MBV戦とかガビゴルとかガビヘススとかはとりあえず保留です。
トッテナム戦も順延。
ユヴェントス、イグアイン獲得を正式発表
ユヴェントス移籍が決定したイグアイン
2016/07/27 5:22:18
４５００万ユーロの２回払いで大型補強完了
ゴンサロ・ヘラルド・イグアイン184センチ81キロ
（Gonzalo Gerardo Higuaín, 1987年12月10日 - ）
さて、何から触れていきましょうか。
【分割払い】
まずはお金の話から（笑）
ずっと言い続けてることですが、個人的には分割払いは好みません。
それは分割したことで割高になるから。
しかし今回に関しては総額9000万ユーロの2回分割。聞いていた違約金より少し下がってるので微妙ですが、総額が変わらないのであれば分割は大賛成です。
ただ、これはFFP上のトリックであり「今夏の補強費がまだ使える」とか考えるのはお薦めしません。
【獲得タイミング】
これまでイグアインを獲れるタイミング、手を出したタイミングが何度かありました。
2007年1月、レアル・マドリーに移籍しましたが2007年や2008年の夏にも手を出してたと思います。
後日談で小耳に挟んだところによるとマドリー移籍はイグアイン側の売込みで、当時はリーベルがつけた900万ユーロですらどこも正式オファーはしなかったらしいです。
個人的にはリーベル時代から育成枠に加えたかったんですが、2006-07シーズンはセリエB暮らし（笑）
2008年の夏には「アマウリじゃなくてイグアインが」とか思ってた記憶です。
（2007年夏には「トレゼゲがいるんだからイアクィンタじゃなくてカバー二でいいじゃん」とか言ってたから笑える）
同じよーに成長してたとは思えませんが。
2013夏、レアル在籍時には毎年のように出て行く出て行く詐欺をやってましたが、ナポリと競り合って4000万ユーロを出せなかったのが悔やまれます。
ちなみに拙者もこれは高すぎると思ってました。
2016夏、そして今回の移籍。
9000万ユーロがどーなるかは今後の活躍を見てみましょう。
【目的と黒赤と】
5連覇中のリーグ戦のために獲得したとは思えない。
今更ナポリの戦力を削るために9000万ユーロは高すぎる。
アッレグリと今の戦力なら天変地異クラスの確変でもない限り6連覇は揺るがないと感じてます。
となると狙いはやはりビッグイヤー。
これを獲れるかどーかが成否の分かれ目だと思います。
もし獲れれば成功。最悪でも今後数年はベスト4には残りたいところ。
【年齢構成】
巷では「ジジの引退に合わせてチームのピークを作ってる」なんて声も聞こえてきますが、あながち噂とは思えません。
サイクルの循環を捨てて28歳の選手に大金を突っ込むというのはそーゆうこと。
今のチームは20代後半以上の選手が多く、それ以下となるとポグバ（93年生まれ）、ディバラ（93）、サンドロ（91）くらい。
調べたらストゥラーロとレミナも93年生まれで、ルガーニは94年生まれでした。
確かに20代後半は選手としてピークですが、その世代を集め続けるのはお金が掛かるんですよね。
【人員整理】
まだ2トップと3トップのどちらがメインになるか分かりませんが、ちょっと増えました。
モラタout、ピアツァとイグアインinでプラス1。
ディバラはともかく、マンジュキッチとザザの雲行きは怪しくなってしまいました。
マンジュキッチが控えで我慢するとは思えません。
逆にザザはマンジュキッチが移籍すれば序列は変わらないわけで、3トップへの移行があれば残留の目もなくはないかも。
いずれにしても2人の出場機会が足りないことは確定したので、どーするつもりなのか気になります。
2人とも人気銘柄なのが不幸中の幸いです。
【入れ替えの考え方】
ポグバ（93）→イグアイン（87）の入れ替えは完全に悪手。
しかしマンジュキッチ（86）→イグアイン（87）と考えれば、、、と思いましたが、マンジュキッチってまだ30歳になったばかりと意外と若かったです（苦笑）
イグアインがベッカムみたいな人気者だったらなぁ、と思ってみたり。
【トッティ「心ではなく金を選んだ」】
多分普通にタイトルを選んだんだと思うよ。
イグアインはナポリで育ったわけでもないしね。
【ナポレターノ「裏切り者」】
ライバルチームに移籍されたファンの気持ちは理解します。常識の範囲内で。
ユベンティーノとしてはナポリで罵られる以上の声援を送りたいところ。
そのためにはゴールが必要かな。
【スパレッティ「リーグのためになる」】
移籍に対するコメントを拾ってみました。
同じリーグにレベルの高いチームがいた方がリーグ全体のレベルアップになるって意味みたいですね。
一理あります。
ナポリだってこの1億ユーロで補強できますしね。
【ナポリと1億ユーロ】
その1億ユーロの使い道は微妙なところです。
ナポリが現有戦力以上の選手を獲るのはそれなりに難しいでしょう。
お金があってもビッグネームがナポリ移籍にYesと言うかって問題。
となるとまずはクラブの格を上げる作業が必要になっちゃうんですよね。もしくはそれを凌駕するくらいの圧倒的資金。
リーグのためというならユーベが海外から獲得した方が効果的かもしれません。
そんな予想を覆してナポリがビッグネームを獲ってきて、チャンピオンズリーグでも勝ち上がるようなら賞賛に値する仕事振りでしょう。
【大一番に弱い】
ぶっちゃけ気になりますよ。
一回や二回ならまだしも、キャリアを通じてだし、アルゼンチンがシルバーコレクターなのはそのせいとも言える。
来シーズンも国内で大爆発してヨーロッパでは、、、なんてことは考えたくもない。
何はともあれ、ユーベが大きなギャンブルに打って出たのは確かです。
あとはもうこの賭けに勝つことを祈るばかり。
でわでわByeByePOOヽ(｀▽´)/