10歳の少年とナチス。
JOJO RABBIT
ジョジョ・ラビット
監督:タイカ・ワイティティ
ジャンル:コメディ
Cast
ローマン・グリフィン・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー、タイカ・ワイティティ、レベル・ウィルソン、スティーブン・マーチャント、アルフィー・アレン、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン
Review
「タイカ・ワイティティ監督の新作(*゚∀゚*)」好きな監督の1人なので、観ないという選択肢はありません‼︎感想いきましょう〜♪
結末が分かるネタバレはありません
STORY
ウサギも殺せない位に心が優しいジョジョ、10歳。彼は立派な戦闘員になる為、青少年団ヒトラーユーゲントで学んでいる日々だったがー!?
えぇ(*゚∀゚*)これで戦争映画なの(*゚∀゚*)
まるでカラフルな絵本をパラパラとめくっている様な感覚になりました。いや〜。驚きました。これは観た方が良いですよ。コメディとシリアスの折衷です。勉強にもなります
基本、戦争映画ですと「ドイツ側=悪」で描かれています。でも、この映画はそうではありません。戦時中のドイツ人少年の日常を、時にコミカル、時にポップに描かいた映画なのです。悪ではないのですよ。
雰囲気がおしゃれなのです。可愛い街並み、カラフルなインテリアとカトラリー、母親役のスカーレット・ヨハンソンがファッショナブル(*´∀`*)
ヒトラーの扱いも、一足違います。何と!!ヒトラーが主人公の空想上の大親友なのです∑(゚Д゚)かつ、このヒトラーがコメディ担当なのです(笑)
これが笑わせてくれるんですよ!!オーバーでふざけた表情、毒がある台詞で、クスクス笑いが止まりませんでした。「俺は悪口言われまくりだ」ですって(*´∀`*)冒頭の演説シーンだって、一見ロックスターに熱狂している人々みたい。
主人公のジョジョ。10歳だけど、言うことが達者で、大人顔負けなんです∑(゚Д゚)もう、タジタジ(苦笑)そして、ナチスの考えにどっぷり浸かっていた彼が、とある人との交流をきっかけに変わっていきます。無駄に怒ったり、戸惑ったり、悲しくなったり、嫉妬したり、子どもが成長する姿が詰め込まれていて、微笑ましかったです(*´∀`*)
…と言っても、この映画は戦争です。基本コミカルですが、戦争のシリアスな描写がより目立っていました。
よくよく考えると、冒頭シーンも怖いですね。冒頭で熱狂しているドイツ国民達、あれは悪名高いヒトラーに熱狂している姿ですもんね。改めて、盲信はよくないと思いました(´・ω・`)
青少年団ヒトラーユーゲントの存在は、初めて知りました。何てクレイジー∑(゚Д゚)そもそも、ヒトラーを空想上の親友にしている、つまり、それだけナチスの考えに毒されているということですもんね。あんなに幼い子まで…(´;ω;`)
そして、最後の最後、心にズーンと重く来るモノがありました…(´・ω・`)やっぱり、戦争はよくないな。
観やすい戦争映画でした。少々唐突に感じる面もありますが、少年を通して、第二次世界大戦中のドイツ人の日々を覗いてみるのはいかがでしょうか?お勧めです観て欲しい。
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タイカ・ワイティティ監督の作品と言ったら、これが好き(*゚∀゚*)ヴァンパイのルームシェアを、モキュメンタリーで撮ったコメディです。でも、ちゃんとホラーにもなっているのです((((;゚Д゚)))))))
世界史劇場 ナチスはこうして政権を奪取した
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世界史劇場 第二次世界大戦 熾烈なるヨーロッパ戦線
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ナチスが政権をとり、第二次世界大戦でナチスが何をしたか、勉強できる2冊。横書き、かつ、特徴がある構成なので、慣れるまで少し時間がかかるかも。でも、一歩踏み込んだ解説が読めますよ。
増補新訂版 アンネの日記 (文春文庫)
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この本が読みたくなりました。