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木いちご弾丸ツアー隊も去り、静かなる日常が戻って来ました。
集まりや旅行と言ったイベント事よりも、日常生活の脳内旅行の方が楽しい私ですが、たまにはこうした賑やかな時も良いものです。
写真は親戚からのお土産。ドイツのロンネフェルトの紅茶3種!
実は、“ロンネフェルトの紅茶が美味しいよ~”と、ドイツ在住のブロ友ykさんに1年ほど前に教えて頂いて以来、ずっと試してみたいと思っていたのです。
それを親戚に話したワケでもなかったのに、思いがけずロンネフェルトデビューすることに。何でも、近所にオープンした紅茶店でオススメされたのがこのロンネフェルトだったとのこと。

紅茶は専らフランスかイギリスもの。ドイツの紅茶を飲むのは多分、これが初めてです!心して風味を確かめました。

どちらかと言うとイギリス寄りの正統派な紅茶でした。香りの国フランスの紅茶のような華々しい風味とは違い、じっくり味わう奥ゆかしさ。
珍しいダージリンのアールグレイは、アールグレイの香りはやや控え目。真面目な味わいで、何だかドイツ人気質を感じました。
プリンセスグレイは、アールグレイ好きとしては期待大でしたが、どうやらアールグレイとは別物なようで、ほんの僅かにオレンジピールの風味を感じる紅茶。

3種のうち最大のヒットだったのがアイリッシュモルト。カカオの実がゴロンゴロン入った紅茶で、チョコレートのような香りかと思いきや、その名の通り、上質なアイリッシュウィスキーを彷彿とさせる円やかな大人の香り。お酒を味わうようにゆっくり堪能できる紅茶は初めてです!チョコレートの香りの紅茶はたまにありますが、その進化型と言った感じで、紅茶の概念をいい意味で壊してくれました。
個性的なので好みは分かれるかもしれませんが、これ、オススメ!
私のことをお茶大臣と呼び、我が家に来訪時には毎日のお茶淹れを私に一任する親戚なだけあって、お茶好きな私の心を掴む嬉しいお土産でした。















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大粒のルビーの指輪……木いちごで遊ぶツアー一行。
本物のルビーだったら何千万!?事件が起きそう(爆)



お薦めクラシックの記事にはたくさんのコメントをありがとうございました。
フランスバロック、いいですよね!ラモーにクープランにダカン、実に魅力的。バッハがショパンやシューマン、ロシア音楽やコンテンポラリーに至るまであらゆる音楽に繋がっているように、フランスバロックを知らずしてラヴェルやドビュッシー、サンサーンスやプーランク等の近現代フランス物を本当に理解することは出来ないと思います。
テクニック面もですが、音楽は本来、楽しむもの、人を喜ばせるものと言うフランス人らしいサービス精神は共通しています。真面目な日本人には苦手分野かもあせる
眉間に皺寄せ、難しぶったしかめつらしい顔をして哲学を語る音楽では無く、その時代その時代の風俗文化を柔軟に反映した愉悦の音楽ですから、聴く側も柔軟な感性で楽しみたいですね!音楽の羽はどこまでも自由です☆


3百年も前のこの時代、いかに自由で進んだ精神と文化を持っていたかが、音楽を通して窺い知れます。
今から3百年後、2300年代に生きる人々は、今現在の私たちの時代や文化をどう眺めるのかとふと考えました。

まぁ、それはともかく、バッハ一辺倒になり勝ちな日本のピアノ教育に、少しでもフランスバロックが浸透し、多くの人がもっと身近に楽しめるようになればいいなぁ、と思います。
マルセル・メイエ、バルビゼ、シフラ、いずれもその素敵さを生き生きと伝えていますよね。
それから、青柳いづみこさんのラモー作品集のCD、詳細まではご紹介しなかったにも関わらず、たくさんの方が興味を持って下さり、検索して購入して下さったと言う嬉しいご報告が幾つも!
いづみこさんはバルビゼの愛弟子で、お祖父様は仏文学者の草分け的存在だった青柳瑞穂。才気溢れるフランス通で、音楽はもちろんのこと、文学や歴史や文化にも造詣が深く、ユニークで頭が切れるとっても面白い方なのです。


CDの詳細&購入はこちら

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マガリちゃん、もし生きていたら6月が誕生月ですから(初めて出会ったのが9年前の7月で、その時にまだほんの赤ちゃんだった為、6月誕生であることは間違いないでしょう)、9歳です。
永遠に8歳のままにさせてしまってゴメンね。
マガリちゃんが亡くなったことを知らせそびれていた親戚も居たので、顛末を話すのはツラかったです。



国産パプリカは珍しいですよね。しかも1個50円だなんて!
宮崎はピーマンが盛んですが、栽培環境も似ていてやり易いのかもしれません。
元々、ピーマンがこの世で最も嫌いな食べ物だった私ですが、フランスで色とりどりの甘いパプリカに出合ったのをきっかけに、大好きになりました。
生食される事が多いようですが、じっくり火を入れるとトロンと柔らかくなり甘みが増すのでオススメです☆











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親戚は全員、超が付く猫好きばかり。
ノアゴンはいつも以上に寛大な様子でのおもてなし!?
“本当に自由な子やわ~”
と言われていました。











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バージュは最初の数時間こそ隠れていましたが、すぐに慣れてウキウキとはしゃいでいました。まさに小さな子供そのもの。
首を少~し傾げながらキュッと身体を縮め、キラキラのいたずらっぽい瞳でジーッと人の顔を見詰めて遊びに誘うのですから、もうみんなメロメロでした。












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ハワイから帰ったばかりのバレエのおばちゃんから、コナコーヒーとマカダミアナッツ。島巡りクルーズで、コーヒーとマカダミアナッツ農園に行ったそうです。
ハワイは2度目のおばちゃんですが、一番良かったのは何かと尋ねると
“蛇がおらんところ”って……。
日本で都会に暮らしているのに、一体どれだけ蛇に囲まれていると言うのですか(笑)
食べ物では、ロブスターとステーキとパイナップルケーキが美味しかったそうです。あとは、日立のCMの“この木なんの木”の巨木が印象的だったそうです。治安が良くて日本語がかなり通じるので、国内旅行の延長のような安心感はハワイの良さだと言っていました。でも同じ日本寄りならば、次回は台湾にお茶を買いに行きたいと言っていました。
暑いけれどカラッとしているのはいいですが、膠原病の影響で極端に日差しに弱いおばちゃんには、ビーチと強烈な太陽を楽しむハワイは不向きな土地な気がしますあせる

ただ、お土産のコナコーヒーもマカダミアナッツも、農園で買っただけあってとても美味しかったです。












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3~4月に行ったフランス縦断旅行のお土産第2弾も。
マキシムのショコラと、エクサンプロヴァンスのカリッソン。マキシムのショコラって初めてでした。
マキシムとかトゥールダルジャンって、どうしても一昔前の一流店と言う感じがしてしまうのと、料理のイメージが強くてお菓子のことを忘れがちですよね。なので、マキシムのショコラは私の中では逆に新鮮でした。味は、クラシカルに美味しかったです。

エクサンプロヴァンスの郷土菓子カリソンは、プロヴァンス産アーモンドで作ったマジパンに、メロンの砂糖漬け、オレンジとレモンの皮などを練り込んだ不思議なお菓子。外側の白い部分は砂糖と卵白で仕上げてあるのか、カリッとしています。中身はフランス版の羊羮とでも言ったら良いのか、ねっちりとした感じでアーモンドとフルーツの風味があります。美味しいともマズイとも言えない、何せ不思議なお菓子。











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パリで私にバッグを買ったと聞いていましたが、このポシェットでした。
パリ土産だけれど、ニューヨーカーのマルク・ジェイコブス(笑)
気にしない気にしない!田舎のパチンコ屋さんの景品にもなっていて、今や農家のおじさん達でも携えているルイヴィトンよりず~っと上品です。

カラーはシナモンスティックと書かれていましたが、まさにそんな感じです。子牛革で程よい柔らかさと軽さ。金の金具のみがアクセントですが、内側は結構ビビッドなデザインです。
何より、大きいバッグを持ち歩くのが大嫌いな私にピッタリなコンパクトサイズ。出来れば手ぶらで出歩きたいぐらいですが、現実にはなかなかそうも行かないので、必要最低限のもの~お財布と小銭入れ、携帯、家の鍵、ハンカチとティッシュ~がやっとこさ収まり切るサイズに大満足!
子供の頃から重たい楽譜が何冊も入った大きなレッスンバッグを持ち歩いていた反動かもしれませんが、歩く時には身軽が一番!


ポシェット横の青い物は、ニースのシャガール美術館で買ったマグネット。今回のフランス縦断旅行の出発地でした。

ヨーロッパは治安の面では油断が出来ませんが、やっぱりフランスは文化も食べ物も街並みも豊かで最高!とのことで、絶対に私たち同行で再訪したいそうです。72歳の独身のバレエのおばちゃん、あちらで“マダム、綺麗だ”と何度も言われたことにすっかり気を良くし、フランスに嫁に行けば良かったなぁ、ですって(笑)

夏場は旅行はお休みして、9月か10月の北欧で再開する予定とのこと。その後はモロッコに行きたいとか。
元気だ!











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お菓子やケーキ類のお土産はいっぱいでしたが、中でもこれは安いのに美味しくて素材もヨロシイ!もぐらやのどら焼。究極のどら焼と豪語するだけあって、皮のシットリ感、餡とのコンビネーションが◎
大きなサイズですが、上品な甘さなのでちょうど良いです。今まで食べたどら焼の中で一番です。


普段はpopさんと2人なので、大勢で家の食卓を囲むと食事も盛り上がります。ご飯は当番制で、日替わりで作る取り決めなので、目新しいメニュー、それぞれの家庭の味が楽しめるのも面白いところ。

デザートはたっぷりの木いちごやマンゴーがあった為、今、残されたケーキやお菓子類を私が一生懸命に食べています!








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木いちごシーズンは、ちょうどらっきょうの出始めと重なるので、弾丸ツアーの親戚もらっきょう漬けに参戦するのが恒例。
私は物凄く好きと言うほどではありませんが、popさんがメチャクチャ好きなので、今年は自宅用だけで8リットル瓶×12本は漬けます。1ヶ月1瓶の計算だとかあせる
あとは人にあげる分も更に作ります。
漬かり具合は好みによりますが、私は1ヶ月以上は漬け込んだ方が好きです。









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宮崎はらっきょう生産が全国一なので、芽が伸びていない新鮮な泥付きが手軽に手に入ります。1日に1~2キロずつコツコツ下処理して塩をまぶして水出しし、昆布と唐辛子と柚子皮の入った甘酢に漬け込むのです。
酢の一升瓶がどんどん溜まりますあせる
あと1ヶ月はこの作業の繰り返し。らっきょう小売り業が出来そうです(笑)
今年のらっきょうは当たり年なのか、出来が非常に良くて立派なので楽しみです。











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私から親戚へのお土産は、おじさんのマンゴーに、木いちごジャムに、マガリちゃんのローリエ、そしてこのくるみ苗。ちゃんと育つかなぁ?

それぞれみんな、都会へと帰って行きました。

ブログ活動もぼちぼち再開します!