末番制御説で不可解な謎を考えてみる
こんにちは。
今回はあれです。末番についての話です。
最近は、末番制御説について、
何気なくでも疑問を持たれるようになった方々が増えたようです。
それとは逆に、カオスでも興味を持たれる方々もあります。
カオスと言いますか、私の個人的な考え方としては、
別に末番を使っていないので肯定も批判もしないという状況です。
勝てる割合が増えるなら使えばいいし・・・
勝てる割合が減るのであれば他の方法を・・・
正しいか正しくないかではなくて、使えるか使えないかという観点ですね。
それで何かのヒントになればと思いまして、
先日、カオス48で話していたことを書いてみます。
例題) 40シマ ④⑨あり
※ 台番号が1番からスタート
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 柱 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 柱 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21
例題) 40シマ ④⑨あり
※ 台番号が0番からスタート
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 柱 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 柱 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20
このような発想をされる方々は少なかったと思いますが・・・
つまり、開始番号が必ずしも左上から1番台ではじまるわけでもなく、
ホールによっては開始番号がズレることがあります。
普通はバラバラですね。
しかも、同じホールでもシマによっては開始番号が違うこともあります。
※ 末番の縦要素で結果が出ないケースもここに原因があるかもです。
では、着眼点です。背面台を考えてみます。
例題) 40シマ ④⑨あり
※ 台番号が1番からスタート
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 柱 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 柱 30 29 28 27 26 25 24 23 22 21
台番号1番台からはじまるシマでは、下一桁の「1」の背面台は「0」です。
では、台番号が0番からスタートするケースを見ます。
例題) 40シマ ④⑨あり
※ 台番号が0番からスタート
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 柱 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 柱 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20
台番号0番台からはじまるシマでは、下一桁の「1」の背面台は「8」です。
この図面を見ると・・・
本来の末番コンビ説とは違いますが、う~んと頷ける要素はありますね。
では、次に、同じ40シマで、④⑨番台がないケースを考えます。
例題) 40シマ ④⑨なし
※ 台番号が1番からスタート
1 2 3 5 6 7 8 10 11 12 柱 13 15 16 17 18 20 21 22 23 25
60 58 57 56 55 53 52 51 50 38 柱 37 36 35 33 32 31 30 28 27 26
台番号1番台からはじまるシマでは、下一桁の「1」の背面台は「0」です。
では、台番号が0番からスタートするケースを見ます。
例題) 40シマ ④⑨なし
※ 台番号が0番からスタート
0 1 2 3 5 6 7 8 10 11 柱 12 13 15 16 17 18 20 21 22 23
58 57 56 55 53 52 51 50 38 37 柱 36 35 33 32 31 30 28 27 26 25
台番号0番台からはじまるシマでは、下一桁の「1」の背面台は「7」です。
そうしたことで、合計4パターンのシマを末番で考えてみました。
そうですね。台番号がズレるだけの話で背面台の番号は共通します。
「1」の背面台が「0」や「8」や「7」になるだけで共通しています。
では、今回の連動パターンが実際に他の連動パターン説と比較したときに、
どの程度の割合で被るのかを考えてみます。
④⑨あり=100% (背面台との連動性を含む)
④⑨なし=約60% (背面台との連動性を含む)
結局はあれなんですが・・・
「1」と「7」の末番コンビ説についても、④⑨番台のなしで背面と被りますし、
「3」と「6」についても④⑨番台のありで被ることがあります。
ホールのシマ構成で部分的にでも必ず何かが被るという話です。
それで背面台などで被る割合も多ければ、連動しているように見えます。
偶然にでも同じ番号が3台でも当たっていれば・・・ そう見えます。
ただ、シマの開始番号がズレたり、④⑨番台のあるなしによって、
共通項はあるけれども背面の台の台番号が変化します。
上図の「1」の背面台であれば、「0」や「8」や「7」になりますね。
では、台番号が変化したので、背面台との連動性は消滅するのか?
・・・ 消滅しませんね。
背面の台とは連動をするし制御もかかります。
んじゃ、台の番号はあまり関係がないのか?
・・・ そうでもないという仮説が末番制御説です。
ですから、今回の例題で考えたときに、
「1」の背面台が「0」や「8」や「7」になっても、
どのように考察しても連動性があるとしか言えませんので、
本来の「1」&「7」のコンビ説に加えて、「1」&「0」のコンビ説、
「1」&「8」のコンビ説を肯定しなければならないかもしれません。
そうなると、何の台でも繋がっているようになる危険性もあります。
ですから、そうした柵や鬱陶しさを排除したのがポジション連動説です。
又、シマの開始番号の相違や④⑨番台のあるなしに関わらず、
一定のポジションの台が連動するという仮説のほうが、
最終的に普遍性や実用性があるように考えています。
当地でも同じ40シマで④⑨のあるなしの2種類のホールがあります。
ダイナム=④⑨あり
超魔界村=④⑨なし
・・・ 末番台の位置は違いますが、同じポジションの台が確実に連動します。
当たりの移動もほぼ似たような移動経路で動きます。
見た目でわかるくらいに台の番号は気にしなくて済みます。
ですから、台の番号には関係のない連動性があると断言できます。
それから、ここ最近の発見で更に連動する台を見つけまして、
サザンを含めて末番制御説の真相に近付いている気配もあります。
まぁ、結果的に安定して勝てる方法論を選択すればいいだけの話です。
カオスでも末番連動説については研究対象にしていますので、
それが実際に活用できるレベルになるのであればご紹介をします。
今のところは・・・ 何とも微妙です。
では、ありがとうございました。