ゼニス VS ジラール・ペルゴ 36000振動対決 | ウォッチ ホリック watch holic  

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好きな言葉は「ひげゼンマイ」(笑)。横浜と渋谷にある時計ショップ「COMMON TIME」と               横浜元町が本店のジュエリーショップ「CHARMY」の社長のブログです。

皆さん、こんばんは。


さて、タイトルの「ゼニス VS ジラール・ペルゴ」

というのを見て、おそらく今回の内容を

察知した方というのは、

まずいらっしゃらないと思います。


ごく一部、かなり詳しい方が、完全自社

ムーブメントを作れる会社の対決か?

と思ったかもわかりません。


でも、残念な事に違います。


実は、36,000振動対決です!

詳しい方でも、ちょっとびっくりしますね。


その前に、36,000振動って何よ?

と思っていらっしゃる方も多いと

思いますので、少しだけ説明します。


本当に簡単に説明すると、一秒間に秒針

が何回カチカチ言っているかって言うことです。


そして、10分の1秒刻みで動いている物は、

1時間に36,000回振動している事になる訳です。

この振動数が多いほど時計の精度が

上がるのです。


ロレックスやブライトリング、IWC、

その他多くのブランドが、8振動(8分の1秒刻み)

で28,800振動を実現しておりますが、

実は36,000振動を実現している所は、

現在ゼニスくらいしかないのです。


じゃー、ジラール・ペルゴは何の関係が

有るのでしょうか?


実は、1966年に最初に36,000振動の

時計を発売したのは、なんと驚く事に、

ジラール・ペルゴなのですよ。


かなり驚きの事実です。(笑)

今や36,000振動といえば、ゼニスの

代名詞といっても過言ではないくらい

ですので、驚くのも無理はありません。


さて、このすっごくシンプルなジラールペルゴが、

実は、その当時の36,000振動を

つんだモデルをモチーフに発表されました。


当然この写真のモデルは、

残念なことに36,000振動ではありませんが、

今回のジュネーブサロンで発表されたモデル

のひとつです。


ザ・シンプルウォッチって感じで、

かなり好感を持てますね。