マジック 2004 SBS 16話
暗さ 9
波乱万丈 8
陰湿さ 9
キャスト 3
登場人物への共感度 1
苛立ち 9
お奨め度:3(10中)
CAST:
カンジェ:カン・ドンウォン
タニョン:キム・ヒョンジ
ソンモ:ヤン・ジヌ
ヨンジン:オム・ジウォン
カンジェ父:カム・ナムギル
ヨンジン母:イ・ウンギョン
テヘ:ソ・インテク
あらすじ:
カンジェ(カン・ドンウォン)は父の借金のため、
父親と手下の男と共に、タニャンに来るも、
見つかってしまった。
父をかばったカンジェに対し、父親は彼を見捨てて逃げた。
そんな傷ついたカンジェを、マジシャンのソンモの父が
受け入れ、長く離れて暮らした息子ソンモとその友人トヨン
と共に4人は暮らし始めた。
父を嫌うソンモに対して、カンジェは彼に父親を求めたせいで、
二人は仲良くはなれなかった。
幼い頃離れ離れになった妹を思い続けるトヨンの元に、
ある日、妹タニョンが養女に言った先の義父がトヨンを
尋ねてきた。彼らを会わせてあげようと言う計らいだったが、
そのタニャンからの帰りに、義父は事故で死んでしまった。
養女に言った家で義理の姉ヨンジンと本当の姉妹以上に
仲良く暮らすタニョンだったが、義母は彼女を嫌ったため、
義父の死をきっかけに家に居辛くなったタニョンは、
兄を訪ねる・・・
しかし兄はカンジェの起こした事件の巻き添えになって
既に亡くなっていた。
その事実を言うために、ソンモはタニョンに会うが、
ソンモが兄だと信じる彼女に言い出せず、兄トヨンとして
生きる事を決め、父に黙って、タニャンを離れた。
そして8年後に。運命の糸に引き寄せられるように、
皆は再会し、物語は動き出した・・・
感想:
いつ面白くなるんだろう?となんか暗い話しに期待しながら
見たが、最後まで、いい気持ちを持てずに終わってしまった。
「1%に奇跡」でカン・ドンウォンを見直したのに、
ちょっと残念な感じです。
彼が悪いと言うより、テーマが重いので仕方なくもありますが・・
彼以外の役者がいまいち好きになれなかったのが余計に
いい印象でないのかもしれない。
タニョン役のキム・ヒョンジンは、日本ではまずヒロインに
なれない感じの雰囲気だったので、
「まさかこの子をカンジェが・・」そんなはずない~と。
カンジェはかなり悪い勝手なやつだが、結局最後まで、
嫌われる事なく、二人の女に許されてしまう。
「愛されたことのない人間が、愛し方を知らない故、
その痛みが分かってしまう女が愛したゆえ、許さざるえない」
そういう事かもしれない。
カンジェの父もおそらく、愛された事のない人だったんだろう。
彼がしっかりしていれば、皆がここまで不幸になる事もなかったのに・・
親を選べない子の悲劇だね~
ラストが特に好きじゃない。
この結果、なんとも言えない感情だけが残ってしまった。
ある意味、人気絶頂のカン・ドンウォンが、
最後まで嫌な役を演じきり、いい印象を与えなかったのは、
彼の演技力なのかもね??
カッコいいと感じられなかったけどね・・
しかし「マジック」って言う、タイトルのわりに、
あまり関わってこなかったのが不思議です。
人生は「マジック」のようなもの?と言う事なのかな??
余談:カン・ドンウォンは昔の「にしきのあきら」に似てる~
キム・ヒョンジンは水上あさみに似てるけど、彼女は可愛いのにな~
ソシテ、ソンモはサッカージュビロ磐田の福西に似てる~
同じ東アジア人だから、似てるのも無理はないよね?