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前回記事で、我が家の数あるベリー類の中で唯一、今まで一度も実がなった事が無いと書いたラズベリー。おぉ!実が着いて来ています!まだ青くて小さいけれど、わかりますでしょうか?
花も含めてザッと数えてみたところ、50粒ぐらいはあります。すぐ数を勘定してみる我がイヤシサよあせる




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きっとマガリちゃんが毎日、可愛い声で歌を聞かせてくれているからだね!(マガリちゃんの仮設住宅の目の前がラズベリー)
相変わらずベタベタ甘えてくれるマガリちゃん。この写真の表情、甘えた時の顔です♪
毛繕いのし過ぎで禿げたり毛が赤茶けるのは健康上の問題にはならないからまぁいいとして、あんまり大量に毛を飲まなければいいのですが。
遊んでいて帰ろうとするとほぼ毎回
“ヤダヤダ、まだ行かないで~!”
と言って私を引き留めるのですが(鰹節やササミを持って行ってあげた時は食べるのに夢中なので別(笑))、いつも最後には毛繕いをせずには居られなくなって引き留めが終了します。
“毛繕いが二人を分かつまで”です!
毛繕いへの熱心さと言い、甘え方と言い、やっぱりバージュと似ている気がしてなりません。





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お久しぶりのぴよちゃん便りのラブリーショットも喜んで下さった方がいっぱいいらして嬉しかったです!大人っぽくなりましたよね~!







前々回記事にはたくさんのコメントをありがとうございました。皆さんの子供の頃のお話が聞けて楽しかったです。
私もやっていたピアノ、習字、学習塾は多いですね。時代でしょうか。シチュエーションでカツラを使い分ける習字の先生、可愛いですよね(^w^)
中には珍しい習い事をされていた方もいらっしゃいました。私の母なんかは、“ピアノを教わりに行きたい”と言ったら、“三味線ならば行ってもいい”と言われて結局は何故か生け花の教室にイヤイヤ行かされたそうですから時代や地域性、家庭環境は大きいですね。私にやりたい習い事だけをやらせてくれた母に感謝です。
習い事って学校では学べない、味わえない事がたくさんありますよね。
ちなみにpopさんは、習字とオルガンと英語塾に行っていたそうです。オルガンってところがこれまた時代を感じますよね。この地域では未だに大して進歩していませんがあせる




それから、私が中学1年生の頃にテストの度に満点近くを取っていたと言うので凄い秀才かと勘違いされてしまいましたが、モーレツ塾のスパルタ式で週に3日も4時間ずつ勉強すれば、誰でも絶対に満点ぐらい取れると断言出来ます!中1程度の勉強ならばこれだけやらされたら本当に誰でもほぼ満点です。現に塾生はみんなそうでした。それだけ詰め込みが厳しかったと言うことでしょう。中1ぐらいでそんなに頑張っても大したことにならないんですけどね!間違えたり宿題して来なかったり忘れ物をしたりすると、テニスのラケットでお尻を叩かれたり空気椅子をさせられたりしたんですよ~!でも塾生全員がやらされるのだし、ピアノの世界とは全く違った雰囲気でちょっと新鮮でした(笑)
結局、東京のレッスン通いが忙しくなった私は、中2にして勉強とは縁を切ったのですが(爆)






少し前にくるみの実が散歩道によく落ちているのに、その樹がどこにあるのかわからないとお話しました。
散歩の度にずっとくるみの樹を探していたのですが。。。


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遂に見付けました!こんなに大きな樹!何だか生命力と夢を感じる樹です。
樹の下にはたくさんのくるみが落ちていました。




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こんな葉っぱの形。ちょうど今の季節は花が!




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風で花が落ちていました。花らしくはないけれど、栗の花とも似ていますね。




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くるみの樹、なんと3本も並んでいました!3本とも大木で、高さも5~6メートルはあるでしょうか。しかもpopさんのおじいちゃんおばあちゃんのお墓から数十歩と言う至近距離だったのです!うちが所有している畑の斜め横でもある場所です。今まで何千回と通っているのになんで気付かなかったのでしょうあせる
ありふれたセンダンの樹だとばかり思っていたので、注意して見た事がありませんでした。灯台デモクラシーじゃなかった、灯台もと暗しですね。




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木肌はこんな感じ。
くるみの樹は身近なところでは、バーベキューの燻製の香り付けにスモークチップとして使われますが、ウォールナットと呼ばれて高級家具などの木材にもされます。材質が硬くて密なのでピアノにも使用されます。
ピアノにもなる樹なのだと思うと余計に貴重な出合いのように思えます。




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大木の下には大量にくるみが落ちるので、何本かの芽が出ていました!
持ち主さんに聞いて、この芽を掘って我が家に貰って来ようと画策中です。
その苗を育てて大木にし、なったくるみの実でくるみパンやジェノヴェーゼソースやサラダを作り、更にはいつかその樹でピアノを造り、、、完全なる妄想特急です(笑)





やや小振りですが、割って食べてみると濃いくるみの味と香りがしました。日本では見掛けた事がありませんが、フランスではくるみ油が普通に売られており、とても香ばしいナッツの良い香りを生かしてサラダのドレッシングに使ったりしたものでした。
それを思い出すような香りとオイリーな感じです。なんで日本ではくるみ油を作らないんでしょうね?欧米みたいにくるみの樹がたくさん無いからかなぁ?
くるみの実自体をサラダに散らすのも、食感のアクセントになって楽しいですよね♪
和菓子にも洋菓子にも、両方に使われる食材って珍しいですよね。



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ちなみにくるみはフランス語でnoix = ノワ。ノアゴンは無関係です!ノアゴン村とくるみの樹も、チロリン村とくるみの木のパクリです。もっとも、ご存知の方は少ないでしょうが。
混同されがちですが、ノワゼットと言うのはヘーゼルナッツを言います。
ノワは間抜けとか下らないと言った悪い意味でも使われるのですが、フランスではマルシェに野菜や果物と並んでくるみも山盛りにされ、みんな嬉しそうに試食をします。以前フランスのスーパーの話で書きましたが、消費者は試食の権利があるのでかなりパクパクしている人もいます。さくらんぼやいちごを一粒ぐらい味見するならわかりますが、バナナ1本とか、ジュースを1缶飲む人も居てビックリしたものです。同時に、食の豊かな国ならではだとも感じました。フランスはファッションやパルファン、まぁ最近では原子力の国と言うイメージですが、それ以前に、農畜産が非常に豊かで食料自給率が100%を軽く越えている事がこの国の根幹を支えていると思います。文化が豊かなのもこうした揺るぎない食の生産あってこそなのかもしれません。もちろん国土の広さや比較的恵まれた気候もありますが、国が農畜産を大切にして来た賜物でしょう。






普段、私はあまり試食はしませんでしたが、くるみは珍しかったのでどんな味だろうと味見したのを思い出しました。少しえぐみがあったけれど、おつまみ用などにパックされたものでは感じられないフレッシュさとワイルドさがありました。
くるみの樹の成長がいかほどの速さかわかりませんが、いつか自分の庭でくるみを採るのが夢です。それまでは見付けた大木の落とした実を拾い集めるとします。
可愛いくるみ割り人形を探さなくては!