よく回るから当たるって考え方、どうなの?
こんにちは。
今回はパチンコの根源的なシステムについて書いてみます。
結論から言えば、私達でも騙される要素があります。例えば、ボーダー理論的な考え方ですが、「回りの状態」についてです。「回転率」、「千円で何回転するか?」みたいな考え方です。コンビニなどに並んでいるパチンコの雑誌にはこの話がよくあります。
ちなみに、私はボーダー理論がパチンコの核心論という意味では否定しますが、実際にボーダー理論で勝っている人は尊敬しております。当地ではボーダー理論で食べて行けません。少なくとも私はムリでした。
当地にもよく回る台はあるのですが、どうしても当たりとは直結しない経験を多くしました。特定の機種のイベントでも全体的に良く回るときがあります。それでも当たり回数の平均値がイベント以外の日と変わらないことが多かったです。「回るだけ?」・・・ みたいなこともウンザリするくらいに経験しました。
「よく回るからお客さんが騙されていつまでも打ってしまう」
「回りが悪い台よりは回る台の方がいい感じがする」
「実際に、当たりが近い台の特徴として、よく回り始めるということがある」
関係がなさそうな話ですが、ここで私がフォーラムに書いた記事をご紹介します。
あ~ その前にコケちゃんがスレッドを立ててくれたのでそれから転載します。
それは、50%でもいいわけですね。そうすることでお客さんが射幸心を煽られて粘って打つようになります。
あ、そうそう、どこのホールか忘れましたが見たことがあります。魚(私は海系は全部、魚で統一してます。)のシマの壁?みたいな場所に、「この出目がきたら熱いですよ!」みたいな写真が貼ってありました。その隣にセグ情報も張ってあったと思います。「それを貼るのかよ?」とも思いました(笑)お客さんを舐めているとしか思えません。
パチンコホールが言っていることは信じたくない私ですが、コケちゃんが言うように出目の法則性はあってもいいと思います。例えば、今から当たる台の前兆として、当たる1~2回転前に中途半端なスーパーリーチ(もしかしたら当たるかも程度)が発生して、その後に信頼度が高いリーチがきて当たる・・・みたいな。その一段階目の中途半端なスーパーリーチの代わりに特殊な出目が発生しても不思議ではないと思います。
回りくどい説明ですが、下記のような現象を良く見かけます。
<当たりが近い台の前兆>
①中途半端なスーパーリーチが突然と発生する。今まで出なかったような雰囲気が違うリーチの場合が多い。例えば、擬似連がある機種であればいつもは1~2回までで終わっていたのに、突然と3回以上の擬似連が発生したりする。
②それから約5回転以内に信頼度が高いリーチが発生して当たる。
①~②の流れ・・・と言いますか、セットみたいな感じですね。これが面白いのはこうした現象で当たる場合には激アツ反応でないことが多いです。私の経験では本当に当たる割合が多いです。皆さんがイラっとされる激アツ反応の場合は、それらのリーチが突然と発生することが多いと思います。単独犯みたいな。
簡単な話、当たる直前になると内部モードが変化しますので、それまでとは抽選されるリーチが変わるだけの話かもしれませんが、皆さんも何となく体感的に感じておられるのではないかと思います。又、①の中途半端なスーパーリーチが2回くらいきて②に移行することもります。保留が多いときに良くあります。
今回のような観察をしていれば、「当たる激アツ」と「当たらない激アツ」が何となくでもわかるようになります。当たらない激アツは・・・何とも嘘臭いですね。
以上です。
つまり、「回りの良し悪し」についても、「出目の法則性」についても、メーカーの立場であればお客さんを騙したいのは同じ理屈であると思います。
50%でもいいという話ですね。そうすることでお客さんが射幸心を煽られて粘って打つようになります。
当たりが近いときにも、逆に当たりが遠いときにも、同じくらいの比率で回りのコントロールをしていたと考えたら、極めて効率よくお客さんを騙せることになります。又、出目攻略も似たような話です。
回転率の場合は、メチャクチャによく回って1000円くらいで当たることもあれば、同じくらいによく回っても1000回転もハマルことがあります。これが原因で多くのパチンコユーザーが騙されています。怖い話です。ボーダープロの方々でも白黒の決着が出ない話だと思います。
例えば、下の写真は「CR石川さゆり~あなたのために歌います~」ですが、当日も含め4日連続で当たり0回です。回転数はそこそこ打ってあります。確率は303分の1くらいの機種です。ミドルスペックですね。
実は前日にもこの台をマークしてまして、3日も当たってないのでそろそろ吹くかな・・・ と見ておりました。そう思っていたら他のお客さんも同じ理由で狙っていたようで、私が眺めているのを察知してタバコを放り込みました。瞬間的にイラっとしましたが、「まぁ、様子を見よう」と、他の台を打ちながら観察を続けました。
・・・ アホみたいにメチャクチャ回ります!
私が打とうと考えていたときの回転数は300回転くらいでした。その後は隣のシマに行ったので結果は見ていませんでした。それで、昨日、データロボの写真を撮影して・・・ 872回転で0回当たりです。「キャー!打たなくて良かった」と寒気がしました。それで昨日の話です。
「いい加減に今日こそは出るでしょう?」
他の連動台も終わっていたようでかなり当たりそうな臭い?がしますw
・・・ でもまったく回りが良くありません。玉が弾きます。
単発図柄で当たりましたが、さすがにハマリきれなかったようで、
162回転(同じ回転数)で2回も引き戻し、結果的には箱が増えました。
夕方過ぎにクレヨン先生が来られたのでそんな話をしていました。
これ、甘デジの「釣りキチ三平」です。580回転くらいで当てました。
この台もまぁまぁ回っていましたが、「回りムラ」が酷くて嫌気がさしてました。
そこまで酷い台ではなかったようです。
600回転を過ぎたらやばいと思ってましたが当てることには成功しました。
こんな感じでパチンコでの「回りの良し悪し=回転率」については疑問も多いです。
どうしてもパチンコは騙しの要素が強すぎます。
見た目上の外観や雰囲気では察知できない仕組みがあると思います。
私たちは「当たりの発生バランス」や「当たりが生まれる仕組み」について、少なからず解明に成功していますので何とか太刀打ちできますが、一般のパチンコユーザーの皆さんであれば難航されることだと思います。
パチンコは本当に厳しいです。一般の方々でも活用できる総合的なパチンコノウハウの確立、地域性を問わない普遍的な攻略理論の構築、これが私たちの今後の目標です。
では、ありがとうございました。