宮(クン)「Love in Palace」 2006 MBC 24話
コミカル度(笑い) 8
切なさ 8
恋模様 9
可愛さ 8
陰謀 8
キャスト 8
総合評価 9点
cast:
シン・チェギョン:ユン・ウネ)
シン皇太子:チュ・ジフン
イ・ユル義誠君:ジョンフン
ミン・ヒョリン:ソン・ジヒョ
ユル母:シム・ヘジン
皇后:ユン・ユソン
皇太后:キム・ヘジャ
王:パク・チャンファン
チェギョン父:カム・ナムギル
チェギョン母:イム・イエジン
チェギョン弟:キム・ソク
あらすじ:
平凡な家庭で育った美術高校に通うチェギョンは亡くなった祖父の遺言により、
ある日突然、韓国皇室の皇太子妃になることに。
慣れない生活に戸惑うチェギョン妃だったが、唯一の心の支えである
シン皇太子(チュ・ジフン)には、ふられはしたが心を決めていた彼女がいた。
明るく楽しく生きてきた彼女と将来皇帝になるための教育を受けて
育ったシン君とでは、あまりに生きてきた家庭が違いすぎ、
二人は打ち解けられずにいた。
だがシン君の孤独を知ったチェギョンは、徐々にシンに惹かれて行った。
そんな折、先代の死去と共に皇室から話されていたウル君が帰国し、
本来なら自分の許婚だったはずのチェギョンに恋をしてしまう・・・
この関係には、先代からの因縁が関わっていたのだが・・
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感想:
久々さにいい意味で嵌った!
韓国お得意の「ドロドロ~」とはまた違う、
爽やかなタッチで描かれたこのドラマに惹かれて行った。
(そういったドロドロもあるにはあるが^^)
これも一種の「フルハウス」「怪傑春香」系の、
とりあえずひょんな事から結婚したけど~
生活するうちに本物の恋に変わる系?ドラマ。
実在しない皇室が韓国にもしあったら~って感じなんだけど、
日本の皇室よりはイギリスの影響の強い作品かな??
なかなか設定もよく面白かった。
兎に角、出演者が皆とても素敵で良かった。
チェギョン役の「ユン・ウネ」は、実に可愛らしく、
頑なになって、寂しく生きてきたシン皇太子を楽しくさせる場面は絶品で、
今思い出しても、笑みが出るほど。
彼女がシン君を笑わそうと、変な踊りを踊ったり、
相手にされない苛立ちから、手先の器用さを活かして作ったシン君人形と
戯れるシーンは最高だった。
シンとは敵役に当たるいとこウル君を演じたキ、ウ・ジョンフンも
凄く可愛いので、シンと上手くいって欲しい~と思わせながらも、
ウル君も~とか思わせる心理作戦的演出もなかなかである。
最終回目前の回で、チェギョンがシンに
愛を告白し、「何処へも行くなと言って~」と言い、
シンが自分の本当の気持ちをさらけ出し、抱き合うシーンが
特に好きで何度もみた。
クールな男の言えなかった気持ちを、頑張って言うのに、
女はぐっと来るよね~
終盤、段々卑劣な状況が出ては来たけど、
皇太后(シンの祖母)の気品溢れる振る舞いなどで
救われた~
上に立ち人がああいうお心の持ち主って言うのは、
国民はホッとできるのでは?
ラストもすっきり~系だったことが更に良かった。
ところで、評判の良かったこの作品だけど、
韓国では「宮S」として、新しく始まったらしいが、
こっちはセブン主演にもかかわらず、初回こけたらしいよ~
いつか日本でも見られるかな?