オフリードの薦め | 自然の力はプライスレス

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まりんとの生活っぷりなどなど。

犬との生活初心者のコラムを発見。

日本に居た時は、犬を信じられずリードを外した事が無い、何処に行っちゃうか分からない、だから絶対外さない、そう思っていたそうだ。
だが、イギリスに移って保護犬を引き取って生活を始めて、オフリードにする事の大切さを実感したそうだ。

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犬と真剣に向き合って、しっかり信頼関係を築いたなら、リードなんか無くても犬は傍を離れない。
自分の保護者から離れたがらないし、安全圏から出たがらない。

リードを外せないのは、自分に自信が無い人間のする事だ。

何処かに逃げてしまうのは自分に魅力が無いからだと自覚するべきだ。

(自分が犬にとって魅力ある人間になるには ⇒ クリッカートレーニングの薦め参照)


犬がオフリードだと放し飼いだと騒ぐ人が居る。

単なる臆病者だ。

そうやって騒ぐから、犬が心配して大丈夫?って様子を見に近寄るのだ。
面白がって一緒に遊ぼうとする犬もいるかもしれない。

みっともないから騒がないで欲しい。


以前、騒いだ人に、犬は奴隷じゃない、と言い返した事がある。

アフリカ人が雑貨屋さんのテラスで首に鎖を付けられて待たされている絵を思い出したからだ。
アメリカ人は、臭いから店に入れるな、何をしでかすか分からないから繋いでいる、と言っていた。

日本の犬は、売買され、拉致監禁され、しつけと称する虐待を受けている場合が多い。
まさに奴隷時代のアフリカ人の扱いにそっくりではないか。

法律に守られていないんだから当り前だと言っていた。

犬にも幸せに生きる権利が有ると言ったら、擬人化していると嘲笑された。

どんな犬も、犬というだけで繋いでおけと言うのは、人間というだけで繋いでおけというのと同じだ。
人間こそがどの動物よりも一番危険だから、犯罪抑止には繋いで置くのが安全だという論法と同じだ。

こんな時、私は、ナチスから、星を付けられたユダヤ人を守るドイツ人の気持ちになる。

私は、日本での犬の幸せに限界を感じずには居られない。

まぁ、人間ですら自殺せずにはいられない国らしいけどね。