前の続きです

足が疲れる理由 ①で
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足が疲れる理由は

1)足で全体重を支えているから

2)支えるだけではなく、30cm弱の面積で

  (足裏で)全身のバランスを取っているから

3)足の合った靴を履いていないから

4)足の反射区は、全身の疲労に連動するから

5)あまり歩かないから

と、書きました。

①では

体重を支え、全身のバランスを

取っているので、足は疲れる

と書きましたが、それは

だれもが思っていることかも知れません。

でも、深く考えたことがある人は

少ないのではないでしょうか?

なぜ、

足だけが、

こんなに疲れるのか

それは!

この国は

下駄やわらじの国 だからなんです。

日本人は

靴を履いて、まだ100年に満たない・・・

くつ

ちょっと前までは、だれも

靴を履いていない暮らしでした。

ビックリマーク

古い歴史のある我が国ですが、

靴の歴史は浅い!のです。


それもこれも、

少し前まで

着物を着ていた国ですから・・・

さらに気候風土的に、寒冷地以外は

高温多湿なので、

下駄やわらじが

最適の履物だったのと

皮素材がなかったため

の両方だと、

思われます。


戦前までは、メートル法ではなく

尺貫法だったのです。

これはとてもよい基準だと

今でも思っております。



いまだに、スーパーの棚割りと言われる

ものや、展示会のサイズは

一間(いっけん)単位で

健在!です


足袋のサイズは文(もん)で、昭和の後半まで

存在しました。

文(もん)という、呼び方の由来は

一文銭(寛永通宝)の幅を基準に

一文 二文 三文

と数えます。



これが、基準となる寛永通宝です。

ワタシはこの古銭を

曽祖父からもらいました。

なつかし~っ

久々にみました!

目


寛永通宝の幅は 24mm

なので、10文だと

約24cmです。

知らない人のほうが、多いかもしれませんが

ジャイアント馬場さんの十六文キックは

尺貫法でのサイズではありません。


馬場さんの、本当の足のサイズは約32cm

アメリカサイズで 16に相当します。

その「16」が誤って 伝えられ

16文キックとして

定着してしまったのだそうです。

いまさら、変更できませんね。

(。>0<。)

足袋のサイズもかなり細かく作っていたように

思います。

半文ずつ、販売していたと思いますが

昭和40年代に入って

文という、単位は消滅したようです。

運動会も

それまでは、地下足袋というところが

多かったです。

呉服屋さんに

「八文半ください」

といって地下足袋を買いましたよ~

思いっきり昭和!です!

あせる

・・・というように

この国は、ごくごく最近まで

足袋や下駄を普通に履いて生活して

おりました。

靴が普及したのは

昭和になってからです。

一般の人が靴を履いたのは

戦地に向かう 軍人さんが

最初と言われております。


それまで、靴というものを履いたことがない

日本人が、敵国から靴を買って

初めて外国へと向かいました。


借り物状態で、靴のサイズの知識もなく

靴を履いたこともなく

合わない靴で足を痛め

難儀したことが想像できます。


敗戦の一因に

「靴」も挙げられております。



足は体調によっても

体重の増加によっても

サイズが変わります。

とてもデリケートな部分なのですが

これだけ繊細な日本人なのに

こと、足回りには無頓着です。

諸外国はまことに靴にきびしい!


合わない靴 噛み合わない歯

この両方を非常に重要視します。

この2つには、割合惜しみなく

お金をかけます。

これは、はきものの文化の違いから

くると思います。


(話がそれまくり・・です)


靴を履いてからの、歴史の浅い国なので

なかなか諸外国の靴では

日本人のデリケートな足に

フィットしずらい、です。


他の国々の方々の「足」は

疲労しても、それほど固くなることが

ありません。

しかし、我々アジアの民族は

足がものすごく固くなりやすいのです。

だって、

マラソンを裸足で走っていた、アベベ選手は

あんなに走っていても、

足裏はマシュマロのように

柔らかかった

と 本に書いていました。

驚きです。

疲れていなくたって マシュマロのような

足になるのは、足のマッサージをした

施術後くらい、ですから。

日本人の場合は!

つまり、私たちは

そうとうに!気をつけて

足に合った靴を選ばないと

他の国の人より

疲れやすい、ということなのです。


「靴」を選ぶ基準が日本人の場合

・価格であったり

・ブランドであったり

・好みであったり

ということが優先されます



それでは、足に本当にあった靴を

見つけることができません。


足に合った靴

足が疲れない靴

の見分け方


足の幅が合っている
(もしくは、幅を靴紐などで調整できる)

指が靴に触れない

靴の底に適度な厚みがある

靴を履いて試すときは、日頃履いている

靴下を履いていきましょう。

靴は大きすぎても

逆に窮屈でも

どちらも「足」をとても

疲れさせます。

大きすぎる靴の場合

歩くと、足が過剰に靴の中で動き

足が疲れやすくなり、むくみやすくなります。

靴が窮屈な場合は

足にタコができやすく、足の指が硬くなりやすい

のですが、その他にも体に影響が出ます。

(③に続く)

それでは、

足に合った靴と

足に合わない靴の

決定的な違いをご紹介
します。

だれでも!

カンタンに見分けられる

「足に良い靴」とは!

それは、自宅に帰って

靴を脱いだときにわかります。


足に合った靴は

靴を脱いだ時、別に何も変わりません。


( ̄□ ̄;)!!

次が!大切です。

足に合っていない靴は

靴を脱いだ瞬間、

足が楽だあ~

と感じる靴です。

足に合わない靴は

キツかったり

ゆるすぎたり

汗をかきやすかったり

歩きづらかったり

するのですが、

靴を脱いで 「ほっ」とする靴は

全て、足には合っておりません!


>


靴を脱ぐ時に

ぜひ、チェックしてください。

③へと続く・・・









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