Death Valley国立公園 | chicchi's patchwork                           

Death Valley国立公園

Death Valley (死の谷)は、アメリカ最大の国立公園であり、アメリカの中で最も乾燥している場所。 夏の気温は40度~50度にもなるらしい。 これまでの最高気温は56,7度。 この数字は、世界記録になっていた時期もあるのだそう。 そういう場所なので、寒くなってきたこの時期に訪問したわけですが、それでもお昼間は暑かったです。 長袖の上着は脱ぎ、ノースリーブで過しました。 喉はDeath Valleyに近づくにつれて乾きだし、この大地を抜け出すまでの間は常にカラカラ。 全てが非日常の世界へと突入。 まずは、Charの休憩を取りたくて、事前にインターネットで予約していたPet可のStovepipe Wells Villageに入る。 この宿泊施設は観光名所の1つになっているSand Dune (砂丘) のすぐ近く。 ゆっくりと休憩を取った後に、Sand Duneに足を運ぶ。 時間は夕日が沈む前。 写真を撮るには絶好の時間。 がしかし、老犬と一緒の旅は、なかなか思うようにはいかない。 いい写真を写そうと思うと、砂の上を長い距離歩かないといけない。 14歳のCharにはさせられない。 という事で、途中まで歩いて、カメラをおとぅタマに渡し、美しい写真を撮ってきて欲しいと頼む。 が、またこれしかし、彼が写してきてくれた写真はあたしが思い描いていた写真とは違う。 なので彼と交替し、今度はあたしが写真撮影に向かった。 だが、その頃には夕日が沈み過ぎてこれまた思い描いていた写真構成ではなくなった。 残念。 だけど、ここに来れただけでもいい。 Charの健康に感謝。 彼女の健康が何よりである。 

翌日向ったのは、Death Valley国立公園の北側に位置するThe Race Track。 石が自然に動いた軌跡を見る事が出来る場所。 謎めいた場所である。 ここは夫婦共に、今回一番行きたかった場所。 しかし、ゲートの係の方に、 「簡単に行ける場所ではない。 道が険しいので、車で目的地に到着するまでに約2時間。 車を止めた場所からさらに徒歩で約2km。 途中タイヤがパンクする可能性もあるので、スペアタイア、十分な食料と水は持っているか?」 などのチェックをされる。 そこまで言われると、やはりCharの事を考えると行けない。 という事で、断念。 彼女の健康が何よりもである。 ゲートから近い場所にあったUbehebe CraterとScotty's Castleで休憩、見学をして、次はDevil's golf Course (悪魔のゴルフ場) に向う。 Devil's golf Courseで、ランチ用に購入していたサンドウィッチを景色を見ながら頂く。 普段、市販のサンドウィッチを食べる習慣もないし、好きではないのだけど、大自然の中で口にした市販のサンドウィッチは、最高に美味しく思えた。 ランチを済ませた後は、アメリカで最も低い大地、海抜マイナス85、5mのBad Waterに訪問。 塩の大地を歩く。 塩も舐めてみた。 その後、Artists' Palletと呼ばれるカラフルな山を見ながら、宿を取っていた温泉のある街、Beattyへ向った。 夫婦交替で温泉に入り身体を休める。 

翌日は通り道にあったRhyoliteというGhost Townと、標高1670mからDeath Valleyを見渡せるという場所、Dante's Viewに訪問。 Dante's Viewからの見事な景色を見ながら、購入してきておいたファーストフードをランチに頂く。 やはり景色が景色なばかりに、普段苦手なファーストフードも美味しく感じられた。 ここでゆっくりと時間を過した後、帰宅路につく。

Death Valleyは自然が創り出した静粛した空間の中で、自然が創りだした見事な芸術作品を見る事ができる場所。
人間の力が及ばない、また想像や常識を超える、不思議な空間。 また時間を作り、是非訪問したいと思いました。
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