「最悪のリスク」を想定して取り組む、という考え方
こんばんは。
C&Gの皆さん、カオス48の皆さん、昨夜は遅くまでありがとうございました。
カオスも発展途上であり、これから勉強することは山のようにあります。
皆さんの智慧をお借りしながら進歩していきます。
さて、今回は、「最悪のリスク」という話です。
正直なところ、私自身もこの想定能力が弱いように思います。
ホール現場でも行き当たりばったりの行動をすることが多くて、
自分ではそれを柔軟性があるとか、
臨機応変な立ち回りであると錯覚していることも多いのかもしれません。
ご都合主義的な発想でもあります。
それを自己分析として考えれば、「技術でカバーできる」・・・
そうした思い込みもあるのだろうと思います。反省します。
では、例題です。
あるホールの稼動状況です。
はい、よだれが垂れてきますねぇ (*v.v)。
このような状況や環境であれば、
2~3台でも選択したら当たることが多いし、その自信もあります。
当てられないほうが下手くそみたいに感じる風景でもあります。
では、このような状況下での「最悪のリスク」を想定します。
パチンコので「最悪のリスク」とは、そう、「負ける金額」でもあります。
「最悪、どのくらいの金額を負ける可能性があるか?」という話です。
これは、「自分の実力に比例した諦め金額」になります。
ちなみに、私の場合での話ですが、
仮に、今、空いている台がすべてウ○コ台であったとして、
どの台を打っても当たらなかった・・・ と、想定します。
そうしたら、私の場合では、15000円くらいの負け金額になります。
自分の実力と比較して、そのくらいの金額で当たりを引けない場合には諦めます。
「ああ、これでも当たらないのか?」
「空き台で当たる台が極めて少ないので勝てる要素を感じない・・・」
「んじゃ、ダメじゃね? 他のシマへ行こう・・・」
みたいな諦めモードになって、それ以上の投資をしなくなります。
そういう意味で、このケースでは、「最悪のリスク金額=約15000円」になります。
では、同じパチンコでもこのようなケースではいかがでしょうか?
はい、極端な例題ですが、いくら負けるのか想定もできない状況です。
非常に目安が立てにくいですね。
「最悪のリスク」が未知数になりやすいです。
空き台に1000円くらい・・・ 全部、空き台ですね。
このような状況で打つのも間違いかもしれませんが、
何台か触って諦めようとしたら反応が出たりして追跡したくもなります。
意地でも当てたくなったりもします。
その結果、予想もしていなかったほどの被害を受けることがあります。
そう、「予想もしていなかった」=「想定ができていなかった」とも言えます。
「最悪のリスク」の想定ができていなかったので、
当初の計画や目的に歪が生まれ、暴走的な散財をすることになったりします。
つまり、自分が想定していない最悪の事態に対応できないと焦りが生まれます。
その「焦り」が、パチンコでは暴走への「きっかけ」になります。
「焦りやパニック状態」が「冷静な判断」と反比例して入れ替わります。
気が付けば、30000円くらい使っていた・・・
自分が30000円も使うとは思いもしなかった・・・
いつの間にこんなに使っていたのだろう・・・
どうせ30000円も使うなら、他のホールで新台でも打てば良かった・・・
このような結末になりやすいと言えます。
「最悪のリスクの想定」が正しくできていれば、
暴走行為を抑止する冷静な考え方も生まれ、
気持ちの準備ができていることが多いですので余裕も生まれます。
一定の投資金額で当たりを引けなかった場合でも、
短い時間や間隔でリスペクトできる可能性が高くなります。
例えば、この状況下で打つという話であれば・・・
このホールの状況では絶対に5000円以上は使わない。
5000円で当てることができなかったら引き上げるか、別のホールに行く。
「最悪のリスク」は、-5000円であり、それ以上の最悪は存在してはならない。
最初から、このように決めておけば、後々の身の振り方で悩まなくて済みます。
最初の段階で、「最悪のリスク」を想定し、
それ以上の被害は絶対に出さないと決意して取り組むことができれば、
ずるずるダラダラと勝てそうもない状況下で散財する割合も減ると思います。
お耳が痛い皆さんもおられるでしょうが、
「財布がペラペラになったときが、私の最悪のリスクです。」・・・
これでは進歩がありません。
そうではなくて、最初から「最悪のリスク」を想定して、
実際にはそうならないように最大限に努力する、
それでも調子が悪ければ、少なくとも、「最悪の限界ライン」を割らない、
このような考え方や行動が非常に大切であると思います。
パチンコホールでは、常に「最悪のリスク」を想定して取り組む・・・
この考え方を是非ともマスターして頂きたいです。
では、ありがとうございました。