波グラフ攻略の落とし穴
こんばんは。
今回は、波グラフ(出玉推移グラフ)の分析方法についてのご質問です。
Q.コウさん、こんにちは。波グラフを参考に当たりを狙いたいのですが、回収台に見える台は絶対に打たないべきでしょうか?
他のサイトに波グラフの講釈をしているのがありまして、そこには回収台は100%お客さんが損をするので打つべきではないと書いてありました。
僕はその話は疑問に思います。実際に1300回転の台が1000円で当たって15連チャンしたこともありました。100%お客さんが損をするという話は間違っていると思います。コウさんはどのようにお考えですか?
A.こんばんは。遅くなりましてすみません。
下記の波グラフは実際のホールデータです。私が通うホールです。
先ず、100%という言葉・・・ 私達でさえ使えません。
使えるわけがありません。
パチンコの攻略技術で100%という単語は存在できないと思います。
使えるとすれば、ホールシステムを創造した人達か・・・ 詐欺師ですね(笑)
それが商売目的のサイトであればお気をつけ下さい。
私にはどこのサイトのお話かわかりませんが、
その言葉を聞いただけで内容がわかります。
では、参考資料の波グラフです。
どの波グラフも、通算で約1000回転以上の回収をしていたと推測できます。
全ての波グラフの状態が今回の事例に適合しているかは自信がありませんが、
ハマリ台が何らかのタイミングで一転して放出している証拠資料です。
お客さんが負けている波グラフの状態はありません。
あえて一番左下の波グラフも掲載しましたが、
これでも別に、お客さんは極度なマイナス収支ではないと思います。
「ハマリ台=100%お客さんが損をする」 これは完全な間違いです。
場合によっては、前述のハマリ台しか当たらないこともあります。
「各台の優先的な順番の要素」です。
逆に、前日までは放出周期であったと判断できる台を喜んで打っていたら、
何と、2000回転まで回収した、という事例もあります。
補足説明ですが、株式などでの専門用語に、
「ダブルトップ」や「ダブルボトム」という波形の状態を示唆する言葉があります。
これがパチンコの波グラフ攻略に通用すると・・・
今回は、厳しく書きますが、
その程度のノウハウでパチンコで勝てますか? 通用しますか?
私は、そう問いかけたいです。
パチンコはそんなに甘くはありません。
「ダブルトップ」や「ダブルボトム」が適合しない事例など、山のように存在します。
中途半端で結局は勝てない波グラフ攻略情報を販売する個人や組織が増えること、
それはパチンコ業界にとっては都合がいいことのように思えます。
以前の記事でも書きましたように、
パチンコ完全確率論が通用するのであれば、
全国にコンビニ並の「釘の専門塾」が営業をしていても不思議ではありません。
通信講座に「釘の読み方」の会社がありましたが、今では見かけません。
「釘」でパチンコが勝てるようになれば、そうした商売が繁盛すると思います。
それと同じように、波グラフ攻略でパチンコに常勝できるなら、
研究する人達も増え、それに比例し情報の販売をする会社が増えるはずです。
パチンコホールに波グラフを閲覧できるデータロボが登場し、
少なくても10年以上は経過していると思います。
さて、波グラフ攻略で第一人者となった人物が存在するでしょうか?
パチンコホールが波グラフを公開している根拠・・・
波グラフだけでは勝てないと自信があるからと、私は思います。
そこに、あたかも攻略できるような要素を介入することで、
蜃気楼のような攻略手段に陶酔する顧客を獲得してきたと・・・
残念ながらこれが真実であると、私は考えております。
それは、「釘」の話も同じです。
パチンコホールは大多数のお客さんに勝ってもらっては困ります。
そのパチンコホールがデータロボを経費をかけて公開する理由・・・
私は波グラフ攻略を否定しません。
しかし、中途半端な情報では勝つことができないと言及したいと思います。
では、ありがとうございました。