硬膜外ブロックアウトしたあの日から、臀部の痛みは顕著に現れている。

起き上がってるより、寝てる方が痛みが緩和するので、日々寝転んでいる生活だ。もちろん横になっている以上、たいそうなことは出来ない。

先日購入したマットレスのおかげで、床擦れは起こらない。ここのところ布団の上では、最近ダウンロードしたアプリの『AbemaTV』を起動して観ている。そして今日明日はUFCチャンネルというものが放送される。

UFCとはUltimate Fighting Championshipの略で、世界最大の総合格闘技団体である。

私がUFCを知ったのは高校生の頃だ。深夜何気にTVをつけると、第2回UFCなるものが放送していた。
当時、国内ではK-1が始まったばかりで、沢村忠以来のキックボクシング熱が、日本列島に拡がろうとしていた時代だ。(私はテレ東の某ニュース番組内でやっていた『バトルウィークリー』という特集が好きで、前田憲作や立嶋篤史の回が特に待ち遠しかった)

話は戻って第2回UFC。グレイシー柔術も忍術使いも初めて目にしたのが、この大会だった。(細かなことをいうと、忍術使いは幼少期に観た特撮番組『世界忍者戦ジライヤ』での武神館・初見良昭氏を目にしている)
マウントポジションという言葉も知らない私は、筋骨隆々なファイターをいとも容易く寝かせて、馬乗りになり、拳を振り上げるホイス・グレイシーのスタイルに驚愕とした。ご存じの通り、このあとグレイシー柔術とその一族は、日本でもブレイクすることとなる。

K-1から再燃したキックボクシングと、UFC、グレイシーからといっても過言ではない総合格闘技のムーブメントは、いつしか年末のゴールデン視聴率トップになるまでに育っていった。と、私が興味津々で格闘技番組を観ていたのは、この頃まで。以降は団体等にすったもんだが有ったみたいで、観る気が失せていた。
 
AbemaTVのUFCチャンネル。
格闘技は今、どんな進化を見せているのだろうか。楽しみにアプリを起動させる。

コナー・マクレガー特集

ん?誰?
浦島太郎状態だが、どれどれと番組を観ながらネット検索。どうやら現在のUFCのスター選手で、1試合で3億稼ぐらしい。過去の戦績も素晴らしい。トレーニング風景も、オリジナリティに溢れる内容だ。マクレガーの試合がこの日、幾度となく放送された。特に印象に残った試合が2試合ある。

1つは対ジョゼ・アルド戦。この選手も凄い戦績と経歴の持ち主(wikiった)で、試合の行方が気になったが、なんと1R0分13秒でマクレガーがKO勝ちしてしまった。K-1でのアンディ・フグvsパトリック・スミス戦で、フグが秒殺された時のような、非常にインパクトの残る試合だった。

もう1つは対ネイト・ディアス戦の1回目(このカードは2回やっている)で、終始不利な試合展開となっていたディアスだが、とある瞬間、突然スイッチが入ったかのように防戦一方から一転。マクレガーを圧して逆転勝ちしてしまったのだ。この試合のディアスは、映画『酔拳』で酒を呑んだ途端、ラスボスを圧倒したジャッキー・チェンを彷彿とさせる凄い内容だった。

そんなこんなでUFCを楽しんだ1日。

また機会があれば格闘技について呟いてみようと思う。




本日の痛み
朝8→6
昼6
夜6