パチンコ攻略での詐欺商法の見抜き方
おはようございます。
新規の読者の方々などから多数のお問い合わせを頂いております。
その何割かはパチンコ攻略の情報の信憑性についてです。
「今度、○○打法を購入しようかと検討中ですが、
コウさんはこの情報について何か知っていますか?」
「ホールコンピューターの○○攻略という情報があります。
もし、コウさんが中身を知っているなら、効果があるか教えて下さい。」
私も過去に福岡や東京の会社(組織)に騙されたことがありますので、その被害に対する憤りなどは身に染みて共感できます。それと同時に私も詐欺商法であるとレッテルを貼られないように、これまでも慎重に情報元としての組織化を進めてきました。
先ず、確実に言えることは合法の範囲で100%勝てる方法はありません。
ですから、その段階で誇大広告や過大表現をしているような個人や組織は、既に悪質商法や振り込め詐欺と考えられた 方がいいかもしれません。又、厄介なのは最近の悪質商法の手口として、「ホルコン」「ホールコン」、「ホールコンピューター」などと名前を偽称している内 容が増えてきたことです。
その手口の一部をご紹介します。ある法律事務所に寄せられたご相談を参考にしました。
サイトやブログなどで、「誰でもできる簡単な手順」「確実に○○万円儲かる」「月○○万円稼いだノウハウ」「手順なしでも当たる」「プロのコンサルタントが教える」など金銭欲を煽る内容の広告をしている。
又、「無料の攻略情報」を餌にすることが多いのでメールマガジンなどの登録を勧誘することが多い。サイトやブログの様々な場所に、メールマガジンや販売広告ページのリンクが張り巡らされている。
このポスター・・・ ホールのトイレに貼ってありました。
この写真の下に、「ホルコン攻略などは通用しません!」・・・ みたいな。
「えっ!普通に通用してるんだけど」っていつも思いますねw
直感の要素も必要ですが、
そうした悪質商法や詐欺の勧誘には一定の法則みたいなものがあります。
「この情報を購入すれば、あなたはパチンコが勝てるようになりますから、
ぜひ、お試し下さい!」
普通はありえない話ですが、せめてこのような気持ちで研究して欲しいです。
しかし、悪質商法や詐欺の勧誘の場合は・・・
「買え!!!」「買え!!!」「買え!!!」「買え!!!」「買え!!!」
販売や勧誘ページ、広告などをジッと見ていると、その底辺にあるものが見えてきます。
皆さんも良く観察されて下さい。広告をしている本人の考え方が見えてきます。
例えば、説明ページか何かのリンクをちらつかせながら、
「ほら、私はこれだけパチンコに詳しい。何でも知っている。」
「だから、買え!!!」・・・ みたいな表現です。
良く見かけるのは「現金の札束」を写真に撮って掲載する方法です。
或いは、研究室みたいな風景の写真を掲載して、
本当に何かのアルゴリズムでも研究しているように見せかけます。
結局は、「買ってくれ!!!」「オレを金持ちにさせてくれ!!!」・・・ になります。
それから広告やアフェリエイトが多いことも特徴です。
パチンコ詐欺以外の話にも当てはまりますが、基本的にその人達にはおそらく責任感はありません。人を騙し
て金儲けしても罪悪感がないのだと思います。一生、そうした生き方ではないかもしれませんが、悪質な販売活動をしている期間は罪人だと思います。警察に捕
まらなくても罪は罪です。
私も若い頃にセット打法を購入したことがあるのですが、偶然にも1000円くらいで当たってしまったことがありまして、その会社にお礼の電話をしたことを覚えています。パチンコホールの駐車場で携帯から電話していまして・・・
私 「凄くないですか?1000円で当たりました。
しかも、手順が完了していないのに当たるとは?」
詐欺の相手 「そうなんです。当社の攻略はセットが完了しなくても当たります!」
私 「・・・ こりゃ、詐欺だった・・・ しまった・・・」
セットが完了しなくて当たるのであれば手順など必要がありません。
効果がないといっているのと同義です。
それを張り切って説明した人の人間性を疑いました。
それで、まぁ、何回か検証してみてもいいかなと・・・
やっぱり、当たりません。最初の一回目は偶然だったと自覚しました。
数年前までは記念に残しておこうと思っていたファイル群でしたが、
インチキ攻略集のコレクターになっても意味がないので全て焼き払いました。
個人的にも思い出したくないですので、「約50万円分くらい・・・」と言いますが、
本当はもっと大きな金額を騙し取られていたと思います。
そうそう、私が聞いた話で最も大きな被害額は約600万円だそうです。
それも数回に渡ってインチキ情報を更新しながら購入させていたらしいです。
筋金入りの詐欺師はここまで人を騙して苦しめます。
詐欺に騙されることは自分も被害を受けるだけではなく、
相手にも罪を犯させることになります。どうかお気を付け下さい。
今回は、第一弾ですので具体的な事例は書きませんが、
今後のご要望しだいでは記事にしたいと思います。