勤になった私の大事な弟みたいなJ氏は、偶然にもその時秋田にいました。
私は日本に居ないけど、私の隣で、まさに今回の大地震が起きました。
だからこそ、ソウルに居る私は呑気に暮らしていて、本当に申し訳なく思う。
だから、ソウルから私が出来ることは何だろうと考えました。
まずは、自分の大事な人々に無事かを確認すること。
声を掛けること。
本当に、何年振りかに連絡した方もいました。
でも、繋がることが出来ました。
地震のまさにその時、私の家族はバラバラで、帰宅が出来ずに、広尾高校で一夜を過ごした母。
車の渋滞に巻き込まれた父。
吉祥寺の学校に待機になった、末っ子。
東京のど真ん中に勤務する弟。
たまたま繋がった自宅への電話には、誰も出ず。
電話が全く繋がらない間は、本当に不安で、韓国での報道を見れば見るほどに不安になりました。
私があれだけ不安になったのだから、今も大事な方々と連絡がとれない方々はどれほど不安か計り知れないし、余震も続いているし、自分の身の危険もある。
私が無事かを確認した時、日本のみんなは逆に私の家族を心配してくれました。
韓国の人々も、すぐに連絡をくれてたくさんの方々が大丈夫かと心配してくれました。
私が日本語を教えている税理士のハンさんは今日、日本の為に心を痛め涙を流して、寄付もしてくださいました。
たまたま入った靴修理のおじさんも、「日本人ですか?家は家族は大丈夫ですか?」と心配してくださいました。
隣の国韓国でも、隣の国日本の為に大勢の人々が祈ってくださっています。
そして、今日通りすがりにMBCが日本の為に特別番組をしており、その横で日本の皆にメッセージを届けて欲しいと、奮闘しているとても勇気ある日本人の方あたらし・ひろゆき氏 にお会いし、ちょっとだけお手伝いをしてきました。
しかも通りすがりに・・・。
힘내세요 일본 여러분 맷날 응원하께요 사랑해요.
힘내세요 우리가 응원하고 잇어요!!화이팅!!
頑張ってください 私たちが応援しています。ファイティン!!
私のこっちの妹みたいなりーちゃん。
この方達は、マレーシアから日本の高等専門学校に留学している方々。しかも、被害に遭われた仙台からだそうです。日本語ベラベラでした。
地震の2日前に韓国に観光で来たら、この様な事態になったとのこと。
日本の友達の中には連絡が取れない方々もいるとのこと。
自分達も辛いのに、笑顔で応援の言葉をくださいました。
この方々の無事と、この方々の大切な方々の無事を祈らずにはいられません。
明日日本に帰られるとのことだけど、大丈夫かな?
私も、何もできないし少ないけどiTunesとそのMBCに募金をさせて頂きました。
たくさんの方々が、隣の国から、世界から祈っています。
正直、情の厚さは韓国の方が上かと思っていたけど、今の日本を見ているとそれ以上だなと思います。
日本人の真面目な配慮ある国民性が、この大惨事に乗り切ろうと今の日本を支えていると、外国に来て感じたこと。
自分が日本に生まれ、日本に育ったことを。心から誇りに思います。
思いやりが人の命も救うし、自分の力になることを知りました。
だから、小さいし自己満足だし、こんなことしか出来ないけど、ここソウルから日本人と韓国人の真ん中の私は祈り続けます。
帰ったら絶対、また命と向き合う仕事に戻ろう!!と決意した雪降るソウルより。
みんな、無事でいてくれて本当にありがとう!!