紅茶ごはんが食べたくてランチに立ち寄ったのは「ナローケーズ」という紅茶のお店。
吉祥寺駅の北口を出てすぐ左側に見えるビルの階段付近には、レトロ感漂うメニュー看板があります。
北口を見おろせる窓際の席に並んで座って、まずは紅茶メニューを見ながらほっと一息。紅茶専門店というときらびやかな雰囲気を連想しますが、このお店はどことなく昭和の食堂といった雰囲気。
紅茶ごはんを使ったメニューは３種類。その中から「蒸し野菜と豚肉の甘辛ソースがけ」を選びました。
スプーンやフォークではなく割り箸が出てくるのも食堂っぽい。蒸し豚はほんの小さな塊が２カケラだけで、あとは素材のうまみを堪能できるごろごろ野菜にシャキシャキの水菜がたっぷりというのも茶猫好み。
お隣りはドライカレー。こちらも紅茶ごはんにスパイスのきいたカレーがピリリとおいしい一品。
堅すぎず軟らかすぎずちょうどよく炊きこまれた紅茶ごはんは、ほんのり甘くさっぱりした味わい。混じっている細かい粒が茶葉なのかもしれないけれど、紅茶の味は全然分かりません。
薄味で飽きのこない炊き込みご飯といった感じなので、とても食べやすくて気に入っています。
華美なティーカップが苦手なので、シンプルなティーカップなのも落ち着きます。キーモンやプーアル茶もあったけれどルフナをいただきました。
紅茶愛好家には物足りないかもしれないけれど、いつもより少しだけおいしい紅茶が飲みたいと思ったときに、気軽に入れる小さな食堂みたいな紅茶やさん。
お値段もリーズナブルで、レジ横には駄菓子みたいなサイズの紅茶が並んでいます。
ひとつ買って後日飲んでみました。選んだのはスパイスチャイ。小さな箱にティーバッグがひとつ入っています。
カップに半分くらいのお湯で抽出してから牛乳を加えてレンジで温めるという簡単な方法で。何だか色が薄い気がするけれど、パッケージの写真と同じ色だから気にしないことにします。
▼紅茶専門店ナローケーズ
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13022019/
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