【66飼猫】2011/12セリエA第21節~ユベントス対パルマ(H)編 | 【サッカー】ビアンコ猫のダメ人間妖精所【ユベントス】

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消化試合が2試合少ない中で首位ミランとの勝ち点2差。
相手が暫定13位のパルマだっただけにサクッと首位を奪回しておきたいところ。

2012年2月15日(水)
キックオフ:26:30
試合会場:スタディオ・エンニオ・タルディーニ
パルマ 0(0-0/0-0)0 ユヴェントス
【得点】
ユーヴェ、スコアレスで首位返り咲きならず
敵地でパルマとドロー
15日に行われたセリエA延期分第21節、パルマ対ユヴェントスの一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。
ユヴェントスは3バックで臨み、中盤では左サイドにエスティガリビアを起用。前線はマトリとヴチニッチが2トップを組んだ。4分にFKからキエッリーニのヘディングがポストを叩き、10分にはヴチニッチがカウンターから惜しいチャンスをつかむなど、ユヴェントスが主導権を握る。
21分にはピルロが鋭いFKを放つが、これは惜しくもポストのわずかに横。試合を支配するユーヴェは、ゴールに迫るが、得点を奪うことができないまま前半を終える。後半の立ち上がりには、カウンターからジョヴィンコに決定機を許したが、ここはGKブッフォンがしのいだ。
主導権を握りつつも、均衡を破れないユーヴェは、58分にジャッケリーニを、68分にはマトリを下げてクアリアレッラを投入。攻撃の比重を高めようとするが、逆に71分、ジョヴィンコに巧みなトラップからピンチを許す。ジョヴィンコはバルザーリに倒されたとアピールするが、主審の笛は鳴らなかった。
勝ちたいユーヴェは81分、ピルロが見事なミドルを放つが、GKパヴァリーニの壁は破れず。3分後には、そのピルロの絶妙なパスからジャッケリーニが守備ラインを抜け出すが、シュートは再びパヴァリーニに阻まれた。コンテ監督は87分、デル・ピエーロをベンチに残したまま、最後の交代枠でカセレスを投入する。
ロスタイム、ユーヴェはピルロが倒されたとしてPKをアピールするが、ここも主審のホイッスルは鳴らず。結局、4分間のロスタイムでもスコアは動かず、ユヴェントスはミランを抜いて首位に返り咲くチャンスを逃した。だが、1試合未消化のユヴェントスは、ミランに勝ち点1差と迫っている。


juventus vs parma 0-0 . Le Résumé
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まー、今日も今日とてなんとも言えない試合でした。
しかし何でコンテは3バック(3-3-2-2)にしたがるかな。
ペペがいないからとか相手合わせだとしたら、なんとも脆い4-3-3です。
拙者は左にエスティガリビアで右にヴチでもいいと思うよ。
奇しくもパルマも同じ3-5-2(3-4-1-2)だったのでクウォリティの違いがよく分かることになりました。
(劣っていたということではなく勝ってもいなかったという意味で)


【パルマ】
思ったより頑張っていたという印象。
しっかりリトリートしてから前に出るのがよくできていて、ウチはそれを崩せなかった。
散発でヴチがシュートまで持って行くも、ヴチの決定力では期待しにくい。


【かみ合わせ】
中央に4人を集めたウチとパルマのアコーディオンで中央は渋滞。
本来はパルマの守備ブロックが閉じる前に崩すか、中が詰まった時点でサイドに開くのがセオリーだけど、相変わらずこれができない。
これでは何のために両サイドに選手が開いてるのか分からない。


【サイド】
逆にサイドからボールを運んでみても連携して崩すシーンは今日も皆無。
そもそも両チームともサイドに1人ずつしかいないんだけど、アドバンテージは握れない。
正確には攻めてるので主導権は握ってるんだけど、ここに入れとけば「勝てる・崩せる」ポイントにはなっていない。
最終ラインに5人並んで出足がいいと、サイドチェンジも効果は薄い。


【攻略】
前後に揺さぶろうにも裏がなければ引き出さなければならない。
(他にも前後のオフザボールや、一列に5人が並ぶ薄さを付く方法などがあるけど、ミドルは基本でしょう)
覚えてる限り、相手を引き出すよーなミドルはピルロが終盤に放った1本しかなかったのが残念。


【2トップ】
ヴチとマトリの2トップが良い組み合わせだとはどーしても思えません。
サイドから入れるのか、中から崩すのか、上手く使い分けるレベルではないよーだし、2人の呼吸や相性自体も疑問。

【ジョビンコ】
押し込めてボールが入らないうちはよかったけど、後半に人数を掛けて攻めるよーになり、オープンな展開になりはじめると実に危ない存在でした。

コンテ:「審判はユーヴェへのPKを恐れている」
スコアレスで判定に不満
2012/02/16 7:17:00
ユヴェントスはMFエマヌエレ・ジャッケリーニやMFアンドレア・ピルロに対するファウルでPKを主張したが、主審のホイッスルは鳴らなかった。コンテ監督は試合後、イタリア『スカイ』のインタビューで、次のように不満をあらわにしている。
「審判たちは我々にPKを与えることを恐れている。2度の明らかなPKがあった。私は平等性を求めたい。パルマでの試合と、シエナとの試合で、我々は6ポイントを得る代わりに、2ポイントしか手にすることができなかった」
一方で、コンテ監督はプレー内容に一定の満足感を表した。だがそれだけに、勝ち点3を獲得できなかったことが悔しいようだ。
「我々が試合をしたし、勝てなかったのは残念だ。これだけ支配した試合は勝たなければいけないからね。勝ち点2を失った。だが、パフォーマンスに不満はない。試合を支配したんだからね。流れが変わることを願おうじゃないか」
最後に、決定機を得点につなげられなかったFWミルコ・ヴチニッチについて、コンテ監督は「最高の試合をしたよ。もちろん、彼がゴールを決めていれば、もっとうれしかったけどね」とコメントしている。
ピルロも判定に不満 「プレゼントはいらないが…」
自身に対するPKがあったと主張
2012/02/16 8:05:00
ロスタイムにペナルティーエリア内で後ろから倒されたピルロは、イタリア『スカイ』のインタビューで、ファウルがあればユヴェントスにPKを与えるべきだと訴えている。
「あれは明らかなPKだった。僕はボールを覆って、後ろからひざが入ったんだ。PKだったと確信している。とにかく、前進していこう」
「(コンテ監督の発言について聞かれ)確かに僕らは22試合で1度しかPKが与えられていない。いくつかそういう場面があったのにね。僕らはプレゼントなんて求めていない。でも、PKがあるときは、それがたとえ試合終了直前でも、ホイッスルを吹くべきだよ。自分たちが犠牲者だなんて思っていないけど、状況を打開できないときは、こういうエピソードが助けになることもあるんだ」

確かに22試合で1個は少ないと思うけど、あれはちょっと取ってもらえないかな。
少なくとも拙者なら取らないし、どちらかといえばジョビンコが倒されたシーンの方が微妙。
それに決定機を決め切れないというより、問題はその一個前の段階だと思ってます。



でわでわByeByePOOヽ(`▽´)/