『自衛艦 in 仙台』へ行ってきました(その2) | シャアのひとりごと

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2010年11月にauoneブログから移転。
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最近はあつ森とスプラ3のことが多いです。

昨日の続きです。

艦橋を一度出て半周した後、また艦橋に戻ります。


艦橋は狭いので、見学者でひしめいていました。

艦橋を出て、何となく上の方を見ると、壁にラッパが掛けてありました。


当日は聞くことができませんでしたが、イベントによっては担当自衛官によるラッパを吹く実演展示が見られることもあるそうです。

自衛隊のラッパは、通常のトラッペットなどと違い、バルブ(ボタンのようなもの)がないので、口の形や吹き込む息の量で音階を変えているそうです。

艦橋を出ると、コースは別ですが、上がってきた急階段を降りることになります。

私は高所恐怖症なので、艦内の階段を降りる時、角度が急でちょっと怖かったです。

何度か階段を降りた途中の廊下の壁に、『みょうこう』を製造した三菱重工長崎造船所と艦歴が記された銘板が掲示してありました。

 

 
昨日、レーダー本体の写真を入れていなかったので、ここに入れておきます(^^;)

甲板まで戻って来ました。

 
127mm速射砲。

左の写真の下の方に写っているのが砲弾、右は速射砲本体。

速射砲の周りに人がいるので、その大きさが分かると思います。

砲弾は発射されると、左側の緑色の部分が飛んでいきます。

砲弾に金属プレートが付いていて、そこには「ダイキン工業製」と書いてありました。

エアコンを作っている会社が、こういうものも作っているんですね。

HPにも載っていました(詳細はこちら)。

黒い部分は薬莢(火薬が入っている部分)で、砲弾発射後は空になった薬莢が、速射砲本体手前の薬莢排出シュート(赤丸で囲った部分)から滑り落ちてくるので、使用中は甲板上に薬莢がたくさん落ちている状態になるそうです。

ただその時は、周りにネットのようなものを張るので、海に落ちることはないのだとか。


自衛隊のHPより引用。

見にくいですが、下周りにネットが張られているのが分かると思います。


速射砲の中はこんな感じ(中には入れません)。


碇の昇降をする機械。

艦首にありました。

 
マスト部分。

いろいろなアンテナが付いています。


出口に向かいます。

 

 
下船すると、見学者の行列はさらに長くなっていました。

 


出入り口に向かう途中に、陸上自衛隊の装備品が一部展示されていました。

 
手術システムを搭載した車両も展示されており、中に入ることが出来ました。

 
まずは左側の手術室。

思ったより中は広々としていました。


右側の車両との間は、電車の連結部のように繋がっていました。

 


右側の車両は手術室より狭いですが、包帯・ガーゼなどがしまってある棚や、検査するための顕微鏡などが置いてありました。

ひととおり見学したら約1時間かかりました。

出店が出ていたので、旦那さんがお買い物。


滑り止めの付いた手袋、くまモンのキーホルダー(陸上自衛隊の迷彩服を着用)、海上自衛隊限定コスチュームキューピー携帯ストラップ。


携帯ストラップはイージス艦仕様なのですが、正面から顔が出ているという、かなり強引なデザインです(^^;)

他にも潜水艦仕様や戦車仕様もありました。

自衛隊のテントも出ていたので、資料一式をもらって来ました。




出入り口近くには、着ぐるみと一緒に記念撮影が出来るコーナーも。

左:まもる君(ネットで調べてみましたが、詳細不明でした)。

右:自衛隊宮城地方協力本部のゆるキャラ「みやぎ自衛隊海まさむね君」。

まさむね君には、他に陸まさむね君と空まさむね君がいるそうです。

会場の出入口付近から『みょうこう』を振り返って。


やっぱり大迫力です。

見学者が豆粒のようにしか見えません。

最後に。


マスト横(赤丸で囲った部分)に色とりどりの旗が掲揚されていました。

どういう意味なのかなぁと思っていたら、ちょうど近くにいた見学者が自衛官に「この旗の意味って何かあるんですか?」と質問していました。

すると回答は「ああ、WELCOMEの意味ですね」。

私もネットで調べてみましたが、一番上が「指示」を意味する旗で、その下から「W」「E」「L」「C」「O」「M」「E」の順に、旗が掲揚されていたのでした。

海上を航行する船は、このような国際信号旗をその時の状態に合わせて掲揚しないといけないそうです。

何かあった時に、電話や無線が使えるとは限りませんからね。

その他、艦首に国旗(日の丸)、艦尾に軍艦旗(旭日旗)を揚げていました。

今回は、なかなか見ることが出来ない護衛艦を見学出来てよかったです。

正直言って、最初はこけしの展示会に行きたかったのになぁ、なんて思っていたのですが、見学し始めたらこけしのことはどうでも良くなっていました。

また見学する機会があったら、ぜひ行ってみたいと思います。