魚とアレルギー2 | 自然の力はプライスレス

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まりんとの生活っぷりなどなど。

昨日は犬が魚を食べる事とアレルギーの関係を考えてみたが、どうにも腑に落ちない。

犬の好むものは、発酵してるものや腐敗しかかったもので、言ってしまえばウンPや生ゴミや死骸を食べようとする。
殺したての動物の肉はもちろん喜ぶだろうが、半骸骨化した死骸の肉も食べようとしていた。

ドッグフードで不足した酵素を欲しがっているとも考えられるが、どうもそれだけでは無いような気がする。

狼というよりはハイエナに嗜好が近いと思うのだ。

もちろん家庭犬としては、口の中がばい菌だらけになるのは一緒に生活していくうえで困るのでいけない事だと教えるが、もし野犬となったら何を食べているか目に浮かぶ。

最近のドッグフードのリコール事件や犬達の死亡事故を耳にするようになって人間達は敏感になりヒューマングレードを望むようになってきている。

だが、ヒューマングレードとは化学薬品や農薬などが人間の食品と同程度かそれ以下を望んでいるという事であって、人間の食べるものと同じくらい新鮮であるという意味ではない。
現代社会の人間達は潔癖症なヒトが多く、雑菌に抵抗力が無いから、ヒューマングレードを勘違いしている気がする。

犬と人間は食べるもののタイミングが違う。
人間はより新鮮なもの、犬はちょっと臭うものを望んでいる。

と言う事は、魚も肉も(野菜は別。まりんは新鮮な雑草を好んでついばんでいるから。)そんなに神経質に鮮度に拘らなくても大丈夫なのではないか。

強力な胃液を持つリサイクル犬が、もし青魚のはらわたを食べてアレルギーになるようなら、問題は別に有るような気がする。

アレルギーとは現代病の一種だ。
免疫力、抵抗力が暴走して機能しなくなっている状態だ。

動物にアレルギーがある、とか、消化できないものがあると聞くと、私はぞっとする。
その次に控えている何か大きな病気の予兆を感じるからだ。

人間が見てグロテスクだと思っても、犬はそんな風には思っていない。
人間が丁寧に茹でたり磨り潰したりする食事は弱っているか老犬向きではあるが、元気な犬は自分で噛んで自分で消化できる。
(まりんは自分で噛んで、上あごで租借し上手に食べている。)
元気なうちから流動食を与えるのは、人間自ら犬の消化力を弱らせているのではないだろうか。

バーフダイエット。。。まりんには必要無いな。