これは矛盾していますか?していませんか? | ちゃぬの裏韓国日記

ちゃぬの裏韓国日記

カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

■原理講論は統一教会では「八大教材」の一つですが、原理講論の欧米列強のアメリカに対する植民地支配の記述と文教祖のみ言葉の矛盾がみられるのですが・・・・


復帰摂理の観点から見れば、第一次大戦までは、天の側の世界では、植民地を世界的に確保して復帰摂理のための政治と経済の版図を拡大することにより、民主主義の蘇生的な基台を立て、第二次大戦では、民主主義の長成的な基台を世界的に樹立して民主主義の版図を強固にした。第三次大戦によっては、新しい真理により完全なアベル型の人生観を立てて民主世界の完成的な基台を造成しなければならず、この基台の上で全人類を一つの世界へと導いていかなければならないのである。』
(原理講論 メシヤ再降臨準備時代)


原理講論は天福函(430万円)に収められている八大教材として、統一信者にとっては毎日の訓読に欠かせないものであり、その内容は絶対的なものとして受け入れなければならないとしています。(絶対信仰)

さて上記の1966年発行の原理講論には欧米諸国の植民地政策は「天の側=善」と書かれています。

第一次世界大戦以前に植民地政策を行っていたのは欧米のみです。そしてアメリカ大陸発見とともに英国もアメリカを本格的に植民地化しようとします。

その際に原住民(インディアン)をほぼ全滅(虐殺)するのですが、200年に行われた植民地政策も当然「天の側=善の行為」ということのはずなのですが、文教祖は白人のインディアン虐殺をこのように語っています。

『アメリカに行っても、「このアメリカの白人は、泥棒たちだ! レバレンド・ムーンは、そういう者を放っておかない。この者たち!」と、け飛ばすのです。アメリカ式の言葉を借りれば、「インディアンは病気で死んだ」ですって、そんな馬鹿なことがありますか! 何千、何万年の歴史を経て生き残ってきた原住民なのに、四〇〇年以内にみんな亡くなったのが病気のせいだと言うのですか! そんな馬鹿なことはありません。自分たちが殺しておいて、そういう弁解は通じません。そのようにぶっかけるのです。』
(真の自分を探しましょう 1995年1月17日 韓国・水沢里中央研修院)


1966年発行の原理講論には欧米列強諸国の植民地政策は「天の側=善」だったはずなのですが、1995年には白人を批判しています。(ほかにも多数批判発言はありますが)

しかし、以前の発言を見てみると

1975年の発言
『アメリカは、宗教の自由のために、迫害の矢を避けて大西洋を渡って集まった人々がつくった国であり、ピューリタン思想が建国理念として立っているということを知っています。そして神様は、世界の人々をここに集めてきたのです。また、この国に物質的な祝福をしてくださったのです。今後、サタンが下部構造を中心として、経済というものをもって打つ時が来るので、それに対して準備し、アメリカに莫大な経済的物質の祝福をしてあげ、この国とこの民族をいかなる民族よりも豊かに暮らすようにしたのです。キリスト教文化圏を中心として、世界のいかなる国もついてくることができない最大の権限を与えられた国は、アメリカ以外にありません。』
(「環太平洋摂理」より 1972年3月5日のみ言葉)


やはり「神が集めた=天の側」ということで正当化しています。

1984年の発言
『旧教時代に、カトリックの迫害を受けた新教徒たちが大西洋を渡ってきました。皆さんの祖国、皆さんの国の建国理念を見れば、皆さんの先祖は、死を覚悟して大西洋を渡ってきたというのです。それで、この地に上陸して建国する時は、神様が望んだ理想天国、み旨の世界を成し遂げようとしました。そのような建国思想が、今はどのようになったのでしょうか。自由主義になって、創造論を論じないで進化論が正しいとしています。キリスト教文化圏の世界において、教会に対して免許を取り消すという、このような切迫した、最後の断末魔的な現実に置かれていることを皆さんは知らなければなりません。
 皆さんの先祖が大西洋を渡ってくる時の冒険、独立のための戦争で死を覚悟した冒険の道、インディアンと闘った姿のように、様々な冒険の道を断行していくという決意をしなければならない時だと思います。死を覚悟して大西洋を渡り、独立戦争の時は命を捧げて闘いました。神様のために、命を捧げる決意をして進んでいったという事実を知らなければなりません。皆さんの先祖が大西洋を渡る時、ある指導者がいたのではないのです。ただ神様に従ってきたのです。
 また、独立戦争の時、弱い兵士を率いて闘う時も神様に従って闘いました。神様をキャプテンとして侍り、天と共に祈祷し、涙を流して従ってきたという事実を知らなければなりません。

(「環太平洋摂理」より 1984年5月19日のみ言葉)



1991年の発言
『新教徒たちは、ローマ教皇庁から離れて新しい神様の世界を渇望しました。特にイギリスの清教徒、新教活動家たちは、イギリスは新しい神様の世界建設に適合しないと主張し、激しい迫害の中で新世界に向かって出港したのです。
 彼らが発見した新世界がアメリカ大陸です。その当時、多くの新教徒たちがローマ教皇庁から離れていき、清教徒であるピルグリム・ファーザーズがメイフラワー号に乗って、多くの逆境にもめげず、神様に従うことを願いながら大西洋を横断してたどり着いた所がアメリカです。その後、イギリス人、フランス人、あとで敵国になったドイツ人など、ヨーロッパ全域で様々な国の人々がアメリカに集まり始めました。ヨーロッパの多くの人々が大西洋を横断してアメリカに移民してきたのち、インディアンと闘い、西部で領土を拡張していったのです。

(「環太平洋摂理」より 1991年2月17日のみ言葉)



1992年の発言
『新教を起こし、新しい枠組みを中心としてこれを切ってしまい、曲がってしまったとしても新しい芽を中央に立てようとするのです。反対して、すべて捕まえて殺すので、ここから新教が出てくるのです。このようにして、キリスト教のピューリタン(Puritan:清教徒)たちが渡っていって移植したのではないですか。ヨーロッパの新教の熱血分子たちが、すべて大西洋を渡ったのです。ピューリタンは、自分が生きるために行ったのではありません。信仰ゆえに、命を失う覚悟で大西洋を渡ったのです。
 死を覚悟するところにおいて、神様の摂理の焦点が展開されるのです。
新教のためにピューリタンが来て、200年の歴史を経て初めて新教独立国家を編成したのです。これが、アメリカの歴史です。ケネディ大統領までは、大統領の中で旧教の人が一人もいませんでした。1960年代までは、国連機構を中心として左右が一つになる時であり、前後、上下が一つになる時であるがゆえに、それを賦与したのです。』

(「環太平洋摂理」より 1992年4月13日のみ言葉)



文教祖は語る相手によって内容を変えたりします。(いわゆるリップサービス)

白人はインディアンを殺して植民地化してはいけなかったのですか?それともインディアンと戦って勝利することが神の意図で植民地化拡大にあったと解釈すべきなのですか? その時々で発言がコロコロ変わるので解釈しようもありません。


白人は残酷な民族という発言
今日の西洋社会の骨子とは何かといえば、力なのです。西洋社会は狩猟文化なのです。白人たちは、全部北極のほうから来た狩人たちなのです。弱肉強食を好むのです。クリスチャンであるにもかかわらず西洋文明は血を流してきたのです。西欧の人たちは愛を主張する民族であるにもかかわらず、アメリカに上陸してインディアンを全部迫害したのです。そして第一次大戦、第二次大戦を通じて、自主的国家体制を中心に世界的版図を成そうとしてみな失敗したのです。世界万民を中心として和合しなければなりません。いかなる民族をも超越することができなければなりません。
そのような思想観が今日まで西洋にはなかったのです。』

(摂理史的闘争と勝敗 1988年8月20日)



白人はインディアンを5000万虐殺したという発言
『私がアメリカに行き、行くやいなやアメリカを激しく問い詰めたのです。「何、コロンブスがアメリカ大陸を発見したというのか。アメリカの原住民は人ではないというのか。答えなさい、こいつ!」と激しく言ったのです。「あなたたちは、アジア人(インディアン)をすべて殺しておいて、病気でいなくなったというのか。五千万人が虐殺されたと記録されているではないか。それはうそだというのか。それとも、逃げていこうとしたから殺したと言うのか。アジア人は、そこで堂々と暮らしていたのに、正門から堂々と逃げていく人がどこにいるのか。逃げていこうとしていたなら、こそこそ暮らしていたはずではないか」と激しく問い詰めたのです。正門から堂々と逃げていく人がいますか。逃げていく人なら、堂々としていることはできません。』
(正道 2004年6月14日 麗水・清海ガーデン)


アメリカは神が祝福した清教徒が建国した国ではなかったのですか?文鮮明教祖様。




■本当のアメリカの建国メンバー

『ピルグリム・ファーザーの建国神話は事実ではない。メイフラワー号の乗客102人のうち、分離派教徒はわずかに35人にすぎず、あとはヴァージニア植民地でひと旗揚げようとした英国国教会の信徒であった。巡礼父祖(ピルグリム・ファーザーズ)という言葉が使われるようになったのは、メイフラワー号から200年近くたってからである。』
(「終わりのとき」へのサタンの計画)
http://homepage2.nifty.com/elienay/index22.html

インディアン虐殺の元凶「選民思想」を持った一団はプロテスタントの英国国教会でキリスト教異端でその一団がアメリカに新天地を求めたためだそうです。

『英国国教会とフリーメーソンの関係はかなり古くから深いものである。フリーメーソンが英国で広まり、やがてコンノート公をはじめとする王室にまで深く関わっていった背景には、カトリックとは異なり、英国国教会がこの特異な団体を認めた事が大きく影響している。』
http://d.hatena.ne.jp/rainbowring-abe/20060905/1157416743

ちなみに初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントンもフリーメーソンです。
『一七五九年バージニア州支部ロッジで入会。
アメリカ独立戦争の最高司令官にして「建国の父」。一七五三年マスターメーソンになる。一七八〇年アメリカ中のメーソンの議長に昇進。』
http://asyura2.com/sora/bd12/msg/941.html

文教祖いわくきわめて残虐的で弱肉強食的なアメリカ建国者は、フリーメーソンを中心に行われたようです。

でもブッシュもフリーメーソンなんですけど。

この二重構造のダブルスタンダード・・・・あたまぐるぐるです。