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白髭ノアゴン。1本だけある真っ白なこのヒゲ、今のところまだ健在です。貴重なので抜けないで欲しいなぁ。
先日、たまにはノアゴンの母国語のフランス語で話さないとね~、とpopさんがフランス語で話し掛けていたらいきなり…







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むははははは~!

とノアゴンが笑いました!!(↑この写真、口紅をつけ過ぎた、たらこ唇のおばさんに見えるのは私だけ?)
猫を飼って10年になりますが、あんな風に猫が笑うのを初めて見ました。もうビックリするやら可笑しいやら!バージュは唖然として固まっていました。
よっぽどフランス語が嬉しかったのでしょうか?しかし、その後はすぐにクールないつもの貴公子に。やっぱりノアゴンは猫のフリをしているだけで、中にフランス人ムッシューが入っている気が。あの笑いと言い、実に怪しい!







前々回の記事にもたくさんのコメントをありがとうございました。フォックスフェイス、本当にキツネの顔みたいで面白いですよね。ナスの仲間ですが、毒素があるそうで食用には向かないようです。


ラヴェル、楽しんで頂けたようで嬉しいです。こうした小粋でノリのいい曲はどなたでも親しみやすいですよね。クラシックは難しいとか敷居が高い、オホホな世界だと思って敬遠なさっている方にも、是非この素晴らしい扉を開いてクラシックデビューをして頂きたいです。きっと人生が豊かになるはずです☆


森ヘビクリニック!そう言われると、絶対にそのようにしか見えなくなりますよね~!森の中に佇む森ヘビの不思議なクリニックまで想像しちゃいました。マルキさんのおっしゃるように、まさに宮沢賢治の世界ですよね。森へピクニックよりも私としては楽しいネーミングだと思います(^w^)






もし自分が指名手配犯だったら、都会の雑踏に紛れる派が多かったですね。確かに、無人島のような場所でひっそり潜伏するには、まず無人島まで行くのが難儀ですよね。それも食料となる動植物が年中ある場所となると南方に限定されるし(←真剣に考え過ぎ(笑))。私は慣れれば自然界のサバイバル生活の方が安心かとも思ったのですが。都会だとすぐ

“今、阪神の地下でchat-vertっぽい人がカレーパンと明太フランス買うてはったで~”
とかツイッターに書かれちゃうから、少しもウカウカ出来ないのが苦しいかと思ったのですが。いずれにしても指名手配逃亡犯になる予定は無いので、今のところそんな心配をしなくても大丈夫そうです。
ピアニスト刑事の方が楽しそうです(笑)あり得ない組み合わせの職業ですが、2時間ドラマ辺りでやっていそうですよね。“ピアニスト刑事の事件ファイル”とか。








普段ほとんどテレビを観ない我が家ですが、このところテレビ試聴時間が急に増えました。こんなにテレビを観るのは、フランスで中古テレビを先輩に譲って貰った時以来。その中古テレビは結局数ヶ月で壊れたのですが、ともかく初めて観るフランスの番組が物珍しく、ちょうどフランス語もわかって来た頃だったのもあり、夜中でも観ていました。特に私が好きだった番組は、夜中にやっていた“Tres chasse”と言う狩猟番組と、天才シェフのロブションさんの料理番組“Bon appetit bien sur”。狩猟番組は、ひたすらフランス各地の狩猟方法やそれを楽しむおじさん達を淡々と紹介する番組。ジビエとかフランス料理、そしてフランスの文化が窺い知れるようで毎日のように観ていました。ロブションさんの番組は、毎回変わるゲストのシェフが提案する、一般人でも気軽に作れそうな1品をロブションさんと共に作ると言うもの。番組冒頭はグリーグのピアノコンチェルトで劇的に始まり、ロブションさんの華麗な包丁さばき、綺麗な仕事にいつも感心していました。(長寿番組だったようなので途中でいろいろ変わったみたいですが)
番組最後のお約束は、ロブションさんがゲストシェフに向かって
“さぁ、フィリップ(ゲストシェフの名前)、この料理1人当たりの材料費はいくらかい?”
と尋ねること。
そして必ず安い材料費で作れることを強調して終わります。“たったの3びゃくえ~ん”みたいな(笑)
そしてロブションさんのシメの言葉は、番組名にもなっている“Bon appetit bien sur”(もちろんたらふく召し上がれ~!)で毎回終わります。

つまり、フランス人って日本人以上に実は倹約家で、いくら掛かるのかが重大関心事なんでしょうね。超一流シェフの番組ながら、そのコンセプトが新鮮で、本格派なのに安価な料理を私も幾度となく真似しました。







本題から脱線しましたあせる何故に今、テレビ試聴時間が増えたのか?その理由がこの方






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バージュ。パソコンの販売部員みたいですが、突然テレビがマイブームに。






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テレビって面白いわ~。

パソコンをテレビに切り替えると離れることなく観ています。でも、なんの番組でもいいワケではないようで、ニュースやバラエティには興味無し。残念ながら、私が好きな芸術系の番組も上の空。
食い入るように観るのは…刑事ドラマあせる
こんなに真剣!







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コイツが犯人じゃろか?

パトカーのサイレンとか、人が世話しなく走ったりする辺りが面白いのかなぁ?私には今一つバージュのツボがわかりません。それより、こんなに近付いて観ていたら猫も近眼にならないのかしら!?






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ドキドキするとよ!
私も刑事になれんと?

ん~、ピアニスト刑事以上に猫刑事は新しいけどね~。ノアゴンはどう思う?






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バージュならば、じゃじゃ馬刑事とかアクロバット刑事ってとこだな。

確かにバージュは行動派。刑事は足!ってタイプになりそうです。ノアゴンは真逆の頭脳派で、全て揺り椅子にもたれながら解決してしまう天才探偵タイプ!







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事件を足で追うバージュ刑事(笑)







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マガリちゃんは…
盲導犬ならぬ盲導猫になれそうです。人の歩みにピッタリ寄り添って足並みを合わせられるんです。庭から一歩も出ないマガリちゃんですが、たま~に私たちの星空散歩に同行すると本当に上手にペースを合わせます。逆に私が急に走ったりわざと後ろに下がったりすると
“それはダメだよ~!”
と寝転びながら足に抱きついて抗議します。
顔はイケメンではないけれど、性格は真っ直ぐそのもの超イケメンだし、こんなにいい子が居ることに感動してしまいます。







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全国的に豪雪や寒波、乾燥や強風に見舞われ、インフルエンザも猛威をふるっていますね。宮崎も日中は10℃を下回ることはあまりないのですが、朝は氷点下になる日も少なくありません。寒いと食べたくなるのは湯気の上がるホカホカしたもの。popさんが牛テールの澄んだスープなんかが食べたいと言うので、早速ネットで探してみました。
牛テールって専門店でもないと、なかなか売られていないですよね。
ネットで見付けたのがこちら→







Yahooショッピングで探したのですが、なんと宮崎のお店でした!しかも何度か行った事があるお店!
和牛テールが1キロで1200円!メチャクチャ安くないですか?Web限定価格だそうです。しかも、この売り上げの一部は募金にされるそうだし、おまけにYahooポイント15倍!
送料も3000円以上ならば無料と言うことだったので、即座に3キロ注文してみました。募金にもなるし、口蹄疫から復興途中の宮崎の食べ支えにもなるし!と嬉しいポイント尽くしですから!
対応も速いし、肝心の牛テールも文句無しでした!







我が家では、1キロの牛テールを寸胴鍋でまとめて茹で、灰汁と脂だけシッカリ取り除いたら、あとは香味野菜とハーブをジャジャッと投げ入れてストーブの火でコトコト煮込むだけ。ストーブで煮込む時間を短縮する場合は、圧力鍋に20分程かければOK。食べる時に塩とブラックペッパーで味を決めます。
ともかく凄いダシ!あの骨の髄の部分からいいフォンが出るのでしょうね。牛テールの旨みが五臓六腑に染み渡ります。
この基本のスープさえ作っておけば、毎日が楽しいアレンジ天国です(笑)
・キャベツやカブやじゃが芋を入れればポトフ風に。

・キムチとご飯を入れれば韓国風雑炊に。

・豆乳と茹でたブロッコリーを入れればサラッと優しいシチュー風スープに。

・トマトピューレを入れて、炒めたズッキーニやきのこをたっぷり入れればラタトゥイユ風。

・飴色にソテーした玉ねぎを入れ、カリッと焼いたフランスパンとチーズを載せればオニオングラタンスープに。

・カレーに変身させれば絶品!

・拍子切りにした大根に、刻んだ生姜とすりおろしたニンニクをたっぷり入れれば、どんな寒さも吹き飛ぶほどの薬膳風スープに!
特にこれは汗が滲んで手足が熱く感じるほど、身体の芯から温まります。



他にも、まだ試していませんが片栗粉でトロミを付けた中にお焦げを入れたり、ラーメンのスープに利用したり、フォーや春雨、二ョッキを入れても面白いかもしれません。
和にも洋にも中華にも変身するので、ベースは同じなのに全く飽きません。ほぼ毎晩、牛テールスープのお世話になっています。
お陰で冷凍保存していた3キロもあれよあれよと言ううちに無くなり、再注文してしまいました(今度は4キロ(笑))。

熱々、金色の牛テールのスープ、是非オススメしたいです!