「パンダさんとハリネズミ」 | ハマル女

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「パンダさんとハリネズミ」 (2012/チャンネルA)16話

悲しい生立ちを持つ天才パティシエが恋をし、成功を手に入れるお話。
そこには運命に翻弄された人々が出会うべくして出会った。
切なくそして感動の物語。

主人公の愛する人を思う気持ち、
自分のせいだと探し続けるヒロインと友人。
辛い人生を歩んだ主人公ではあるが、
ひた向きに生きて来た男が手に入れる物とは・・・

壮絶な過去:10
辛い運命:9
翻弄される人たち:9
温かな愛:10
信じ続ける気持:10
切なさ:10 
泣ける:9
友情:10
悪人度:10
キャスト:8

総合お薦め度:9
(悪人絡みでマイナス1・・トホホ)

 
キャスト

コ・スンジ:イ・ドンヘ(S/J) 

パン・ダヤン:ユン・スンア 

チェ・ウォニル:チェ・ジニョク



ダヤン家族~(カフェパンダ)
妹 ダナ:イム・ウネ
叔母:ヤン・ヒギョン
パティシエキル・ドング:ユ・スンモク

モーツアルト(ケーキ店)~
パク・ビョンム:パク・クニョン 
ビョンムの娘ミヒャン:イ・ムニ

ファン・ボムボ:ハン・スンヒョン

サンノレ~(ウォニル関連)
会長チェ・ジェギョム(養父):ヒョン・ソク
母:ホン・ヨジン
妹 ウォニ:ソン・イナ
従兄 チョ・ギョヌ:パク・サンフン

カン・ウンビ:ユ・ソヨン 
チョ・ギテ:チョン・ミンジン 

ざっくりあらすじ&感想

刑務所でパティシエの資格を得、優秀な成績を取ったスンジ。
出所後、務所での講師の店モーツアルトで働いていた。

幼い頃の悲しい境遇で11歳までの記憶のないスンジは孤児だった
為、この店の店主をおじいちゃん代わりにし、生活を共にした。

刑務所で教えるなど、人の世話ばかりのおじいちゃんだったから
お金もあまりなかった事で、孝行したいと、
スンジはじいちゃんに大きい店を構えてやりたい一心で
金貸しをしながら貯金に励んだ。
悪の仲間?もじんちゃんをとおして更生してたね
仕方なく悪の道に行かざるおえなかった人もいるんだね・・辛いわ

そんなある日、20年間という長い間の刑期を終えじいちゃんの
娘が出所する事に。
むむ?二人も刑務所帰り?これって偶然?)

自分に遠慮しないように・・とスンジはパティシエ募集の張り紙を
元に「カフェ・パンダ」を尋ねる。
この出会いは後で思えば必然だったね~)

イスから転げ落ちそうなダヤンを助けた・・これが出会い・・
二人の始まりだった。

前科を隠し何とか採用されたスンジは天才的腕をふるい、
ダヤンの家族を驚かせ、気に入られていった。

ダヤンは亡き両親が作ったこの店を潰さないよう奮闘するも、
赤字の毎日で借金は膨らんでいた。
それを知ったスンジは自分の金を差し出し、念書を書かせた。
しかしスンジはどんだけ稼いだんだろうね?
商才かなりあるね~)

資格もないのに入り込みまずいケーキを作り続けたドングは
追い出された事で根に持ち、悪戯を仕掛ける日々。
それにめげず、評判を呼び店は繁盛し出した。
このドングの悪戯がまあ~子供っぽい・・
見た目はかなり「イヤミ」だけに悪戯も納得。)

スンジは軽トラも買ってあげて、パンダ号に変身させた。
が~ある日ドングに盗まれてしまう。
これは完全な犯罪ね~でも前科者は気楽に警察行けない。
ずっと付いて回るのね~辛いわ~)

ある日店に日本の女優ミナがやって来て、スンジのマカロンを誉めた。
藤井ミナ韓国語上手いね~本格的に進出?)

ずっとダヤンが好きだったサンノレの息子ウォニルは帰国後、
サンノレの社長に就任。養父と溝があったが、戻って不正を見つけ
更に敵視し、やがて追い出そうと証拠を集めていた。
母の再婚相手で胡散臭い男はやっぱり不正してたね

初恋のダヤンがスンジと接近している事に面白くないウォニル。
彼女が店の記者の募集に来ると喜んで採用し、幼馴染みのあの子が
自分だと告白。
ウォニルの思いとは違ってダヤンは忘れてる?って位だったね。
チェ・ジニョクとドンヘって「パパの娘だから・・」でも
共演してたね~仲良しなのかな?スタッフのせいかな?)

ある日店に「恋をテーマ」にしたお菓子の注文が入った。
恋を知らないスンジはダヤンと恋心を知ろうと偽装デートに出かける。
はい!でました~偽装系~韓ドラ定番ですね~)

しかし喧嘩ばかり・・失敗に終わった。
この頃ダヤンが我がままに見えたね~苦労ばかりで恋なんて
知らない・・まして愛を知らないスンジが戸惑うのも無理ないね

その後スンジの友人がスンジが金を出した事で「乗っ取る気では?」と
言う冗談がダヤンに聞かれてしまい、誤解を受けたスンジは追い出されたり
もしたが、徐々に仲は深まって行った。
そこまで疑う?スンジ自身は何も言ってないのにね~もう!

すると「前科のある自分が・・」と身を引こうとするスンジ。
スンジの幸せを願うじいちゃんは自分の口から過去を語れない
スンジに変わって密かにダヤンに会い、彼の悲しい過去を告げた。

《幼い頃孤児になり、転々とし、誰かに殴られた事で記憶を失った。
その後犬のブリーダーの人に助けられるも、ある日やって来た
チンピラによって犬もそのおばさんも家も焼かれ、
仕返しに火を付け少年院に入った・・そういう過去》
壮絶です~想像以上でした。もう悲しくて苦しかった。
私達視聴者はここでダヤンの探す子と一致したね

じいちゃんの目は確かだった。ダヤンはしっかり受け入れ、
スンジと付き合う事に。
彼の生きざまからダヤンは全てを察しる事が出来て、
良き理解者になったね~じいちゃんナイスです

実はダヤンにも過去があった。
6歳の頃ケーキ屋の息子とウォニルと仲良くしていたが、
ある日その子の店が全焼し、その母が放火犯として連れ去られた。
父はその後行方知れずだった為、ダヤンの家がその子の面倒をみた。

しかし結局その子は追い出され、その後行方知れずとなっていた。
その後後悔したダヤンの父は彼を探し、ケーキ店を営む事で、
同業の伝手で情報を得ようとカフェ・パンダを開いた。

だがやがてその両親も死に、捜索はダヤンが引き継いでいた。
だから店を潰せない・・そんな事情もあった。
おい~~ケーキ店繋がりじゃないか!年頃も同じだしね~
ドラマは子役と変わるから面影がないのが残念。
想像付けないからね~でもさ~いい加減疑ってみよ?
そうそうケーキ店絡みで行き別れはないよね~)

何かとぶつかるウォニルにお詫びを~と作ったスンジのマカロンが、
会長に盗作され、雑誌に使われる事になった。
更にミナが絶賛したマカロンを自分のに合成させ、店頭にポスターを
貼らせるまでした。
こいつは汚いね~しかしどうやってウォニルママと結婚できた?)

盗作を知ったウォニルはスンジに申し訳なく思っていたのに、
更にの悪行ぶり・・見かねて詰め寄り、母と結託し会長を追い出す。
息子には勝てないママ?)

広告会社もスンジの作品だと知っていたが、コネと金に物を言わせた
会長が採用された。
このシーンでは、世間はそんなもの。分かっていても
権力には勝てない事もあるって教えたね~仕方ないが事実あるしね

そういう事情があるのに、スンジはウォニルを助けようと、
じいちゃんにも助けを求め、辞めたパティシエの代わりにサンノレに
乗り込んだ。

かつて出所後、会長のケーキに憧れて、雇って欲しいと訪れ、
門前払いになり、更に刑務所帰りの事実でいじめを受けた過去があった
スンジにとって再チャレンジだった。
リベンジだね~しかしあのチンピラは一応ケーキ作れるんだね~)

じいちゃんの存在、彼が連れて来た17人の服役後のパティシエが
気に入らないウォニル母だったが、10日間で売り上げをあげるという
事で合意し、そこまでするならとウォニルにせがまれ念書を書く。
パンダカフェはそこでじいちゃんの娘が手伝う事に~
娘も刑務所でケーキ習ったのかな?それともじいちゃんを
見てたから?)

そんな時、フランスのホテルを持つ夫人が現れ、フランス伝統の
ウェディングケーキの注文が入った。

前回、辛い点数を付けられたサンノレは汚名返上のチャンス。
その夫人は期待はせず、駄目だろう~というのが伝わって来た。
サンノレを潰すつもりだったねきっと

しかし~実はじいちゃんはそのフランスホテルのパティシエで
そのケーキは得意だった為、夫人の評価は高く、
夫人は再会を喜んだ。
納得~だからじいちゃんの娘はケーキ職人と結婚し、
スンジはケーキ屋の子だったんだ~~で娘を認めなかった反省で
刑務所で講師したんだね~)

この事もあり、10日間で彼らは前の1月の売り上げを上回る事に
成功。母は夫が本当に息子に追い出されるのでは?と
不安に駆られ、密かに夫と連絡を取り合った。
なんなの?ママまだ会長が好きなの?キモー

ダヤンとウォニルはサンレノを救ったじいちゃんに恩返しを~
とじいちゃんの孫を探し始める。
すると自分達が生き別れたミヌがじいちゃんの孫だとわかる。
じいちゃん娘がパンダカフェを手伝ったことがここで生きたね~)

そして~ウォニルは小さい頃の写真から成長した姿を検討できる
アメリカの友人を通じて・・・
ダヤンはスンジが唱える3人だけがしる昆虫の歌から・・・
スンジがミヌだと知る。
なんでもっと早く呪文?を唱えないかな~二人の前で。
この歌がウォニルの亡き父が作った歌だってここで分かった

すべてが解決して喜ぶダヤン達だったが、事実を知ったスンジは
「俺の過去を知りすぎるじいちゃんにとって自分が孫だと知るのは
残酷だ・・」と暫く秘密にするよう頼む。

しかしスンジの友人の特殊なボタンの掛け方を目にしたじいちゃんは、
スンジに教わったと知り、娘がやってたやり方だと悟る。
こうしてじいちゃんも知る事に。

顔を合わせ辛くなったスンジは、暫く姿を消す。
確かに心をどこに持っていくべきか・・私でも困るわ

そんな時ダヤン叔母さんの旦那が借金取りにやられ重体に。
病院代や借金をスンジは貯金から出す。
じいちゃんの店の為に~って大切なお金なのに偉いね~
まじスンジ素敵すぎる!!)

そして・・さらにサンレノ会長もスンジが自分の息子だと知る。

娘を使って権利書などを盗んだ会長はじいちゃんがかつての舅と
気が付くと暴挙に出た。

その後ウォニ(ウォニル妹)に事実を話、彼女にとっては実の父の
事で辛いだろうが協力をウォニルは求め、彼女は了承する。
悲しい事実だったけど、兄貴と慕った人が実の兄ってことが
彼女を救ったね~いい子だわ~あんな変な両親の元で良く
こんな言い子に育ったわ~)

会長の行動を案じた監視を付けるなどして防ごうとしていた。
なのに~その隙を突かれじいちゃんは会長に暴行されて重体に。
甘い~~~だって警戒してたのに、鍵かけないなんて~)

会長は逮捕。

じいちゃんは大丈夫か???

数年後~~

スンジはウォニルと共に新たな店を構える事に成功する。
そしてダヤンはそこの記者に・・
スンジを探す為に始めたパンダカフェを大事にしたい思いもあったが、
目的達成と次の目的に向けて決断したんだね~)

じいちゃん?
生きていたよ。
しかし酷いわ~この演出~だってさ~皆喪服っぽい服装~
じいちゃん・・まさか・・ってさ~店の開店セレモニーって?
そんな黒着るか?)

彼らは再び同じ夢に向かって歩き始めた・・・
信頼できる仲間や家族と共に~~~

しかしあの父は最後まで悪人のままだった。救い難い男・・
このせいでマイナス1です

追記
ミヌを探す工程で登場する刑事とその息子が繋がってたり、
ドングとその息子が和解する?エピソードがあったり、
メインストーリーでない所もホロット出来た。

このドラマの良かった所は、恋敵のはずのウォニルとの
友情。ダヤンとその家族がミヌに対する後悔を引きづって
現在を生きているっていう強い思いがじわじわきた。

久しぶりにお勧めドラマです。大作ではないので日の目をあまり見ない
かもだけどいい作品です。「パパの娘だから大丈夫」も良かった。
同じテイストではあるが楽しめます。

共通するのは変わらない愛情。
恋愛だけでなく、家族愛・・他人をも愛する愛。