80年代のコスメのCMソングで、一世を風靡したヒット曲を多数収録したカヴァーアルバム「makeup 80's」が本日発売になります!なりました!






このアルバムは、私が両親の影響で幼いときに聴いていて「80年代の曲が好き」ということが高じてつくられることになったのですが、80年代の曲は、なんだかパワー漲るキラキラした楽曲が多いですよね。






私が感じる80年代の曲の魅力は、キャッチーなメロディーも去ることながら、歌詞の世界観。






今は割と等身大で〝共感〟に重きを置いていることが多い中、80年代の歌詞って兎に角インパクトのあるフレーズがたくさんあって、もし私だったら「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね。」とか「う・ふ・ふ・ふ」とか「高気圧ガール」とか…こんな題名、まず付けないし付けれないなって。でも、読んでみると、(聴いてると)ひとつの短編ドラマや短編映画を見終わったかのようなストーリー性に満足感を覚えるんです。






と言うのは、例えば89年に映画のテーマソングにもなった私の大好きな松任谷由実さんの「ルージュの伝言」でも、〝赤い口紅〟とか〝鏡〟っていう直接的な名詞はどこにも書いてないのに、〝赤い口紅で鏡にメッセージを残したんだな〟って共通認識として自然と捉えられてるということは、背景だったり描写を想像したくなる、ハラハラ、ワクワク、ドキドキを感じられる歌詞だから、曲の世界に入り込めるんだと思います。最後には自分がその歌詞の主人公になった気分にもなれるんです。






そして、携帯が主流じゃなかった時代。待ち合わせひとつにしても今だったら「○分遅れるからどっか入ってて」で済まされるけど、当時たった5分遅れただけでも、待っているときのもどかしい気持ちが人それぞれあって。だからこそ、80年代の歌詞の世界も色とりどりなんだと思います。






それに加え、今回のアルバムはほとんどが女性の方のカヴァーなのですが、80年代になって、女性が強く自由に輝いているのを彷彿とさせる歌詞が多くなっていて、本当にキラキラした世界観を感じるんです。






そんな、聴いていて楽しい80年代の曲。






私の産まれる前の曲たちだけど、今でも色褪せることのない偉大な曲。






それをカヴァーするにあたって、やっぱり最初は不安でした。





世代の方は強い思い入れのある方も多くいるはず。受け入れてくれるかな…?ご本人のニュアンスも細かく真似たほうがいいのかな…?なんて思ったこともあったほど。






そんな中、山下達郎さんご本人ともお会いして「頑張ってね!」とおっしゃってくださり、それを機に前向きに考えられるようになりました。






この〝22歳〟という若過ぎず大人過ぎない年齢で、ありのまま、自分らしく歌おう。と切り替えてレコーディングしました。






なので、世代の方には懐かしんで聴いてほしいのは勿論。世代でないこの楽曲を知らない方にも、新鮮に、楽しんで聴いていただきたいです。私の声を通じて80年代の魅力を感じて欲しいなと思います。






photo:01









1.「Rock'n Rouge」
2.「キッスは目にして」
3.「不思議なピーチパイ」
4.「う・ふ・ふ・ふ」
5.「高気圧ガール」
6.「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」
7.「WOMAN」






今回もchayプライス略してchayプラ!1500円!







是非、聴いてみてくだちゃい!