今年、統一教会の年号は「天一国３年」ですが、実はこの「天一国３年」も2003年以来二回目なのです。知ってました？
＜過去統一教会が制定した年号一覧＞
・1960年天紀元年
・1977年天紀元年
・1993年成約元年
・2001年天一国元年
・2010年天基元年
・2013年天一国元年
2001年に制定した「天一国元年」は2013年以降もずっと続くはずでしたが、七男（亨進）のクーデター？により2008年に「天基元年」に変更されてしまいます。
そして文教祖が他界後、鶴子夫人が実権を握り七男（亨進）を追放したあとの2013年には再び「天一国元年」を制定しますが、この二度目の「天一国元年」は女帝、女メシア体制として出発することになります。
「年号を制する者＝王朝の始祖」という下克上の戦国の世がまさに統一教会内部で繰り広げられているのです。そこには夫婦も親子も関係ないようです。
さて1960年の文教祖の聖婚から毎年発表され続けてきた統一教会の「年頭標語」ですが、今年（2015年）からは年頭「神の日」の発表も無くなり、2020年まで同じ標語が使われるようになったようです。
＜「今日もいいことがある！統一教会員のブログ」より＞
http://true-love-family.at.webry.info/201411/article_25.html
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2015年「統一教会手帳」を入手しました。
内容は2014年版とほぼ同じ。
唯一大きく異なっているのが、「年頭標語」のページ。
毎年空白だったところが、今年はすでに埋まっています。
＜年頭標語 ビジョン2020＞
『創造主、天の父母様に似た、真の愛を実践する天一国の真の主人になろう！』
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この年頭標語は昨年（2014年）に発表したものと同じです。
ということは、2014年に発表した年頭標語を2020年までずっと使い続けると考えられます。
毎年考えることも面倒くさいのか、目新しく目標にして発表する内容もないのかはわかりませんが、確実に鶴子夫人は夫（文鮮明教祖）の業績、足跡、香りを消していこうとしているように見えます。
「お母様とお父様は一体化している」なんていう幻想はもう捨てたほうがいいですよ。
今年の年頭標語はなんだろうと待っている現役信者にとっては、味気ない「神の日」になるかもしれません。
文教祖もそうでしたが、鶴子夫人が重要視するのは信者ではなく「金！￥！＄！」だということを、もうそろそろ現役信者は気付く時期なんだと思いますけどね。
＜日本人の高額献金貢献者と食事会をする鶴子夫人（清平・天正宮）2014年11月30日＞
（「週刊ブリーフィング (2014年12月5日)4：50頃より）
動画：http://vimeo.com/113695105
高額の献金ができない貧乏末端信者は永遠に、お母様との食事会に招待されることはないでしょう。
貧乏信者に残るのは献金のために教会から強制的にさせられた「借金」と、返済不可能による自己破産かもしれません。
自称「人類の真の母」は2014年12月1日の訓読会では信者に対して
『皆さんは祝福を受けた人たちです。そして幸せな人たちです。
そしてすべての面で備わっている富者（金持ち）です。
間違いなく富者（金持ち）です。
お金でいう富者（金持ち）ではなく、精神世界、心情、真の愛の富者（金持ち）なのです。』
（天正宮訓読会でのお母様のみ言葉 2014年12月1日）
物質や金銭ではない精神的な心の豊かなことが重要であるかのようにいいつつ一方では、その前2014年11月30日に行われた日本人高額献金貢献者との食事会では、統一教会に対して多くの献金をした信者に対して「世界貢献忠孝家」と下賜して、篤志家信者のヨイショに余念がありません。
また高額献金をしてもらう必要がありますから・・・。
そして日本人高額献金貢献者に対して「皆さんはすべて孝子、忠臣」だというのです。
お金で人を評価しているのは他でもない「自称・人類の真の母」なのです。
献金しなければ「精誠（お金）と責任を果たしていない」といい、高額献金すれば表彰すると言うのです。
親というのは、子供には自分より楽な道、幸せな道を行ってほしいと願うのが、親の心ではないでしょうか。
決して親は、親である自分に金を持ってくる（貢ぐ）子供だけが「孝行息子・娘」だとは思わないはずです。
しかし「自称・人類の真の母」は違うようです。
しかしこれがまさに韓国の「孝行観」なのです。
鶴子夫人は韓国人なので下記のような「孝行観」になるわけです。
日本人の「孝行観」とはかなり違うことがわかると思います。
『皆さんをすべて孝子、忠臣の隊列に立ててあげようと私が言いました。
楽な立場では孝子が現れる事が出来ません。
父母（親）が苦労しているのに、楽な立場にいる息子が「私は孝行息子だ」と言えば、誰が認めてくれますか？
父母様が苦労しているのに、涙を流していらっしゃるのに、忠臣など話にもなりません。
今現在の皆さんの立場は（※教会に高額献金をしたので）皆さんの一生一代において最高の年です。
（※教会に高額献金をしたので）最高の立場です。
（※教会に高額献金をしたので）主人の立場です。
（※教会に高額献金をしたので）名門家になることができる立場です。
同じ条件を父母様が与えて下さったのに、その責任（※献金をすること）を果たす、果たさないは皆さん次第です。』
（日本人世界貢献忠孝家午餐集会 2014年11月30日 天正宮）
日本人は鶴子夫人や統一教会幹部にとってただの金づるなんですけどね・・・。
（参照：【日本は金づる】新天聖経2冊の値段は日本140万円、韓国1万6千円、米国1万6千円なり）
そんな子供（信者）に金の無心をする親だから、「お母様（聖霊）に逆らうととんでもないことになる。真の母に従わないと生き残ることができない」と脅せるわけですよ。
私はこんな親は尊敬できませんし、いりません。
『真の父母様は、以前にも以後にもない独り息子、独り娘です。これ以上はありません。皆さんは分からなければなりません。聖書でもイエス様が語ったでしょう？ イエスに対して言い逆らう者は赦（ゆる）しを受けられるが、聖霊に対して言い逆らえば何だと言いましたか？ 赦しがない（マタイ12章32節）。その言葉はどういう意味ですか？ 真のお母様に従わない人は、本流につながることのできない人であり、生き残ることもできません。そうなれば、二度と救ってくださる人はいないのです。はっきり知ってください。』
（お母様のみ言葉「全国民に真の父母を知らせましょう」 トゥデイズ・ワールド・ジャパン2015年陽暦1月号）
「今年（2015年）から統一教会「年頭標語」の発表も無くなり2020年まで同じ標語を使いまわし？（２）」に続く
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